イタリア・ミラノの中心部に建つ白い&デッカイ建物といえばドゥオモ。
ミラノは『芸術の都』とも呼ばれますが、その評判通りの美しさ!
今回はドゥオモの見どころと、観光する際の注意点などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
【追 記】
2019/07/05 オーダーメイド旅行について追記
2018/07/26 所要時間について追記
基本情報
ドゥオモ(大聖堂)の正式名称はサンタ・マリア・ナシェンテ教会(Santa Maria Nascente)。
ミラノ領主のビスコンティ家のジャン・ガレアッツォの「サン・ピエトロ大聖堂に匹敵する大聖堂を建てる!」という夢のため1386年に着工。
しかし、すぐには完成せず、1887年になってようやく尖塔が完成しました。
ドゥオモはゴシック様式で、高さは何と108.5メートル。
ファサード(正面)は細やかな細工で全面が飾られており、その姿に圧倒されること間違いありません!
見どころ
まずは外観から。
僕が初めて見た時の印象は「めちゃめちゃ細工が細かい!」「やたら扉&窓がある!」「尖塔が多い!」の3点。
尖塔は、なんと135本もあります。
また、5枚あるブロンズ製の扉の彫刻も素晴らしいです。
扉にはそれぞれ名前が付けられており、こちらは最も大きいルドヴィーコ ・ ポリアーギ(Lodovico Pogliaghi)作の『聖母マリアの生涯』と呼ばれる扉です。
人々がよく触る部分は金色に輝いています。
ドゥオモのてっぺんに設置されているのは、マドンニーナ(Madonnina)と呼ばれる黄金の聖母像。
内部に入ると多くの柱が立ち並んでいます。そして天井の装飾も細やか。
中央祭壇はとっても荘厳。
なお、中央祭壇から階段を下りた先にある地下祭壇には、地下礼拝堂が作られています。
礼拝堂には16世紀末に亡くなった大司教カルロ・ボッロメーオ(Carlo Borrome)の遺骨が祀られています。
教会や大聖堂と言えばステンドグラス。キリストや聖母マリア、聖人を題材にしていることが多め。
ただしミラノのドゥオモは、14世紀末時点では単なる色のついたガラスを設置する予定でしたが、一転15世紀に入ってすぐにステンドグラスを設置することが決まりました。
そのステンドグラスがこれ。
まるで絵画のような美しさです。設置して大正解ですよね。
ドゥオモといえば、十字架に磔(はりつけ)にされたキリスト像。
また、懺悔(ざんげ)室もあります。ただし内部に誰もいないので、話を聞いてもらうことはできません・・・
ドゥオモはライトアップもキレイ
陽が落ちて周辺が暗くなると、ドゥオモがライトアップされます。
ライトアップはとても美しいので、ぜひご覧ください!
大聖堂近くは人がたくさんいるので夜中でも比較的安全ですが、スリなどには注意してくださいね。
ドゥオモのチケットは事前購入がオススメ
ドゥオモへの入場、および屋上テラスへ上がるためのエレベーターに乗るにはチケットが必要です。
人気の観光地だけあって、チケット売り場に並ぶ列、ドゥオモに入場する列とも非常に混みます。
時間に余裕があるときは並んで購入するのも良いですが、インターネット経由で事前に予約しておくとスムーズに入場できます。
もし予約が難しいな・・・と感じたら、ミラノ発着のドゥオモ観光ツアーへの参加がオススメです。
》》ドゥオモ(ミラノ大聖堂)を訪れるミラノ発着ツアーを予約する
ドゥオモ周辺のみどころ
ヴィットリオ・エマヌエーレII世のガッレリア (Galleria Vittorio Emanuele II)
ドゥオモと並ぶミラノの象徴のアーケード街です。正式名称は長いので、単に“ガッレリア”とも呼ばれます。
ガッレリアはドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶ、世界一美しいとも言われるアーケード街。
鉄とガラスを用いて造られていますが、新バロック様式と新ルネッサンス様式が交じり合っており、本当に美しいです。
床にはモザイク画。
この雄牛のモザイク画をじっくり見ると、後ろ脚の間に穴が開いています。
この穴にカカトを入れて3度回転すると、願いが叶うと言われています。
ガッレリア内には多くのレストランが立ち並んでいますが、どこも高い・・・
2人で訪れた場合、軽く食べても5千円は超えます。どうしても立ち寄りたい場合はカフェ利用がオススメです。
ミラノ中心部からドゥオモへの行き方
ドゥオモはミラノ中心部に位置しています。
最寄りの駅は地下鉄M1号線・3号線のドゥオーモ駅(Duomo)。駅から出ると目の前です。
マルペンサ空港からミラノ市内中心部への移動方法はこちらをご覧ください。
観光についての注意点
休館日・営業時間について
5/1、12/25が休館日です。
営業時間は朝8:00~夜18:30。また、夏季は営業時間が短縮される場合があります。
所要時間について
だいたい1時間ぐらいです。
ただし、チケット購入する場合は余分に時間を見ておいた方が良いです。
服装について
服装チェックが厳しいです。
特に女性はミニスカートだったり、ノースリーブ、短パンはNGなので注意してください。
写真撮影について
ドゥオモ内は写真撮影可能ですが、有料(2ユーロ)です。
料金を支払うとシールをもらえるので、そのシールを服の目立つところに貼ります。
トイレについて
ドゥオモ内部にトイレはありません。
ホテルで済ませるか、どうしても我慢できなければドゥオモ周辺のレストランやデパート内のトイレ利用が便利です。
売店・レストランについて
ドゥオモ周辺にお土産や水、食料などを売っているお店がたくさんあります。
また、隣接しているヴィットリオ・エマヌエーレII世のガッレリア内にレストランがたくさんありますが、高いので避けた方が良いです。
安くて、それなりにオイシイ料理を食べたい場合は、ミラノ風ピザを提供するSpontini(スポンティーニ)がオススメです。
個人で訪れる or 現地ツアーに参加する
ミラノ中心部にあるので個人でも訪れやすいです。
もしミラノの他の観光地を含めて周遊したり、ドゥオモ内部の詳しい説明を聞きたい場合は現地ツアーへの参加がオススメ。
ホテルからの送迎も含まれていることが多いので、楽々観光できます!
》》ドゥオモ(ミラノ大聖堂)を訪れる現地発着ツアーを予約する
世界遺産への登録
残念ながら、ミラノのドゥオモは世界遺産ではありません。
観光のベストシーズン
一年中いつでも観光に向いています。
観光に必要な日数
ミラノへの往復に丸2日、日帰りでドゥオモに行くとして合計2.5日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低3泊4日必要です。
イタリア旅行をオーダーメイド
ミラノのドゥオモをはじめ、イタリア各地の見どころを効率よく巡る方法を考えるのは大変・・・
しかし、ツアー旅行はお土産屋や行きたくない観光地を組み込まれることがあるのでイヤ、という方も多いのでは?
そんな場合は服をオーダーメイドするように、あなたの希望と予算を伝えて旅を組み立ててもらってはいかがでしょうか?
たとえば『タウンライフ旅さがし』なら無料で見積もってもらえます。
観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。
観光を計画
ミラノのドゥオモを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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