世界遺産「姫路城」の見どころ、アクセス方法や観光するときのポイント

 

僕は日本各地の城を訪れていますが1、2を争うぐらい好きなのが姫路城。

漆喰が美しい外観もステキですが、木造建築で作られた内部も美しいです!

今回は姫路城の見どころ、およびアクセス方法や観光に役立つ情報についてお伝えします。

基本情報

姫路城は兵庫県姫路市にある、連立式天守を持つ城です。

漆喰が美しい外観から別名『白鷺城(しらさぎじょう)』という名前で呼ばれています

姫路城が作られたのは西暦1346年赤松貞範により築城されましたが、当時は小さな城でした。

その後、軍師として知られる黒田官兵衛が城主となったのち、豊臣秀吉に中国政略の拠点として献上されました。

現在の三重の天守は豊臣秀吉の時代に作られました

さらにその後、池田輝政が城主となった時に大改築を行い現在まで続く連立式天守が完成。また、本田忠政が西の丸を造営しました。

 

向かって右側が大天守、左側が小天守。大天守と小天守がつながっているため、『連立式天守』と呼ばれています。

姫路城(小天守と大天守)

 

 



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見どころ

それでは姫路城内、および敷地内の見どころを紹介します。

姫路城 敷地内

菱の門をくぐって右手に見えるのが三国堀

三国堀は外部のどこともつながっていない捨て池で、池田輝政が播磨淡路備前の三国を治めていたことからこの名前が付けられました。

この堀があることにより、敵が攻め込んでも防御力の高い方向に誘導し、敵を一網打尽にできたといわれています。

姫路城の三国堀

三国堀を左手に進むと西の丸というエリアが広がります。

西の丸は本田輝政が造営したエリアで、西方からの攻撃に備えて櫓(やぐら)群が作られました。

西の丸をぐるりと囲む塀には「〇」「△」「□」の穴が開いています。

これは狭間(さま)と呼ばれるもので、穴から敵を矢や鉄砲などで攻撃するために作られ、外側が狭くなっているので相手側の攻撃を防ぐ役割もあります。

姫路城の西の丸にある狭間

また、千姫のための化粧櫓も作られました。

千姫は徳川家康の孫で、NHKの大河ドラマでも知られています

塀の内部には百間廊下という全長240メートルにもおよぶ廊下が続いており、千姫の侍女たちが暮らした約20もの部屋が作られています。

姫路城の西の丸にある百間廊下

三国掘をまっすぐ進んで天守エリアに向かう途中にあるのが将軍坂

姫路城の将軍坂

なお以前から将軍坂と呼ばれたのは意外と最近。時代劇ドラマの「暴れん坊将軍」のロケ地となったことから、この名前で呼ばれるようになりました。

映画『007は二度死ぬ』の撮影でも使われました

ここから道なりに進むと大天守内へと入りますが、鬼瓦にも注目。

姫路城の歴代城主の家紋である「三つ巴」や「七五の桐」などの家紋があり、城主の移り変わりを感じることができます。

姫路城の鬼瓦

順路に沿って天守から出るとお菊井戸と呼ばれる巨大な井戸があります。

姫路城にあるお菊井戸

お菊井戸は怪談の「播州皿屋敷」としても有名。お菊さんが投げ込まれた井戸とされています。

直径は約3メートルと想像以上に大きいのでビックリです・・・

姫路城 大天守

姫路城の大天守は地下1階~地上6階の7層構造。内部はほぼ全て木造です。

1~2階は大広間が広がっており、壁には火縄銃や槍が置かれている武具掛けがあります。

姫路城の城内
姫路城の武具掛け

3階は大天守の大黒柱である2本の心柱(大柱)があります。

高さは約25メートル、直径は1メートル弱ととにかく巨大。東西1本ずつあり、その巨大さに驚かされます。

姫路城の心柱

同じく3階には武者隠しという場所があります。

一見すると正方形の板が張られているだけですが、名前のとおり内部に隠れて敵を攻撃できるスペースです。

姫路城の武者隠し

内部は1~2人程度隠れられるスペースがあります。

姫路城の武者隠し内部

最上階にはなんと神社があります!

この神社は刑部神社(おさかべじんじゃ)と呼ばれています。

「長壁神社」と書く場合もあります

姫路城の大天守にある刑部神社

池田輝政が城主のころ天守が造営されましたが、完成するころ池田輝政が病に倒れました。

この時、病状を回復させる方法が書かれた手紙が届きましたが、そこに書かれていた方法とは「天守内に刑部大神を祀る神社を建てる」というもの。

その通りに天守に刑部神社を建てると病状が回復し、そのまま神社も天守閣に残されました。

また、書院造が美しい内部ですが、窓から見える景色も最高。

しゃちほこを間近で見られるだけではなく、姫路駅まで一望できます!

姫路城の大天守からの眺め

 

たびたび改修されています

姫路城は次のように、時代ごとにたびたび大規模な改修が行われています。

・明治の大修理(1910~1911年実施)
・昭和の大修理(1956~1964年実施)
・平成の修理(2009~2015年実施)

明治の大修理では当時管轄していた陸軍省により、大天守や小天守、櫓(やぐら)や門の改修が行われました。

そして最も大規模な工事が行われたのが昭和の大修理

大天守や小天守、櫓などの解体修理が行われ、同時に傾いていた基礎部分も鉄筋コンクリート製の基礎構造物に置き換えられました。

平成の修理では屋根瓦の葺き直しや壁の塗り替え、耐震補強などが行われ美しい外観を取り戻しました。

姫路城(平成の修理中)

 



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行き方

姫路城へはJR姫路駅から徒歩かバス、タクシーで行きます。

徒歩の場合、姫路駅からだいたい20分かかります。

姫路城は駅からも見えるので迷う心配なし。ひたすらまっすぐ進めばOKです。

姫路駅から見た姫路城

バスは駅前のロータリーから出ており、6~10番路線であれば姫路城を経由しているようです。

所要時間は約5分です

姫路駅前

タクシーも駅前にたくさん停まっているので、3人以上の利用であればかなりお得に利用できます。

 

観光についての注意点

定休日・営業時間について

定休日はありません。また、営業時間は9~16時(閉門は17時)です。

所要時間について

今回紹介した見どころをひととおり見るには、だいたい2時間必要です。

服装について

姫路城の敷地はかなり広いのでスニーカーなどの歩きやすい靴がオススメ。また、城内に入るには靴を脱ぐ必要があるので脱ぎやすい靴を選んでください。

また、冬は城内は屋内であってもかなり冷えます。真冬の屋外で過ごせるぐらいの服装がオススメです。

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トイレについて

城内各所にありますが、大天守にはないので入城するまでに済ませておいてください。

売店・レストランについて

城内ではほとんど見かけませんでしたが、道路を隔てた向かい側にお土産ショップやレストランがありました。

また、姫路駅までの間にも多くの店があるので心配ありません。

 



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世界遺産への登録

1993年に世界遺産(世界文化遺産)に登録されました。

姫路城にある世界遺産の石碑

日本にある世界遺産には珍しく、登録基準1(人類の創造的才能を表現する傑作)が認められています。

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観光のベストシーズン

春から夏にかけてがオススメです。

冬は城内でもかなり冷えます。特に靴を脱いで城内を歩かなければならず、足裏からかなり冷えるので寒さがニガテな方にはおすすめできません・・・

 



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観光を計画

姫路城を訪れる際の航空券・ホテル予約はこちらから可能です。

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