空港で預入れ手荷物が出てこない・・・ロストバゲージした場合の対処方法と注意点



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目的地の空港に到着したときは旅行の中でも最もウキウキする場面ですが、そのテンションを一気に地の底に落とすのがロストバゲージ。

これだけで旅行の思いでは良くないものに・・・

しかし、ロストバゲージによるダメージを最小限に抑えることはできます。

今回はロストバゲージが発生した時にやること、およびロストバゲージに対する備えについてお伝えします。

ロストバゲージとは

ロストバゲージ(Lost Baggage)とは空港の搭乗手続き時に預けた荷物が、目的地の空港で受け取るさいに何らかの理由で紛失、または届いていないこと。

目的地の空港に着いたのち、預けた荷物は手荷物受取所(Baggage Claim)のターンテーブルに乗せられて出てきますが、いつまでたっても自分の荷物が出てこない場合があります。

空港の手荷物受取所のターンテーブル

ターンテーブルには何回かに分けて荷物が乗せられますが、10分以上待っても新たな荷物が出てこない場合はロストバゲージしたと考えられます・・・

 

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ロストバゲージしたらやること

ロストバゲージしたと考えられる場合、手荷物受取所の中にあるロストバゲージ対応カウンターに行くか、周りにいる係員に荷物が無いことを伝えます。

この時に荷物を預けた時にもらえる半券が必要となるので、シッカリと保管してください。

半券は搭乗券にテープなどで貼り付けられている場合が多いです

窓口ではロストバゲージに関する書類が渡されるので記入します。だいたい次のような情報が必要です。

・紛失した荷物の特徴
・目的地の滞在場所や日程
・日本の住所
・連絡先

もし複数の国・都市を周遊する場合、それぞれの期間・滞在先を記入します。

書類に記入するとロストバゲージの証明書がもらえるので、無くさないように保管してください。

 

なぜロストバゲージが起こる?

ロストバゲージが発生する原因はおもに次の2つ。

  1. 同じ便の搭乗者が間違えて持っていてしまう
  2. 空港の積み込み時のミス

人気のあるスーツケースの場合、見た目やカラーが同じ場合もありえます。

このため、同じ便の搭乗客が間違えて持っていてしまうケースも・・・

 

最も多い原因は空港での積み込みミス。

基本的には搭乗手続き時にスーツケースに巻かれたタグの情報に基づいて、あなたが乗る飛行機に荷物も積まれますが、読み取れない場合は手作業で振り分けが行われます。

この時に間違えて、間違った飛行機に振り分けられてしまう場合があります。

特に直行便ではなく複数の都市を経由して移動する(=経由便)の場合、それだけミスが発生する確率が高まります。

飛行機に預け入れて荷物を積み込む

また、荷物の数が多すぎる場合は搭乗時間までに間に合わず、荷物が空港に残されたまま飛行機が出発してしまう場合もあります。

 

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ロストバゲージが発生する確率

ロストバゲージが発生する確率は約0.55パーセントと言われています。

1000回飛行機に乗ったら5~6回発生するぐらいの確率ですが、人によってはこれよりも大幅に多い確率でロストバゲージしたり、反対に全く経験がない場合もあります。

発生確率としては、

  • 国内旅行 < 海外旅行
  • 直行便 < 経由便

とされています。

なお、僕は西暦2000年以降で100回以上飛行機に乗っていますが、今のところロストバゲージとなったことはありません。

西暦2000年ごろのロストバゲージ発生率は約2~3パーセントでした

 

ロストバゲージ対策が重要

ロストバゲージの発生は完全に無くすことはできませんが、対策は可能です。

まずは間違って持ち去られないように、しるしを付けておくことが有効。

例えばスカーフを巻いたり、シールを貼ったりする方法があります。

一目で「自分のスーツケースだ!」とわかれば、他の人に持っていかれる確率は大幅に下がります。

また、ネームタグをつけて名前&連絡先を書いておけば、持ち主を特定しやすくなるのでオススメです!

スーツケースに取り付けたネームタグ

 

また、機内に持ち込む手荷物の中に1日分の着替えを入れておけば、もしロストバゲージしてもシャワーを浴びて着替えることができます。

長旅を終えて着替えられない&シャワーを浴びられないのでは、疲れが取れないですよね・・・

 

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まとめ

長旅で疲れているところでロストバゲージしてしまうと心身ともにガックリしますよね・・・

なるべく発生させない、発生しても最低限の備えをしておきましょう!

 

 

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