サン・ジュセップ市場(ボケリア)はバルセロナ市民の台所ともいえる場所ですが、観光客にとっても利用価値大!
お土産を購入したり、食事にもオススメの場所です。
今回はサン・ジュセップへの行き方や内部の様子、オススメのお土産などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
基本情報
サン・ジュセップ市場(Mercat de Sant Josep)は、スペイン・バルセロナ最大の市場。
バルセロナ市民には「胃袋」という意味を持つ『ボケリア(La Boqueria)』という愛称で親しまれています。
愛称が有名過ぎて、正式名称(サン・ジュセップ市場)を知らない人も多いそうです。
13世紀初頭に肉の市場として歴史が始まり、そののち野菜や果物・魚の取り扱いが始まり、1836年ごろ鉄の屋根ができて現在に至っています。
市場の中には約200~300店舗が立ち並んでいますが、扱っている食材も多彩。
シーフードや野菜はもちろん、さまざまなものが売られています(後述)。
またバルも充実しており、市場内で食事も楽しめます!
行き方
サン・ジュセップ市場はスペイン・バルセロナの中心部にあります。
最寄りの地下鉄駅は、地下鉄3号線のリセウ駅(Liceu)。駅を出てランブラス通り(La Rambla)を数10メートル北に歩いた場所あります。
Googleマップでは『ブケリア市場』と表示されています(2018年時点)。
サン・ジュセップ市場の入口はこんな感じ。
市場とは思えないぐらいのオシャレさです。
エル・プラット空港からバルセロナ中心部への移動方法は、こちらをご覧ください。
売られているもの
ランブラス通り側の入口から入ると、まずは野菜やフルーツを取り扱う店が多いです。
そして中央部分にあるのは、シーフードを取り扱っている店。
そして、それらを取り囲むように、ハムやスパイス、お菓子などの専門店が立ち並んでいます。
また、エスカルゴやオリーブ、卵などを専門に取り扱っている店もあります。
お土産にはエコバッグ
サンジュセップ市場でのお土産といえば食べ物が中心ですが、市場オリジナルのエコバッグもオススメです!
僕も購入しました。
サイズは36cm x 40cmでマチは無し。布地も薄めなので重いものを入れるのは向いていませんが、ちょっとしたものを入れるには最適です。
エコバッグが売られているのは市場中央付近にある案内所。
壁にエコバッグやエプロンなどが飾られているので見つけやすいです。
僕は3ユーロ(約400円)で購入しました。
食事もできる!
日本の豊洲市場でも食事ができますが、サンジュセップ市場(ボケリア)内でも食べられます!
市場内にバル(Bar)を構えている店もあれば、テイクアウトして食べることも。
バルは市場内に何店舗かありますが、どこもそれほど安くありません。
僕は訪れていませんが、ピノッチョ(Pinotxo)などのバルが有名です。
僕はテイクアウト可能なシーフード店で、茹でたタコと揚げたシーフードを食べました。
2つ合わせて9.5ユーロ(約1,200円)でした。
なお、ボイルしたタコはおいしかったですが、揚げたシーフードは冷めきっていて全然ダメ。
食べるなら、ボイル or 生がオススメです。
また、ジューススタンドでフレッシュフルーツジュースを注文。たしか2ユーロ(約250円)でした。
味もバッチリです!
観光についての注意点
買う店に注意
たとえ同じものであっても、ランブラス通り側の入口に近いほど値段が高いと言われています。
また、ジュースや食べ物もおいしくない場合が多いので、購入する際は奥までひと通り見た後で購入してください。
スリに注意
観光客がたくさんいる場所はスリも多いです。
カバンを体の前でシッカリと持ちましょう!
また、お尻のポケットに財布など重要なものを入れないようにしてください。
比較的すいている時間帯
日中は多くの観光客が訪れます。
とくに観光シーズン(春~秋)の午後は移動ができないほどの混雑に・・・
オススメの時間帯は朝8:00~10:00ごろ。
この時間であれば比較的すいているので、食事もしやすいです。
定休日・営業時間について
定休日は日曜・祝です。
サンジュセップ市場自体の営業時間は朝8:00~夜20:30までやっていますが、店によっては夕方ごろに閉店します。
所要時間について
ひと通りざっと見るだけであれば30分あれば十分です。
市場内で食事をしたり、お土産を探したりする場合は時間に余裕を持たせてください。
服装について
市場にしてはキレイですが、汚れても大丈夫な服装が良いです。
また、内部はかなり広いのでスニーカーなど歩きやすい靴がオススメです。
トイレについて
市場内部にあります。
有料ですが、ちゃんと掃除がなされていて比較的キレイでした。
そのほかの市場
バルセロナ市内には、サンジュセップ市場(ボケリア)以外にも市場があります。
サンタカテリーナ市場(Mercat de Santa Caterina)は、どちらかいえば地元民が利用することが多めです。
市場の建物自体も有名で『現代のガウディ』とも呼ばれている建築家エンリック・ミラージェス(Enric Miralles)が手掛けたことでも知られています。
市場があるのは地下鉄4号線のジャウマ・プリメ駅(Jaume I)から徒歩3分の場所です。
カタルーニャ音楽堂やピカソ美術館からも近いので、ぜひついでに立ち寄りましょう!
個人で訪れる or 現地ツアーに参加する
サンジュセップ市場はバルセロナ中心部にあり、地下鉄の駅からもスグなので個人でも訪れやすいです。
ただし、他の観光地を含めて効率的に巡りたい場合や、日本語ガイドによる買い物の手伝いをして欲しい場合は、現地ツアーへの参加がオススメです。
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観光に便利なアイテム
翻訳機
海外旅行での問題はやっぱり言葉。英語なら何となく理解できても、スペイン語は難しいですよね・・・
ボケリア市場での値切り交渉なども、言葉が理解できた方がスムーズに行いやすいです。
あなたがスペイン語を話せなくても、翻訳できるアイテムがあれば安心。
ポケトークなら世界中の言葉に対応しており、話しかけるだけで的確に翻訳してくれます!
除菌ウェットシート
ボケリア市場で食べ歩きをする場合、手が油などで汚れる可能性が高いです。
トイレに行けば手を洗うことができますが、トイレが近くにない時は面倒・・・
また、テーブルが汚れいてる場合は拭きたいですよね。
そんな場合でもウェットティッシュがあれば安心。菌を限りなく死滅させることができる除菌タイプがオススメです。
世界遺産への登録
サンジュセップ市場(ボケリア)は世界遺産に登録されていません。
観光のベストシーズン
春(4~6月)、および秋(9~10月)あたりが過ごしやすいのでオススメです。
屋根はありますが、壁が無いので冬は少し寒いです。
しかし、防寒対策をシッカリと行えば大丈夫です。
観光に必要な日数
バルセロナへの往復に丸2日、日帰りでサンジュセップ市場に行くとして合計2.5日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低1泊3日必要です。
観光を計画
サンジュセップ市場を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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