ミャンマーには、ナッ神と呼ばれる神様を信仰する土着宗教があります。
ナッ信仰の聖地はポッパ山にあるタウン・カラット(Taung Kalat)と呼ばれる大きな岩の上。なぜこんな行きづらい場所に建てたか疑問ではありますが、せっかくなので登ってきました。
今回はポッパ山のふもとから頂上までの様子などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
【追 記】
2018/07/26 所要時間について追記
2018/05/10 休館日について追記
基本情報
ポッパ山はマンダレーにある、標高1518メートルの休火山。
そのポッパ山の中腹に火山活動により作られた737メートルの高さの岩山があり、タウン・カラット(タウン・カラッとも)と呼ばれています。
ポッパ山頂上へ
まず離れた場所からポッパ山を眺めます。
高さが737メートルもあり、これを登るのかと考えると気が重くなります。
入口周辺にはお店や屋台が立ち並んでおり、フルーツやゆでたトウモロコシが売られています。
観光客の食べ残しを狙って、猿がたくさん生息しています。ただし人に慣れている雰囲気はまったくなく、触ろうとしたら威嚇されました。
知能が高く、自分で蛇口をひねって水を飲んでいます。
入口では2匹の象の像がお出迎え。
中に入ると、登り口に向かって店舗が立ち並んでいます。衣服やおもちゃなど観光客向けではなく地元民向けの品ぞろえっぽいです。
しばらく登り始めると、靴を脱ぐ場所があります。
脱ぐ場所に靴を置いたままでも良いですが、不安ならビニール袋に入れて持ち歩くようにしてください。
高さ737メートルということもあり、登っても登っても頂上にたどり着かない・・・
ただし、通路にベンチが用意されているので、休憩しながら登ることができます。
合計777段の階段を上ってようやく頂上へ。登りきるまでだいたい20~30分かかります。
頂上には金色の寺院が建てられており、内部にはナッ神の像がまつられています。
仏像の後光がLED照明なのはお国柄でしょうか。
そして山頂にはたくさんの猫が住んでいます。
どことなく高貴な顔立ち。小島家の元野良の茶トラとは全然違います。
この毛並みの良さからすると、おそらく飼われていると思われます。抱き上げてみましたが、フワフワ&モフモフで最高!
頂上から下を眺めると「またこの高さを降りるのか・・・」と、ゲッソリ。
一見すると下りの方が楽そうですが、疲れた足全体に体重がかかるので意外とキツイです。足腰が弱い方やお年寄りの方はゆっくりと休憩しながら登りましょう。
観光についての注意点
休館日について
休館日はありません。
所要時間について
山頂の寺院は狭いので30分あれば大丈夫です。
ただし往復に時間がかかるので、合計で3時間ぐらいみておいた方が良いです。
服装について
階段を上り下りする必要があるので、スニーカーを履きましょう。

トイレについて
登る途中や山頂にもありました。
売店について
頂上にはありませんが、ポッパ山入口に売店があり水や食べ物が売られています。
バガンからポッパ山への行き方
ポッパ山はミャンマー中部のマンダレー地方にあり、バガンからタクシーをチャーターして行く方法が一般的。
バガン中心部からポッパ山まで、車で2時間かかります。
ニャウンウー空港からニャウンウーなどのバガン各地区への移動方法はこちらをご覧ください。

また、日本からバガン中心部への移動については、こちらの記事をご覧ください。

現地ツアーがオススメ
バガンからタクシーをチャーターするか、ポッパ山を訪れる現地ツアーへの参加がオススメです。
世界遺産への登録
2018年現在、世界遺産には登録されていません。

観光を計画
ポッパ山を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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