エジプト旅行の前に最低限知っておきたい情報



 

ピラミッドやアブシンベル神殿など、エジプトには太古の遺跡がいっぱい!

しかし観光する時は、欧米の国とは異なる大変な点も・・・

今回はエジプトを観光する際、前もって知っておきたい最低限の情報を紹介します。

基本情報

正式名称    エジプト・アラブ共和国(Arab Republic of Egypt)
首都      カイロ
国番号     20
通貨単位    エジプト・ポンド(ピアストル)
チップ     要(バクシーシ)
言語      アラビア語
電圧      220V
周波数     50Hz
日本との時差  -7時間
サマータイム  なし

国旗

国旗の配色には次の意味があります。

  • 赤色:革命により流された血
  • 白色:明るい未来
  • 黒色:革命以前の暗い時代

また、中央には国章のサラディンの鷲を配しています。

ビザの要/不要

必要です。

ただし観光目的の入国、かつ30日以内であれば、現地の空港に到着した時に取得できます。

入国審査場の手前にビザを購入できる銀行があるので、そこでビザ代金を支払います。

ビザ代:
僕が訪れた時は25エジプトポンドでした

ビザはシール台紙に貼られて渡されるので、そのまま入国審査を受けてください。

エジプト政府が空港でのビザ交付を取りやめ、事前取得のみとする方針を打ち出しています。

時期は未定ですが、いずれ空港での取得が不可能となると考えられるので、旅行前には最新情報をご確認ください。

カイロ(Cairo)について

都市の概要

カイロを一言で表すと、混沌(カオス)という言葉が似合います。

エジプトの首都であるカイロには1200万もの人が暮らしており、みんなエネルギーにあふれており、観光客にも積極的に絡んできます。

カイロの街はとても広いですが、日本のように高層ビルが立ち並んでいる地区は少なめ。

ただし、道路がとても広いです。

エジプト・カイロの大通り

道路には横断歩道が少ないので、片側4車線ある道も突っ切る必要があります。

これが本当に怖い・・・

渡るためにはゆっくりと、運転手の顔を見ながら、時には大胆に進んでください。

どうしても渡れない場合は、現地の人について渡る方法が一番確実です。

おもな観光地

カイロは観光地の宝庫ですが、おすすめはやっぱりピラミッド&スフィンクス

エジプト・ギザの三大ピラミッド

エジプト・ギザのスフィンクスの横顔

ギザの3大ピラミッドのほかにも、階段状や屈折していたり、さまざまなバリエーションのピラミッドを楽しめます。

エジプトと言えばギザの三大ピラミッドが有名ですが、ピラミッドはそれだけではありません。 今回はカイロ周辺にある多種多様なピラミッドと、観光時の注意点を紹介します。

買い物するならハン・ハリーリがおすすめ。

エジプト・カイロにあるハン・ハリーリ

内部はとても広く、宝石や革製品、食器など多種多様な商品を取り扱っています。

ただしスリが多く、またボッタクリも多いので、価格交渉は必須です!

海外旅行ではいろいろな楽しみがあります。 おいしい郷土料理を食べたり、日本ではないスケールの自然や荘厳な建築を見たりするのも良いですが、ショッピングも楽しみですね。 今回はお得にショッピングするための値切り方法と、VAT還付などについて紹介します。

シタデル地区には博物館やイスラム教の寺院が集まっており、見ごたえがあります。

なかでもガーマ・ムハンマド・アリは高台に建つカイロのランドマーク。イスタンブールのイスラム寺院をまねて作られました。

エジプト・カイロにあるガーマ・ムハンマド・アリ

日本からカイロの移動

日本からカイロ中心部に移動する方法は次の通りです。

1.日本からカイロへ移動(飛行機)
出発地や乗り継ぎの有無にもよりますが、だいたい12~16時間かかります。

2.空港からカイロ中心部へ移動
カイロ空港は市内中心部から北東に約20キロの場所に位置しています。

エジプト・カイロにあるカイロ空港

カイロ空港から市内中心部へ移動するには、バスかタクシーの利用が便利です。

バス乗り場は第1ターミナルを出たところにあり、タフリール広場やギザ広場へ行くことができます。

タクシーはバスと比べると大幅に高いですが、ホテル前まで連れて行ってくれるので荷物が多いときは便利。料金は固定制ですが、降車時にバクシーシを要求される場合がありますが、払わなくても大丈夫です。

バクシーシは喜捨のことで、貧しい人に施しをするという考え方です

もし到着が深夜や早朝になる場合は、事前に空港からホテルの送迎を依頼しておくと便利です。

    カイロの空港→ホテル送迎

カイロでの移動

カイロには地下鉄が運航しており、ラムセス広場やギザ、オールドカイロなどの観光地を結んでいます。

エジプト・カイロのメトロ

エジプト・カイロを走る地下鉄

地下鉄は路線数は少なめなので、場所によってはバス利用が便利です。

ただし注意点があります。

まずはバス停留所をご覧ください。

エジプトのギザの三大ピラミッド近くのバス停

・・・バスの来る時間がわかるでしょうか?

観光客にとって辛いのは、数字がアラビア数字(1,2,3)やローマ数字(I,II,III)ではなく、エジプト独自の数字で書かれていること。

その数字は次の通りです。

エジプトで使用されている時計

一瞬「!?」と固まってしまいますね・・・

僕も完璧に覚えるのに1週間ぐらいかかりました。

もし郊外に行く場合、拠点となるのがトルゴマーン・バスターミナル

エジプト・カイロにあるトルゴマーン・バスターミナル

バスターミナルの中にはチケット売り場をはじめ、レストランや売店など設備が充実しています。

また、バスも市内を運航しているバスと比べるとかなりキレイ。乗り心地もとても良かったですよ。

エジプト・カイロにあるトルゴマーン・バスターミナルから出発するバス

ルクソール(Luxor)について

都市の概要

ルクソールはエジプト中部に位置する街で、かつてはテーベと呼ばれた首都でした。

街はカイロと比べると、こじんまりとしています。

エジプト・ルクソールの市内中心部

また、道幅もそれほど広くなく人もそれほど多くないこともあり、どこかのんびりとした雰囲気を漂わせています。

僕はエジプトの都市をいくつか訪れましたが、一番好きな街はルクソールです。

おもな観光地

ルクソールの観光地は大きく分けて、ナイル川東岸と西岸に分かれます。

東岸にある見どころはカルナック神殿とルクソール神殿。

カルナック神殿はとにかく巨大!とくにアムン大神殿はエジプトでも最大級の遺跡です。

エジプト・ルクソールのカルナック神殿

ルクソール神殿はルクソール市街地にあります。

もともとアムン大神殿の付属神殿として建てられました。建てられた当時はルクソール神殿とアムン大神殿がスフィンクスが並ぶ参道でつながっていたそうです。

エジプト・ルクソールのルクソール神殿

なお、東岸にある両神殿は個人でも巡りやすいです。

ナイル川西岸にも見どころがたくさん。

メムノンの巨像は見ての通り、巨大な一対の座像。もともとは背後に葬祭殿がありましたが、後の王たちが石材を調達するため、完全に破壊してしまいました。

エジプト・ルクソールのメムノンの巨像

ハトシェプスト女王葬祭殿は荘厳で非常に美しい建物ですが、1997年に観光客を狙ったテロがあり、61名もの人がお亡くなりになった悲劇の場所としても知られています。

エジプト・ルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿

葬祭殿の内部には美しい壁画が残っており、見どころの1つでもあります。

ナイル川西岸には、このほかにもツタンカーメンなどの権力者の墓が集まった王家の谷や、労働者の街の跡であるデール・イル・マディーナなど、見どころが多いです。

エジプト・ルクソールのデール・イル・マディーナ

ただし各遺跡は点在しているので、個人では巡りづらいです。観光するなら現地ツアーへの参加をおすすめします。

    ルクソールにある遺跡を巡る現地ツアーを探す

日本からルクソールの移動

日本からルクソール中心部に移動する方法は次の通りです。

1.日本からルクソールへ移動(飛行機)
出発地や乗り継ぎの有無にもよりますが、だいたい12~17時間かかります。

エジプト国内から移動する場合、カイロ出発であれば毎日多くの便が出ているので便利です。

2.空港からルクソール中心部へ移動
ルクソール空港は街の中心部から北東7キロメートルの場所に位置しています。

エジプト・ルクソール空港

空港から市内へはバスや電車などの公共交通機関はないため、タクシーの移動が一般的。

ただし、早朝や深夜はタクシーが少ない場合があるので、事前に空港送迎を頼んでおくと便利です。

    ルクソールの空港→ホテル送迎


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アスワン(Aswan)について

都市の概要

アスワンはエジプト南部に位置しています。

カイロやルクソールにもナイル川が流れていますが、その存在感はアスワンの比ではありません。

アスワンはナイル川に並行するように2本の大通りが通っており、商店やレストランはほぼ2本の大通りに沿って建てられています。

そのうちの1本の大通りはスークと呼ばれ、香辛料や雑貨を扱ったお店が立ち並んでいます。

エジプト・アスワンのスーク

エジプト・アスワンのスークにある香辛料店

カイロのハン・ハリーリと比較すると、人も少なめで価格も抑えめなので、お土産を購入する場合はこちらがおすすめです。

おもな観光地

アスワン市内から徒歩圏内の観光地は少ないですが、有名な場所は少し離れた場所に点在しています。

特に有名なのはアスワン・ハイ・ダム

アブシンベル神殿の移築に関係している神殿で、その意味では世界遺産の起源の一つともいえる存在です。その大きさはクフ王のピラミッドと比較しても90倍以上と、とにかく巨大。

近くから見ると、巨大な湖としか思えません。

エジプト・アスワンにあるアスワン・ハイ・ダム

切りかけのオベリスクは長さが42メートルもあり、完成すればエジプト最大でした。

結局完成することはありませんでしたが、ここではオベリスクの製造過程を見ることができました。

エジプト・アスワンにある切りかけのオベリスク

アスワン郊外の見どころではイシス神殿がおすすめ。

イシス神殿もアスワンハイダムに水没する予定でしたが、アブシンベル神殿と同様に移築されました。

イシス神殿最大の特徴は保存状態の良さ。壁画もクッキリと残っています。

エジプト・アスワンにあるイシス神殿

イシス神殿はナイル川に浮かぶ小島に作られているため、渡し舟を使って移動します。

エジプト・アスワンにあるイシス神殿に向かう渡し舟

    アスワン周辺を巡る現地ツアーを探す

また、アスワンはアブシンベル神殿観光の拠点。アスワンからは片道3~4時間かかりますが、日帰りで訪れることができます。

エジプト・アブシンベル小神殿

日本からアスワンの移動

日本からアスワン中心部に移動する方法は次の通りです。

1.日本からアスワンへ移動(飛行機)
出発地や乗り継ぎの有無にもよりますが、だいたい12~17時間かかります。

2.空港からアスワン中心部へ移動
アスワン空港は市内中心部から車で約30分の場所に位置しています。

しかし、アスワン空港から市内には公共交通機関はありません。

市内中心部に移動するにはタクシーが一般的ですが、時間帯によっては数が少ない場合があるので、事前に送迎サービスに申し込んでおくと便利です。

    アスワンの空港→ホテル送迎

アレクサンドリア(Alexandria)について

都市の概要

アレクサンドリアはカイロに次いでエジプト第2の都市。地中海に面している温暖な気候の都市。世界史で有名なアレクサンドロス大王によって、建設されたといわれています。

街の中心は西部にあるオラービ広場ですが、観光で訪れるなら東部にあるサアド・ザグルール広場周辺に観光案内所や手ごろなホテルやレストランが集まっているので便利です。

またカイロと比べると、比較にならないぐらい時間がゆっくりと流れている感じがします。

海岸沿いをずっと歩けるようになっており、中には気持ちよく寝ている人も・・・

エジプト・アレクサンドリアの海岸沿いのベンチで眠る男

おもな観光地

見どころは広く点在しています。

最大の見どころはカーイトゥベーイの要塞。この要塞は世界の7不思議といわれたファロスの灯台の跡地に、15世紀ごろ建てられました。

500年以上前に建てられたにも関わらず、大理石の真っ白な外観が印象的です。

エジプト・アレクサンドリアのカーイトゥーベイの要塞

その他では、ポンペイの柱が有名。

ここにはローマ皇帝のディオクレティアヌス帝によって建てられた、図書館の柱が残されています。

また、柱の横にはスフィンクスも鎮座しており、エジプト全土で作られていたことを思わせてくれます。

エジプト・アレクサンドリアのポンペイの柱

日本からアレクサンドリアの移動

カイロからアレクサンドリアに行くには、バスか電車が便利。

バスの場合、カイロのトルゴマーン・バスターミナルからウエスト・アンド・ミドルデルタ社のバスに乗ると行くことができます。

エジプト・カイロにあるトルゴマーン・バスターミナル

エジプト・カイロにあるトルゴマーン・バスターミナルから出発するバス

カイロからアレキサンドリアはバスで3時間ほどで到着します。

またはカイロのラムセス駅から鉄道で行くことも可能です。

2.アレクサンドリア中心部へ移動
バスで訪れた場合、町はずれに到着するので寄り合いバスで移動します。

また、電車で訪れた時はマスル駅に到着します。マスル駅の近くにはローマ円形劇場があるので、このあたりを観光するのであれば電車で訪れたほうが良いです。

アレクサンドリアでの移動

アレクサンドリアには路面電車が走っています。

ラムル駅を中心に数路線あります。カーイトゥーベイの要塞近くに停留所があるので、訪れるときは路面電車を利用すると便利ですよ。

エジプト・アレクサンドリアを走る路面電車

エジプトの食事

エジプトを訪れたら絶対食べたいのがコシャリ(Kushari)

コシャリはエジプトの国民食ともいえる食べ物で、安くてボリュームがあるので現地の人にも大人気。その具材は店によって異なりますが、だいたい次の食材が使われています。

  • トマトソース
  • 揚げ玉ねぎ
  • 短く切ったパスタ(柔らかめ)
  • レンズ豆とひよこ豆
  • エジプト米

これらの食材を混ぜ、さらにお酢と辛味ソースを混ぜて食べます。

エジプトにはコシャリ専門店も多いので、味の違いが楽しめます。

エジプトの国民食コシャリ

その他では、鳩の肉がおすすめです。

僕も食べましたが、鶏の肉と比べて身が少なめで食べにくかったです。味は鶏と変わりませんでした。

エジプトのレストランで提供された鳩肉のグリル

エジプトでの移動

ルクソールやアレクサンドリアなどの都市で、観光馬車が走っています。

馬車は日本の人力車と同じく”異国を旅行している”という気分を盛り上げてくれますが、注意すべき点も。

問題は料金が定額ではないこと。

同じ距離を移動するのでも、人によって10倍近い差が生まれることも・・・

”相場がわからない観光客から、ぼったくってやろう”と考えている人も多いので、乗る前にしっかりと値段交渉してください。

エジプトでの出来事

砂漠ツアーに参加

カイロ発着&1泊2日で西方砂漠に訪れるツアーに参加しました。

新婚旅行でエジプトを2週間(4月中旬~5月上旬)周遊しました。 その際、カイロの西に広がる砂漠ツアーにも参加!1泊2日の旅程で白砂漠・黒砂漠・クリスタルマウンテンなどを満喫しました。 今回はツアーの様子や見どころ、注意点を紹介します。

砂漠の真ん中でTV取材を受ける

砂漠ツアーの途中でナイルTVからインタビューされました。

日本でも、都会なら毎日のようにTV番組のロケが行われています。なかにはインタビューをされた人もいるのでは? 僕も海外旅行中にされました。それもエジプトの砂漠の真ん中で・・・ 今回はその際の様子や、質問されたことを紹介します。

ディナークルーズに参加

カイロでナイル川ディナー&ベリーダンス鑑賞クルーズに参加しました。

エジプトのカイロの中心を流れるナイル川。 そのナイル川をクルーズ船に乗って、食事とベリーダンスを楽しむディナークルーズに参加しました。 ナイル川をクルーズしながら食事とショーを楽しむのはとっても贅沢!ですが、意外とリーズナブルだったりします。 今回はディナークルーズの様子を紹介したいと思います。


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