スペインは、ガウディ建築をはじめとした奇抜な建物がいっぱい!
そのほかの見どころやアクティビティ、食べ物など挙げだしたらキリがありません。
今回はスペインを観光する前に、知っておきたい情報を紹介します。
【追 記】
2018/02/24 『グラナダのホテル』、『スペインのホテル』を追記
基本情報
正式名称 スペイン王国(Kingdom of Spain)
首都 マドリッド
国番号 34
通貨単位 ユーロ(セント)
チップ 要
言語 スペイン語 / カタルーニャ語 / ガリシア語 / バスク語
電圧 220V
周波数 50Hz
日本との時差 -7時間
サマータイム あり(3月最終日曜AM2時~10月最終日曜AM3時)
国旗
通称『血と金の旗』と呼ばれています。
一説には黄色は帝国、赤色は国を守るために流された血を意味すると言われています。
ビザの要/不要
観光目的の入国、かつ90日以内の滞在であれば不要です。
バルセロナ(Barcelona)について
都市の概要
バルセロナの街はカタルーニャ広場が中心。
カタルーニャ広場の北西から南東に向かって延びるのが、グラシア通りとランブラス通り。パリでいえばシャンゼリゼ通りに該当します。もちろん、レストランやハイブランドのショップがいっぱいです。
カタルーニャ広場に面した場所に大型デパートもあり、このあたりに来れば買い物や食事に困ることはありません。
バルセロナの街は、京都のように碁盤の目状になっている箇所が多いです。ただし建物の形は真四角ではなく角が落ちた八角形がほとんど。
横断歩道も建物の形に合わせて、少しずつ内側に設置されています。
直進したい場合でも、横断歩道を渡るつど10メートルほど内側に移動する必要があるので地味に面倒・・・
下記の赤い線の部分が横断歩道です。
とても面倒ですが、安全のため横断歩道を渡るようにしましょう。
カテドラル付近の旧市街地区は碁盤の目状ではなく、細い道が入り組んだ作りとなっています。
現在地を見失っても良いように、Google Mapをオフラインで利用できるようにバルセロナの地図データの事前ダウンロードがおすすめです。
おもな観光地
バルセロナの街は、奇抜な建築物の宝庫。
なかでも、ガウディが設計したサグラダ・ファミリアやグエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョが特に有名です。そのほかにも街中にはガウディが設計したさまざまな建物や街灯、家具にあふれています。
また、ガウディに講義を行ったこともあるモンタネール(Montaner)が設計したカタルーニャ音楽堂やサン・パウ病院なども世界遺産に登録されています。
日本からバルセロナの移動
日本からバルセロナ中心部に移動する方法は次の通りです。
1.日本からバルセロナへ移動(飛行機)
出発地や乗り継ぎの有無にもよりますが、約14~18時間かかります。
2.空港からの移動
エル・プラット空港からバルセロナ市内への移動する方法は、バスや鉄道などいろいろな方法があります。
それぞれの方法の詳細と、おすすめの方法はこちらをご覧ください。
グラナダ(Granada)について
都市の概要
街はカテドラルを中心にコンパクトにまとまっており、おもな見どころは車で10分もあれば行くことができます。
町はずれにあるサン・ニコラス展望台からはアルハンブラ宮殿が一望!
昼間も良いですが、夜が特におすすめです。ライトアップされたアルハンブラ宮殿の赤茶けた姿がとても美しいですよ。
おもな観光地
グラナダといえば、やっぱりアルハンブラ宮殿。
もともとは城塞として作られましたが、その後歴代の王の居城として使われていました。
街の中心部にはカテドラルがあります。
16世紀初頭に建設が開始され、ゴシック様式やルネッサンス様式、プラレテスコ様式などさまざまな建築様式が混じりあった聖堂です。
日本からグラナダの移動
日本からグラナダ中心部に移動する方法は次の通りです。
1.日本からバルセロナorマドリードへ移動(飛行機)
出発地や乗り継ぎの有無にもよりますが、約15~20時間かかります。
2.バルセロナorマドリードからグラナダへ移動(飛行機or鉄道)
バルセロナ経由の場合は飛行機が一般的。本数も多く1時間半程度で到着します。鉄道での移動も可能ですが、7時間半~12時間かかるので時間に余裕がある方向け。
マドリード経由の場合、それほど距離が離れていないので鉄道がおすすめ。4時間程度で到着できます。
3.空港からの移動
フェデリコ・ガルシア・ロルカ・グラナダ・ハエン空港から市内中心部へ移動するにはバスやタクシーなどの方法があります。
それぞれの方法の詳細と、おすすめの方法はこちらをご覧ください。
グラナダで泊まる
カテドラル周辺のヌエバ広場やイサベル・ラ・カトリカ広場周辺にはレストランやお店が多いので、宿泊するならこの周辺がおすすめです。
また、ホテルによっては夜間施錠されるため、外出した場合は呼び鈴で呼び出さないといけない場合があります。
フラメンコ見物などで夜遅くに外出する場合は注意してください。
スペインの食事
スペインは他の国と比べて、食事の時間が独特。
昼は大体13~15時、夜は20~22時と、他の国と比べて2時間ずつ遅い印象。現地の人は食間に軽く軽食をつまむようです。
全体的な料理の傾向としては、オリーブオイルをたっぷりと使った料理が多いです。アヒージョはもちろん、パエリアも作る時はコップ〇〇杯という量のオリーブオイルを使用しています。
また、スペインではピンチョスとタパスという料理の提供形態があります。
ピンチョスは料理を串にさして1口で食べられるようにしたもので、バルのカウンターなどに置かれています。
タパスは少しの量を皿に盛った料理。もしグラナダのバルで食事する場合、飲み物を注文するとタパスが1品無料で提供されることを覚えておきましょう。
店によって最初の1杯目だけだったり、都度もらえたりさまざまですが、うまく利用できればこれだけで腹いっぱいです。
たとえば、下記のタパスを無料で提供してもらえました。
注意点としては、バーと併設されているレストランでアルコールを注文した場合、こちらから請求しないとタパスがもらえない場合があること。
レストランとしては「これから料理を注文するだろうから出さなくても・・・」という気持ちがあるかもしれませんが、もらう権利はあるので遠慮せずに請求してください。
飲み物の種類も豊富。
一般的なのはセルベッサ(Cerveza)。日本でいうビールです。そのほかワインも種類豊富。
お酒があまり得意ではない人には、赤ワインにオレンジなどのフルーツを加えたサングリア(Sangria)という果実酒が、甘くて口あたりが良く飲みやすいのでおすすめです。
また、赤ワインをコーラで割ったカリモチョ(Kalimotxo / CaLimocho)や、赤ワインを炭酸飲料で割ったティント・デ・ベラーノ(Tinto de Verano)も飲みやすいです。
バルセロナとグラナダのおすすめのレストランは、こちらをご覧ください。
スペインのホテル
スペインには近代的なホテルもありますが、国営のパラドール(Parador)と呼ばれるホテルが人気を集めています。
パラドールは古城や元修道院をホテルとして使用しており、ホテルによって全く異なりますが、どのホテルも優雅さが特徴。
とても人気があるので、予約を検討している方はお早めの予約がおすすめです。
スペインのアクティビティ
フラメンコ鑑賞がおすすめです。
フラメンコは歌と踊り、ギターの演奏が一体となった、アンダルシア地方で生まれた舞踊です。参加した時の流れについては、こちらをご覧ください。
スペインといえば闘牛も有名。ただし、いつ・どこでも見られるわけではありません。
闘牛のシーズンは3~10月です。
また、バルセロナのあるアンダルシア地方では動物愛護の観点から行われなくなりました。
2018年現在、マドリッド周辺では行われていますが、いずれ廃止されるかもしれません。
スペイン観光を計画
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