未来の乗り物というイメージの強いリニアモーターカーですが、上海ではすでに運行しています!
僕も上海に行ったときに乗りましたが、あまりの速さにオドロキました・・・
今回は、浦東国際空港から乗る方法や、乗った時の感想についてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
リニアモーターカーとは
リニアモーターカー(以下リニア)は、磁石の反発力と吸引力を利用して推進力とするリニアモーターを使用した鉄道のこと。
電動モーターを利用した今までの電車と比べて、圧倒的に速いスピードと運行中の静かさが特徴となっています。
どこで乗れる?
2018年時点で日本で運行しているリニアは、愛知県にあるLINIMO(リニモ)のみ。
ただし運行距離は8.9キロメートル&最高速度は時速100キロメートルと、かなり短距離+低速です。
今回紹介する中国のリニアは上海浦東国際空港と上海市内を結んでおり、最高速度はなんと431キロメートル!
日本の新幹線は時速300キロメートルにも満たないぐらいなので、圧倒的に速いです!!
なお、上海のリニアは『上海磁浮』と呼ばれています。
上海でリニアモーターカーに乗る
リニアは上海浦東国際空港と龍陽路駅(龙阳路站)を結んでいます。
空港から龍陽路駅は30キロ離れていますが、たった8分で到着する超スピードです!
僕もリニアに乗ったので、その時の様子を紹介します。
上海浦東国際空港からリニアに乗るには空港2階の1・2番出口、または3・4番出口から連絡通路でリニア乗り場に移動します。
駅に着いたら乗車券を購入します。
チケットは片道なら「単程」、往復なら「往返」を指定してください。
改札を抜けると荷物検査があります。終わったら待合室で出発まで待機してください。
しばらくすると、リニアモーターカーがやってきました!
日本の新幹線や電車と異なり、とても静かです。
荷物を持って車内へ。
車内はこんな感じ。それほど未来感はありません。席は2列並び+3列並びです。
リニアの最高速度は時速431キロメートルですが、1日中この運行しているわけではありません。
最高時速が431キロメートルに達するのは、
- 朝 9:00 ~ 10:45
- 昼15:00 ~ 15:45
のどちらか。しかし、僕が乗車したのは昼12時ごろでしたが時速431キロメートルに達しました!
僕が乗車した2007年は「日中は時速431キロに達する」と書かれていたので、それ以降に変更されたと思われます。
時速431キロでも、乗っているとそれほど早くは感じません。
揺れるわけでも、大きな音が出るわけでもないので新幹線どころか、普通の電車と同じ感じ。
しかし、カーブに差しかかると、遠心力により強烈な『G』を感じます!
スピードをもっとも感じたのは、対向車とすれ違う時。
すれ違ったリニアも431キロ出ていたとすると、その体感スピードはなんと時速860キロメートル!
本当に一瞬で通り過ぎました・・・
乗車して7分20秒で、龍陽路駅に到着しました。
事前予約は必要?
僕は1月上旬に2回乗車しましたが、予約しなくても大丈夫でした。
ただしチケット購入が不安だったり、ほかの観光地と合わせて巡りたい場合は、事前に他の観光地とセットになったチケットを購入すると便利です。
観光を計画
上海を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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まとめ
日本で(高速の)リニアモーターカーが開業するのは2027年。東京~名古屋間のみです。
まだ開業まで時間があるので未来を感じたいなら、いち早く上海で体験しましょう!