エジプトを訪れたら、絶対食べたいのがコシャリ。
コシャリは早い・安い・オイシイがそろい、日本で言えば牛丼のような存在です。
エジプトにはコシャリ専門店がいっぱいあり、僕もエジプト滞在中にお世話になりました。
今回はコシャリの作り方から、僕が訪れた店(Abou Tarekなど)についてお伝えします。
※現在の料金や閉店、移転については公式サイト等で最新情報をご確認ください
コシャリとは?
コシャリ(Koshary)はエジプト特有の料理で、国民食といっても過言ではありません。
コシャリは容器に入れられた具材を、まぜそばやビビンバのように混ぜて食べます。
おもな具材は次のとおり。
- ごはん(ロズ)
- 短く切られたスパゲティ(マカロナ)
- 揚げ玉ねぎ(タアレーヤ)
- レンズ豆(アドゥス)、ヒヨコ豆(ホンモス)
作り方は上記の具材を器にいれ、トマトソースをかけて混ぜるのみ!
その後は食べながら、テーブル上に置かれている酢(カル)と辛いソース(シャッタ)を入れて好みの味に調節します。
なお、シャッタはとても辛いので、ちょっとずつ入れましょう!
今回訪れた店
カイロ滞在中に、コシャリを2回食べました。
僕が訪れたのは、ホテル近くにあったエル・コドゥワ(El Kodwa)と、超有名店のアブ・ターレク(Abou Tarek)の2店。それぞれの特徴を紹介します!
エル・コドゥワ(El Kodwa)
宿泊していたカイロのドッキ駅(Dokki)付近にあったお店です。
ただし、あらためて調べてみたところ、僕が訪れた店の場所とは異なる気がするので移転したのかも?
店内は質素ながらも、掃除が行き届いて清潔な感じでした。
メニュー表はこちら。
何が書かれているか、全然わかりません・・・
エジプトでは、英語やアラビア数字表記がない場合があるので、事前にアラビア語の数字だけでも覚えておいた方が良いです。
コシャリはこんな感じ。見た目はイマイチかも?
El Kodwaのコシャリの特徴はソースの豊富さ。
他の店は1種類だけの場合が多いですが、ここでは5種類もあります。
僕は最初だったので、ノーマルのトマトソースを注文。
コシャリを食べるのは初めてでしたが、混ぜることにより、さまざまな味が感じられておいしかったです。
また、大盛りを注文したのですが、途中でテーブルに置かれている酢や辛いソースを混ぜることで最後までおいしく食べられました。
オドロキなのは値段。
僕は大盛を注文しましたが、日本円でなんと100円以下でした!
店舗情報 公式サイト
住所 :3 Kuwait Street, Off El Tahrir Street, Dokki , Cairo
定休日 :土曜・日曜
営業時間:24時間営業
アブ・ターレク(Abou Tarek)
エジプトでナンバーワンのコシャリ店として知られており、いつもにぎわっています。
店の外観はこちら。
建物は3階建てで、自社ビルのようです。コシャリだけで、こんな立派なビルを建てたとはオドロキです。
店内は1~2階は現地人向けで、3階が観光客向けっぽい感じ。3階だけ明らかに装飾にお金がかかっています。
3階に上がると、ポーズを決めたオーナーの肖像画が飾られています。
そのオーナーの名前はアブ・ターレク。
店内に飾られている肖像画といい、自分の名前をそのまま店名にするなんて、かなりの目立ちたがり屋のようです。
ポーズからして、調子に乗るタイプで間違いありません。
コシャリはこちら。豪華な具材が使われているわけではなく、いたって普通でした。
他の店のコシャリと比べて、硬めの触感と米とパスタ、シッカリとした味のトマトソースが特徴となっています。
こちらも料金が安く、大盛で100円以下でした。
この値段で自社ビルを建てるとは、どれだけの数を売り上げたのでしょうか・・・
店舗情報 公式サイト
住所 :Helwan, Al Inshaa WA Al Munirah, El-Sayeda Zainab, Cairo Governorate
定休日 :月曜
営業時間:朝9:00 ~ 夜23:00
クチコミ:トリップアドバイザー
コシャリを食べるときの注意点
コシャリは国民食だけあって、レストランから屋台までさまざまな店で提供されていますが、不衛生な店だとおなかを壊すことも。
観光で訪れるなら、今回紹介した2店のような清潔度が高い店で食べるた方が良いです。
まとめ
両方とも安く、おいしくて満足でしたが、僕の好みで言えばAbou Tarekの方が味がハッキリしていたので好きです。
しかし人によって好きな味は異なるので、ぜひ食べ比べしましょう!