世界遺産・赤の広場とクレムリン観光!見どころと注意点を紹介!!



 

昔はソビエト連邦と呼ばれ、旅行者には行きにくい国の代表でしたが、ロシア連邦になってからは(多少)行きやすくなりました。

モスクワを訪れたら絶対見ておきたいのは赤の広場とクレムリン。ロシアの政治と軍事の中心地でもあります。

今回は赤の広場とクレムリンの見どころと、観光する際の注意点を紹介します。

 追記 
2018/05/10  休館日について追記

基本情報

赤の広場はモスクワの中心地であり、観光客が必ず足を運ぶ場所でもあります。

赤の広場は15世紀ごろ作られ、当時は商人たちが露店を出していました。現在でも露店でおみやげが売られていたり、式典が行わる場所です。

 

クレムリンは”城塞”を意味するロシア語であり、クレムリン自体はロシア各地にあります。

モスクワにあるクレムリンは、その中でも最大。

クレムリンはユーリ・ドルゴルーキーにより、10世紀ごろ建設。当時は木造の城塞でしたが、16世紀ごろに改築され、現在の姿となりました。

現在でもロシアの政治・文化の中心地であり、ロシア連邦大統領府がおかれています。

なお、クレムリンの周囲は城壁により取り囲まれており、全長2235メートルもあります。

ロシア・モスクワのクレムリンを囲む城壁

 

見どころ

クレムリンに入るにはトロイツカヤ塔の下か、ボロヴィツカヤ塔の下にある入口から入ります。下記はトロイツカヤ塔です。

ロシア・モスクワのクレムリンのトロイツカヤ塔

 

トロイツカヤ塔の入口から入って、すぐ右に見えるのがクレムリン大会宮殿

ロシア・モスクワのクレムリンのクレムリン大会宮殿

クレムリン大会宮殿はクレムリン内で最も新しい建物で、1961年に完成しました。そのためかどことなく他の建物と調和がとれていません。

完成当時はソ連共産党大会などに用いられていましたが、現在では国際会議やオペラ・バレエの劇場として使われています。

 

クレムリン大会宮殿の向かいにあるのは兵器庫

ロシア・モスクワのクレムリンの兵器庫

武器庫は有料ですが、兵器庫は共通入場券のみで見ることができます。名前が紛らわしいですね・・・

 

大砲の皇帝は、1586年にアンドレイ・チョホフによって造られたブロンズ製の大砲。口径は890ミリメートルで、造られた当時は世界最大の口径でした。

ロシア・モスクワのクレムリンの大砲の工程

立派な大砲ですが、今まで一度も発射されたことはないようです。

大砲の下に砲弾が置かれていますが、ひとつあたり1トンあります。どうやって大砲に詰めるのでしょうか?

 

鐘の皇帝は1733年ごろに造られた、高さ6.14メートルもの高さの鐘。世界最大の大きさの鐘です。

ロシア・モスクワのクレムリンの鐘の皇帝

残念ながら破損していますが、これは鐘を鋳造中に火災が発生した時に慌てて水をかけてしまったため割れてしまいました。水を掛けてしまった人の安否が気になりますね・・・

鐘の側面には、ロマノフ王朝の面々が描かれています。

 

イワン大帝の鐘楼は1543年に完成しました。

ロシア・モスクワのクレムリンのイワン大帝の鐘楼

高さは81メートルですが、建物が完成した当時はモスクワで最も高い塔でした。

当時の建築技術が未熟だったためではなく、これ以上高いため物を建てることを認められていなかったためです。

 

クレムリンの中心に建つのがウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖)。かつてのロシア帝国の国教大聖堂でもあります。

ロシア・モスクワのクレムリンのウスペンスキー大聖堂

特に入口上部のアーチ部分の飾りが美しいです。

ロシア・モスクワのクレムリンのウスペンスキー大聖堂の入口

 

ブラゴヴェシチェンスキー聖堂(生神女福音大聖堂 / 受胎告知聖堂)は、皇帝の個人礼拝聖堂として使われていました。

ロシア・モスクワのクレムリンのブラゴヴェシチェンスキー聖堂

イタリア人の手によるクレムリン内の他の聖堂と比べると、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂はロシア色が強め。ロシアっぽい建物をみたいなら必見です!

ロシア・モスクワのクレムリンのブラゴヴェシチェンスキー聖堂内部ロシア・モスクワのクレムリンのブラゴヴェシチェンスキー聖堂のシャンデリア

 

パトリア―シェ宮殿もロシア色が強めな建物です。

ロシア・モスクワのクレムリンのパトリア―シェ宮殿

もともと礼拝用に造られましたが、現在はロシアの工芸品を飾る博物館として利用されています。

 

クレムリン全体は台形型で、広さはディズニーランド半分程度です。

ロシア・モスクワのクレムリンの案内板

 

赤の広場周辺の見どころ

”赤”の広場という名前ですが、地面が赤いわけではありません。

ロシア・モスクワの赤の広場

”赤の広場”はロシア語ではクラースナヤ・プローシャチと言いますが、古代スラブ語では”美しい広場”という意味。名前の通り、広場を囲むように多種多様な建築物が建てられており、本当に美しいです。

赤の広場周辺には、昔のロシアの服装をした人がたくさんいます。どことなくスターリンを意識しているような?

ロシア・モスクワの赤の広場付近にいるスターリンに似た人達

 

また、赤の広場に面している建物をいくつか紹介します。

レーニン廟

レーニンとは、1924年に亡くなったロシアの政治家ウラジミール・レーニンのことです。

死後も遺体が永久保存され、現在も大切に安置されています。

ロシア・モスクワのレーニン廟

レーニンの遺体は死後90年以上経過していましたが、かなり保存状態が良かったです。ふいに目を覚ましそうな感じがしました・・・

なお、内部の警備は厳重で写真撮影も禁止されています。

ワシリー寺院(ボクロフスキー聖堂)

ロシアと聞くと、真っ先に思いつく建物かもしれません。

最大の特徴は見た目。

世界中どこを探しても、ロシアでしか見られない奇抜な装飾です。

ロシア・モスクワのワシリー寺院(ポクロフスキー聖堂)

ワシリー寺院は、イワン雷帝によって1560年に建てられた高さ46メートルの寺院です。

設計したのはポストニクとバルマ。イワン雷帝はワシリー寺院の美しさに驚き、こんな美しい建物が2度と作られないように2人の眼をくり抜いてしまったと言われています。

酷すぎますね・・・

国立歴史博物館

国立歴史博物館はロシア屈指の博物館です。

まず外観。赤レンガで造られた重厚な外観が美しいです。

ロシア・モスクワの国立歴史博物館

内装も美しいです。

ロシア・モスクワの国立歴史博物館の天井とシャンデリア

収蔵点数は、なんと450万点。原始時代~ロシア革命ごろまでの歴史が収蔵品と合わせてまとめられています。

展示されているものだけでも相当な数。展示物はたくさんあって紹介しきれませんが、僕が一番気に入ったのはコレ。

ロシア・モスクワの国立歴史博物館の展示物

装飾品をスマイルマーク型に展示しているだけかもしれませんが、ちょっとホッコリします。

カザンの聖母聖堂

カザンの聖母聖堂は、とても小さな建物です。

ロシア・モスクワのカザン聖母聖堂

1612年のポーランド軍の侵攻を防いだことを記念して建てられましたが、その後破壊。現在の聖堂は1993年に再建されたものです。

建物内は撮影禁止ですが、無料で見学できるのがうれしいです。

ヴァスクレセンスキー門

赤の広場の入口に建つ門です。

ロシア・モスクワの赤の広場近くのヴァスクレセンスキー門

もともとは17世紀に建てられましたが、”パレードの邪魔になる”という理不尽な理由でスターリンの命により破壊されました。

現在の門は1995年に再建されたものです。

グム百貨店

グム百貨店はロシア最大級のデパートです。

ソビエト連邦時代のデパートは、明かりが落とされ商品もまばらという印象でしたが、そのイメージが一変しました!

まず内部は開放的でオシャレ。

 ロシア・モスクワのグム百貨店内部

ロシア・モスクワのグム百貨店内部

品ぞろえも良く、有名外資系ブランド店も数多くて日本やヨーロッパ諸国のデパートと比較しても同じぐらい素晴らしかったです。

 

赤の広場&クレムリンの行き方

近くに複数の駅があります。

地下鉄のアレクサンドロフスキー・サート駅ビブリオチェーカ・イーメニ・レーニナ駅ボロヴィツカヤ駅あたりがチケット売り場(トロイツカヤ塔付近)が近いです。

 

入場チケット購入

チケット売り場はクタフィヤ塔のそばと、アレクサンドロフスキー公園に売り場があります。

人気の観光地だけあって、めちゃくちゃ混みます。僕も買い終わるまで一時間かかりました・・・

ロシア・モスクワのクレムリンのチケット売り場

しいて言えば、アレクサンドロフスキー公園近くのチケット売り場の方が空いています

ロシア全体に言えることですが、とにかく英語表記が少ないです。

チケット売り場の案内板もこんな感じ。ロシアNo1の観光地のはずですが、英語表記が見当たりません・・・

ロシア・モスクワのクレムリンのチケット料金

僕が訪れたのは2012年なので、現在は英語表記が増えている可能性もありますが、念のためにガイドブックでどんなプランがあるか調べておくことをオススメします。

なお、クレムリン内部の武器庫とダイヤモンド庫に入場する場合、別途入場券を購入する必要があります。

武器庫の場合は共通入場券を買ったチケット売り場で、ダイヤモンド庫入場券はダイヤモンド庫の入口近くのチケット売り場で購入します。

 


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観光についての注意点

休館日

クレムリンは毎週木曜日が休みです。

赤の広場は休みなしですが、たまに式典で仮設スタンドが設けられる場合があります。

荷物預け入れについて

水やガイドブックが入るぐらいの小さなバッグなら問題ありませんが、大きなバッグ類(スーツケース、リュック、大きなバッグ)は持ち込めません。

大きな荷物は、クタフィヤ塔真下の階段を下りたところにある荷物預り所に預けてください。

服装について

クレムリン内部はとっても広いので、歩きやすいスニーカーがおすすめです。

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ズボンや上着は何でも大丈夫ですが、気を付けたいのは冬。

最低気温が-10℃を下回ることが多いので、ヒートテックやダウンジャケットでシッカリと防寒対策が必要です。

特に耳が寒いので、スッポリと覆えるような帽子があると便利です。

海外旅行ではTPOに合わせた服装を心がけよう
海外旅行での服装は基本的には日本と同じで大丈夫ですが、場合によってはふさわしくない場合もあります。 とくに海外旅行では、いつも以上におしゃれをしたり新しい靴をおろしたりしがちですが、避けた方が良いです。 今回は場面ごとのおすすめの服装と、注意点を紹介します。

トイレについて

クレムリン内部には何カ所かありますが、赤の広場では見かけませんでした。

どうしてもトイレに行きたくなったら、赤の広場に面しているグム百貨店のトイレ利用が便利です。

売店について

赤の広場、または隣接するマネージ広場に、露店のみやげ物店が多く出店しています。

ロシア土産の定番・マトリョーシカを扱っている店もたくさん出店しており、空港や店で買うよりも安めなので、お手頃価格のマトリョーシカを手に入れたい場合はおすすめ。

ミネラルウォーターやジュースを売っている屋台もあります。

 

個人で訪れる or 現地ツアーに参加

モスクワ市内中心部にあり、地下鉄の駅もたくさんあるので個人でも訪れやすいです。

ただし、チケット売り場は混み合っており、ロシア語表記中心なので少し面倒。

なるべく手間なくクレムリン観光したい場合や、内部の説明を聞きたい場合は現地ツアーへの参加がおすすめです。

   赤の広場&クレムリンを訪れるモスクワ発着ツアー

 

世界遺産への登録

1990年に「モスクワのクレムリンと赤の広場」として、世界文化遺産に登録されました。

 

観光のベストシーズン

春から秋にかけて(4~10月)がオススメです。

冬は最低気温が-10℃を下回ることもあるので、観光には不向きです。

・・・ただし、あえて寒い時期に行くのもアリ。

雪をまとったクレムリンは風情がありますよ。

 

観光に必要な日数

モスクワへの往復に1.5日、日帰りで赤の広場&クレムリンに行くとして合計丸2日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低2泊4日必要です。

 


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訪れた時期と注意点

2012年8月に訪れました。

 

 

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