美食の都スペイン・バルセロナはパエリアなどの、おいしい料理がたくさん!
世界的観光地だけあって、おいしいレストランも多いですが、そうではない所も・・・
今回はバルセロナを訪れた時に訪れた、味とコストパフォーマンスに優れたレストランと、逆にここは避けた方が・・・というレストランについてお伝えします。
※現在の料金や閉店、移転については公式サイト等で最新情報をご確認ください
おすすめレストラン
スペイン・バルセロナで、僕がオススメするのは次の3店です。
セルべセリア・カタラナ(Cerveceria Catalana)
セルべセリア・カタラナはガイドブックにも載っていることが多い有名店です。
2人で3品+飲み物を注文しましたが、どれもおいしくて安い!!
合計37.1ユーロでした。
特にトマトペーストを刷り込んだパン(plato pan tomate)が、カリッとしておいしかったです。
そのほか、ホタルイカのフリット(Chipirones furitos)とカタクチイワシの酢漬け(boqueron vinagre)、海老の丸焼き(Brochetas de langostinos)も注文しましたが、どれもおいしい!
飲み物も多くの種類があります。
サングリアはグラス単位での注文は不可で、ピッチャー単位で注文する必要があるので、お酒に弱い人は注意してください。
お店は最寄りの地下鉄駅から少し離れており、約5~10分歩く必要があります。
店内はとても広いですが、すぐに満員になるので、できるだけ開店直後に訪れることをオススメします。
また、市内に系列店を多く持っています。
僕は系列店のうち、ビニタス(Vinitus)にも訪れましたがセルべセリア・カタラナと同じぐらい美味しかったです!
系列店のほうがやや空いていることが多いので、近ければそちらもオススメです。
店舗情報 公式サイト
住所 :Carrer de Mallorca, 236, 08008 Barcelona, Spain
定休日 :なし
営業時間:土・日曜8:00 ~ 翌1:30 / 月~金曜9:00 ~ 翌1:30
クチコミ:トリップアドバイザー
ラス・キンザ・ニッツ(Les Quinze Nits)
バルセロナ滞在中「いろいろなパエリアを食べてみよう!」と思い、調べた結果この店を発見しました。
名物はイカ墨パエリア(arroz negro)。
まずはご覧ください。
・・・見た目は真っ黒でおいしくなさそうですよね。しかし、食べると濃厚なうま味を感じられて非常においしかったです!
横に添えられたアリオリソース(ニンニクの入ったスペイン風マヨネーズ)と合わせて食べるとさらにおいしさアップ。
なお、中にはイカの身が入っています。
普通のシーフードパエリアも扱っているようですが、こちらの評判はそれなりといったところ。
席の周りを見回してもイカ墨パエリアを注文している人が多かったです。注文してから提供までに30分ほどかかるので、他の料理を食べながらゆっくりと待ちましょう。
店は旧市街地区のレイアール広場に面しています。レイアール広場はガウディが設計したことで知られる街灯が有名です。
店内は広く席数も多いですが、とても混みます。ツアーでの利用も多いようなので、なるべく開店直後に訪れた方が良いです。
料金はパエリア2人前、カツオのたたき+食前酒で40ユーロほどでした。
店舗情報 公式サイト
住所 :Placa Reial, 6, 08002 Barcelona, Spain
定休日 :なし
営業時間:昼12:00 ~ 夜22:45
クチコミ:トリップアドバイザー
バルディニ(Bardeni)
泊まっていたホテルの近くにあり、評判の良い店をTripAdvisor(トリップアドバイザー)で探して見つけました。
バルディニは肉料理が有名。
シェフも有名な人らしく、店の外に『ミシュラン2018』のシールが貼ってあったので、もしかしたら登録されたのかもしれません。
店内もオシャレ。
壁には大きくと牛の絵が描かれています。やっぱり牛肉がイチオシのようです。
さらに壁に直接メニューが書かれています。※紙のメニューも用意されています
さて料理ですが、まずは温泉卵+蒸しタコ+ジャガイモのジュレをまぜた料理。注文した時に「日本人が良く注文する」と言っていました。
人気だけあってとても美味しい!特にジャガイモのジュレが温泉卵と良く合います。
評判の良い肉料理は、牛肉のタルタルとシャロレー牛のステーキを注文しました。
まずは牛肉のタルタル。
注文時に香辛料(?)を加えるか確認されました。
僕は加えるようにお願いしましたが、生肉のクサみが全くなく、とてもおいしく頂けました。
日本では近年、生の牛肉が食べずらい環境。あまり食べる機会がありませんでしたが、久しぶりに食べたこともあり、とてもおいしく感じました。
そしてシャロレー牛のステーキ。
焼き具合は聞かれませんでしたが、レアで提供されました。僕はいつもミディアムレアで注文しますが、レアでもめちゃくちゃオイシイです!
ステーキの上にパラパラと掛けられた岩塩と良く合います。
またカレー風味のソースも横に添えられており、それにつけて食べるとそれまでとは違ったおいしさに。
他に食前酒 x 2、カタルーニャ風プリン(crema catalana) x 2、エスプレッソコーヒー(cafe solo) x 2を注文、合計59.45ユーロでした。
なお、このお店は日本人が良く訪れるらしく、日本語のメニューが用意されています。
また、壁にはドラゴンボールの孫悟空と亀仙人と思われる絵が・・・
開店と同時に入ったのですぐに座れましたが出る時は数人待っていたので、なるべく開店直後の来店がオススメです。
店舗情報 公式サイト
住所 :Valencia 454, 08013 Barcelona, Spain
定休日 :日曜、月曜
営業時間:昼13:30 ~ 15:15 夜20:30 ~ 22:15
クチコミ:トリップアドバイザー
スペイン・バルセロナでの食事
スペインでの食事については、こちらをご覧ください。
また、グラナダではこちらのレストランがオススメです!
おすすめできないレストラン
おすすめのレストランもあれば、反対におすすめできないレストランも・・・
日本でも同じですが、観光地の目の前にあるレストランは何もしなくても人が集まってくるので、味がイマイチな事が多いです。
また、ランブラス通りやグラシア通り沿いにあるレストランは、コスパがあまり良くないと言われています。
ピカソ (Picasso)
目的の店があったのですが、残念ながら定休日でした。
しかたないので、近くにある&それなりにお客の入っていたピカソに入りました。レストランの目の前はサグラダ・ファミリアです。
料理の味はファミレス的ですが、可もなく不可もなく。
しかしバルセロナ滞在中に利用した他の店と比較すると、圧倒的コストパフォーマンスの悪さを感じました。
この店の最大の問題点は、ドリンク類の値段。
席および周辺に飲み物のメニューが無かったので適当に頼みましたが、ビールが1杯10ユーロ前後(正確な料金は忘れました・・)でした。
中ジョッキ程度の大きさですが、それでも日本円で1,400円は高い・・・
席や周辺にドリンクメニューが全然置かれていない事から「わからない観光客をだましてやろう」という気持ちが感じられます。
バルセロナでは、多くのレストランで食べました。
だいたい2人で3~4品+飲み物を注文しましたが、総額はこの店が高い部類であり、かつ、味は最もおいしくありませんでした。
サグラダ・ファミリアを見ながら食事できるという利点はありますが、周りに他の店もあるので、この店は避けるのが得策です!
まとめ
バルセロナはおいしいレストランも多いですが、味と値段が合っていない所も多い印象。
トリップアドバイザーなどで評判を確認し、おいしいお店に巡り合う可能性を高めましょう!