エジプトのピラミッド(ギザの3大ピラミッド・階段・赤・屈折)の見どころ・注意点を紹介!!

 

エジプトと言えばギザの三大ピラミッドが有名ですが、ピラミッドはそれだけではありません。

階段状だったり途中で屈折していたりと、さまざまな形のピラミッドがいっぱい!

今回はカイロ周辺にあるピラミッドの紹介と、観光するときの注意点を紹介します。

 追記 
2018/08/06  ピラミッドは電磁エネルギーを貯められる構造!?を追記
2018/06/29
  音と光のショーについて追記しました
2018/05/10  定休日について追記しました

基本情報

大きな石を積み上げられて作られた古代遺跡で、主に国王・王族の墓として作られました。

形は三角錐(すい)の場合が多いですが、階段状や凸型など変わった形も。

ピラミッドは奴隷を使って建築されたと思われがちですが、現在の有力となっている説では農閑期やナイル川の氾濫で農業ができない時の、働き場所を提供するための公共事業と言われています。

労働環境も恵まれており、給料が支払われるのはもちろん、当時高級品だった牛肉を食べたりビールを飲んでいたという記録も残されています。

 

さまざまなピラミッド

エジプトには、大小合わせて108個のピラミッドがあると言われています。

そのうち、有名なピラミッドをいくつか紹介します。

ギザの三大ピラミッド (Giza pyramid complex)

ピラミッドと言われて思いつくのが、このピラミッドでは?

エジプト・ギザの三大ピラミッド

3つ横並びになっており、右からクフ王のピラミッドカフラー王のピラミッドメンカウラー王のピラミッド。すべて紀元前2550年ごろに作られました。

 

クフ王のピラミッドは高さ146メートル。ピラミッドの頂点をじっくり見てみると棒が立てられています。この棒は作られた当時の高さを表していると言われています。

エジプト・ギザのクフ王のピラミッド

遠くから見てもデカイですが、近くで見るとブロック1つの大きさが子供の身長ぐらいあります。

エジプト・ギザのクフ王のピラミッド

クフ王のピラミッド内部を見物することが可能です。

内部に入るチケットは人数制限があります

 

僕も内部に入りました。第一印象は、

とにかく臭い。

本当にアンモニア臭いです。

内部は細い通路がずっと続いており、また暗いので歩きづらいです。

エジプト・ギザのクフ王のピラミッド内部

しばらく歩くと王の玄室があります。

ここにあるのは石で作られた棺(ひつぎ)のみで、ミイラや副葬品はありませんでした。

エジプト・ギザのクフ王のピラミッド内にある玄室

 

カフラー王のピラミッドの高さは143メートル。クフ王のピラミッドとほぼ同じです。

異なるのは先端部分に表層石が残っている点。もともとは表層石が前面を覆っており、現在のような階段状ではなく、つるりとした表面でした。

エジプト・ギザのカフラー王のピラミッド

カフラー王のピラミッド内部も見学が可能。

クフ王のピラミッドと比較すると人数制限がなく、空いているのでオススメです。

 

向かって一番左にあるメンカウラー王のピラミッドは、高さは65メートルと他のピラミッドの半分以下。

高さが小さくなったのは、メンカウラー王時代にエジプトの国力が弱まったためと言われています。

ピラミッドのある場所

ギザ3大ピラミッド(クフ王・カウラー王・メンカウラー王)があるのは、カイロの西13キロメートルに位置するギザ中心部。

なお、ギザの三大ピラミッドは砂漠の真ん中にあると思われがちですが、意外と街が目の前です。

ピラミッドの前からカイロの街を眺めた風景がこちらです。

エジプト・ギザのピラミッドから街を眺める

・・・本当に近いですよね。

ピラミッドは電磁エネルギーを貯められる構造!?

ピラミッドについては、今なお解明されていない点も多いです。

近年になって判明したのは、ピラミッド内の部屋に電磁エネルギーが集められる構造となっていること。

『ピラミッド内部に知られていない空洞が無い』『石灰岩の特性を持つ建材が均等に使用されている』といった前提にもとづいてモデルを使って電磁エネルギー反応を測定して判明しました。

”ピラミッド型の模型の中に食べ物を入れると腐りにくくなる”とも言われており、人知が及ばない不思議なちからがあるのかも?

 

階段ピラミッド (Step Pyramid)

サッカラ(Saqqara)にある階段状のピラミッドで、別名ジェセル王のピラミッド (Pyramid of Djoser)とも言います。

作られたのは紀元前2650年ごろと、ギザの三大ピラミッドよりも昔です。

エジプト・サッカラの階段ピラミッド

崩落が進んでいることもあり、僕が訪れた時(2010年ごろ)は大規模な修復が行われていました。

赤ピラミッド (Red Pyramid)

ダフシュール(Dahshur)にあります。

スネフェル王の命令により紀元前2600年ごろ建てられました。ギザの三大ピラミッドと比較すると、鉄分の多い石灰岩を用いたので少し赤めです。

エジプト・ダフシュールの赤ピラミッド

赤のピラミッドの内部に入ることも可能ですが、クフ王のピラミッドと比較しても

より狭く、
より階段が急で、
よりアンモニア臭がきつい

という劣悪な環境でした。よっぽど過酷な環境が好きな方以外はオススメできません。

屈折ピラミッド (Bent Pyramid)

赤のピラミッドと同じく、紀元前2600年頃にスネフェル王の命令によりダフシュール(Dahshur)に作られました。

エジプト・ダフシュールの屈折ピラミッド

ピラミッドの下部の勾配は約54度ですが、途中で少しゆるやか(約43度)になっています。正面から見ると途中で屈折しているので、屈折ピラミッドと呼ばれています。

角度がゆるやかになったのは、石を積み上げる過程で石の重量を支えきれなくなったため、負荷を下げるためのようです。

真正ピラミッド (Black Pyramid)

メイドゥーム(Meidum)にあります。

最大の特徴は凸型の外観。

もともとは7段の階段ピラミッドとして作られました。しかし、度重なる増築により作りがもろくなり、積まれた石が崩れて凸型のピラミッドとなりました。

このため”偽りのピラミッド”とも呼ばれています。

 

ピラミッド周辺の見どころ

スフィンクス(Sphinx)

カフラー王のピラミッドを守るように座っているのがスフィンクス

スフィンクスは頭は人間(カフラー王とも)、体はライオンの聖獣です。

本来ならあご下にヒゲがありましたが、イギリス人により取られてしまいました。なお、そのヒゲは現在イギリス・ロンドンの大英博物館に展示されています。

エジプト・ギザのスフィンクスの横顔

ところでスフィンクスの正面は有名ですが、後ろ姿を思い浮かべることができますか?

スフィンクスの後ろ姿はこんな感じです。

エジプト・ギザのスフィンクスの後ろ姿

意外としっぽが長いですよね。

また、スフィンクスの視線の先には何があるか知っていますか?

視線の先にあるのは、この建物(2010年時点)。

エジプト・ギザのスフィンクスの視線の先にある店

紀元前に作られた聖獣が見つめるのが、近代文化の象徴ともいえるファストフードの店を見つめているのは何だか不思議ですね・・・

太陽の船博物館(Solar Boat Museum)

1954年に発見された木造船を展示している博物館です。

木造船はクフ王の船と考えられており、天空を旅する時に使う”太陽の船”という説もあります。

博物館の外観は、ピラミッドの隣には不釣り合いなコンクリート造りの建物。

エジプト・ギザの太陽の船博物館の外観

館内に入ると、巨大な木造船が展示されています。

エジプト・ギザの太陽の船博物館に展示されている木造船

館内はクーラーが効いているので、炎天下でのピラミッド観光に疲れた時にはぴったりの休憩場所です。

なお、館内は土足禁止ですが、靴カバーを貸し出してもらえます。

エジプト・ギザの太陽の船博物館で靴カバーをつける

 

ピラミッドで行われる音と光のショー

ギザの3大ピラミッド+スフィンクスの前で、毎晩2~3回ずつ音と光のショーが行われます。

ショーではスフィンクスによって古代エジプトの歴史が語られ、それに合わせてレーザーや光の特殊効果でピラミッドが照らします。

言語は曜日、時間帯によって異なります。日本語は木曜の1回目です

古代の歴史と現代の技術が融合した演出で、闇の中に浮かぶピラミッドが幻想的で美しいですよ。

  》》ピラミッドの音と光のショーの詳細

 

カイロからピラミッドへ行く方法

カイロ中心部からギザの3大ピラミッドへの移動は、タクシーでの移動が最も楽です。

その他では、ギザのGiza Station駅まで地下鉄で行き、そこからバスで移動する方法やカイロから直接バスで移動する方法があります。

バスでピラミッドに行く場合は357番バスに乗って、Mena House停車場で降りると最も近いです。

エジプトのギザの三大ピラミッド近くのバス停

注意しないといけないのは、数字がアラビア数字(1,2,3)やローマ数字(I,II,III)ではなく、エジプト独自の数字で書かれていること。

エジプトでは、この数字で書かれていることが多め。時計を見ても一瞬「???」と戸惑います。

エジプトで使用されている時計

ギザ以外のピラミッドへ行く場合、公共交通機関が無いのでタクシーをチャーターするか、現地ツアーに参加すると便利です。

  》》ピラミッドを訪れるカイロ発着ツアー

日本からカイロ中心部への移動方法は、こちらをご覧ください。

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観光についての注意点

全般

以前はピラミッドに登ることが可能ですが、現在は禁止されています。

また、ピラミッドの近くには「ラクダに乗らないか?」と声をかけてくる人がいますが、かなり高い料金を請求されることも。

悪質な人だと、乗るときは安い金額を伝えてくるものの、降りるときに法外に高い料金を請求する人もいるので注意が必要です。

定休日について

どのピラミッドも定休日はありません。

服装について

ピラミッドの周りはどこも砂地。

このため、コンタクトレンズの使用はやめた方が良いです。間違いなく目に砂が入るので、とても危険です!

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また、ピラミッドの周辺は日陰がありません。夏場は直射日光にさらされることになるため、帽子は必須です。

夏場は砂が熱せられて、はだしやサンダルでは熱くて歩けないことも。ヤケドしないためにも、スニーカーがオススメです。

ピラミッドの音と光のショーを見に行く場合は、夏でも夜は冷える場合があります。

寒くなったら着れるような上着があると便利です。

トイレについて

ギザの三大ピラミッド付近では、チケット売り場付近や太陽の船博物館内にあります。

ただし、その他のピラミッドではトイレがない場合が多いので、事前にホテルやレストランで済ませた方が良いです。

売店について

ギザの三大ピラミッド付近には、レストランや商店が多く立ち並んでいます。

大規模な売店はありませんが、露店で水を販売している場合があります。

 

現地ツアーがオススメ

ギザの三大ピラミッドのみであれば、個人で行くことも可能。

しかし、他のピラミッドは公共交通機関がない場所に点在しているので、現地ツアーへの参加が便利です。

  》》ピラミッドを訪れるカイロ発着ツアー

 

世界遺産への登録

1979年にメンフィスとその墓地遺跡 – ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯』の構成資産として、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

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観光のベストシーズン

秋から冬にかけて(10~2月)が最もオススメです。

夏は日本よりも暑いです。春も気候は良いですが、ハムシーンと呼ばれる砂嵐により空港などが閉鎖されることもあります。

なお、年間通して雨はほとんど降りません。

 

観光に必要な日数

カイロへの往復に丸3日、日帰りでカイロ周辺のピラミッドを見物するとして、合計丸4日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低4泊5日必要です。

 


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関連する書籍

 

観光を計画

ピラミッドを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。

》》航空券を予約
》》カイロのホテル予約
》》ピラミッドを訪れるカイロ発着ツアー
》》ピラミッドを訪れる日本発着ツアー

 

訪れた時期

2010年4月に訪れました。

 

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