僕が岩手県を訪れたら絶対に食べたいと思っていた名物があります。
それは「わんこそば」。
2022年5月に中尊寺を訪れたさい、ようやく食べられることができました!
しかし、わんこそばには盛岡式と平泉式があり、僕が食べた平泉式は想像していたものと少し違いがありました。
今回は平泉わんこそばの特徴、そして実際に訪れた駅前芭蕉館についてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。現在の料金や閉店、移転については最新情報をご確認ください
「平泉わんこそば」と「盛岡わんこそば」の違い
わんこそばは茹でた蕎麦(そば)を一口大に分けてお椀に入れ、食べるごとにお椀に新たな蕎麦が入れられる岩手県の名物料理です。
茹で上げた蕎麦が時間が経つと風味を損なうことを防ぐため、少量ずつお椀に盛る形式になったと言われています。
有名なのは盛岡式。
給仕する人が横に付き、食べ終わるごとに蕎麦をどんどんお椀に入れていきます。
・わんこ(=お椀)で食べることから『わんこそば』と呼ばれています
平泉式は横に給仕する人は付かず、小分けにされた蕎麦が入ったお椀をお盆に並べて一度に提供します。
なお、店によってかけそば1杯分のそばがお椀7杯分だったり、15杯分だったりマチマチです。
平泉わんこそばの人気店「駅前芭蕉館」を訪れました
平泉には平泉式わんこそばを提供する店が多くありますが、僕も平泉を訪れたさいに「駅前芭蕉館」でわんこそばを食べました。
今回はその時の様子を紹介します。
駅前芭蕉館の場所、店内について
店はJR平泉駅のすぐ目の前。駅を出て右手にあります。
店内は広く、僕が訪れた時はテーブルは8卓&座敷席は10卓前後あったと思います。
平泉式わんこそばを注文
注文したのはわんこそば。僕が訪れたときは2,000円(税込)でした。
蕎麦24杯分と薬味がセットになって提供されます。
薬味はネギや海苔、かつおぶしなど5種類。漬物や山菜も付いていました。
わんこそばを食べる前は「ショー的な要素がメインで、味はイマイチなのでは?」と心配でしたが、とても美味しかったです。
なお、12杯分(=お盆1枚分)はおかわり無料だったので注文しました。
僕はそれほど大食いではありませんが、これでだいたい腹8分目ぐらいになりました。
時間がかかるのが難点
駅前芭蕉館を訪れるときは時間に余裕を持って訪れてください。
僕も訪れた時は想像以上に時間がかかって、そのあとの予定を大幅に変更せざるを得ませんでした・・・
まず入店までに時間がかかります。
訪れた時は4組待ちだったので早く入店できると思っていましたが、結局入店できたのは90分後。
そして席に着いて注文してから実際に料理(わんこそば)が提供されるまで30分待ちました。
近くに座っていた老夫婦は1時間ぐらい待たされており、どんどん表情が曇っていました・・・
おかわりをお願いした蕎麦もなかなか来ず、本当ならもう一回お代わりしたかったのですが、平泉を訪れた最大の目的でもある中尊寺を見られなくなるので諦めました。
近くに「芭蕉館」があるので間違わないように
駅前芭蕉館のすぐ近くには「芭蕉館」という店舗もあります。
支店ではなく別系列となるようですがメニューなどの構成もとても似ているため、こだわりがなければどちらでも問題ありません。
ただし営業時間は「駅前芭蕉館」は18時まで「芭蕉館」は15時までと違いがあるので、中尊寺観光を先にするときは「駅前芭蕉館」のほうが使い勝手が良さそうです。
↓以下の店舗情報は駅前芭蕉館のものです。
店舗情報 公式サイト
住所 :岩手県西磐井郡平泉町平泉泉屋82
定休日 :不定休
営業時間:朝10:00 ~ 夜18:00
中尊寺も近いです
黄金に輝く金色堂のある中尊寺までは約1.5km。
近くに中尊寺入口までのバス亭もあるので立ち寄るのにもピッタリです。
中尊寺についての詳しい説明についてはこちらをご覧ください。
まとめ
盛岡式のわんこそばだと急かされているようでゆっくり味わえない方も多いと思いますが、平泉式であれば自分のペースでゆっくりと楽しめます。
入店まで&料理提供までに時間がかかりがちなので、時間に余裕をもって訪れましょう!