台北の忠烈祠で衛兵交代を楽しむ!!台北からの行き方や観光する時の注意点は?

*** 本サイトはアフィリエイト広告を利用しています ***


-- 広告 --

 

台湾のいろいろな場所で衛兵交代式が行われていますが、忠烈祠もその1つ。

見どころはそれほど多くない場所ですが、衛兵交代式を見るために毎日多くの人が訪れます。

今回は衛兵交代式が行われる時間や、式の流れなどについてお伝えします。

※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください

基本情報

忠烈祠(ちゅうれつし)は台湾の台北にある廟(びょう)。

辛亥革命などの抗日戦争や、共産党軍との内戦によって戦死した約33万人もの兵士の霊を祀る場所です。

台湾政府が祭典を行い、国のために亡くなった烈士を追悼しています。

 

忠烈祠が建てられたのは1969年。本殿は北京の故宮博物院にある太和殿を模して造られました。

故宮博物院(北京)は事前ネット予約すべし。見どころと注意点を紹介!!
北京の中心部にある故宮博物院は博物館であり、かつて皇帝が住んでいた場所でもあります。内部はとにかく広いので、全部見ようとすると丸一日かかることも・・・もし故宮を訪れるなら事前予約がオススメ。今回は事前予約するべき理由と、内部の見どころを紹介します!

 

忠烈祠は軍の管理下に置かれており、公開時間内は定期的に正門に立つ衛兵の交代式が行われます。

衛兵交代式については後述します

 

-- 広告 --


見どころ

まず正門はこちら。

台湾・台北の忠烈祠

日本ではあまり見られない中国風建築です。

正門の下には2人の兵士が立っています。人形かと勘違いするほど全く動きません。交代するまでの40分間はこのままです・・・

台湾・台北の忠烈祠の衛兵
台湾・台北にある忠烈祠の正門に立つ兵士

夏はものすごく暑く、汗もだらだら吹き出しますが、ちゃんと汗を拭いてくれる人が近くにいるようです。

 

敷地内はあまり見るべきものはありませんが、いちばん奥にあるのが本堂(武烈士祠)

台湾・台北の忠烈祠の衛兵交代式

本堂内部には祭壇があり、抗日戦争で亡くなった兵士の位牌が並べられています。

台湾・台北の忠烈祠の本堂内(戦没者の位牌)
台湾・台北の忠烈祠の本堂

ここには日本人・山田良政も祀られています。

山田良政は陸軍の通訳であり、孫文の革命運動を支援した人物としても知られています

 

建物内の説明は日本語でも書かれているので、日本人でも歴史を詳しく知ることができますよ。

 

衛兵交代式について

衛兵交代が行われるのは毎日正時。

正時とは、9:00、10:00、11:00・・・のように、毎時00分のことです

ただし、1日の最後の衛兵交代式のみ16:40から行われます。

 

忠烈祠の兵士は実はスゴイ人ぞろい。

身長や体重、学歴、知能に加えて厳しい訓練を耐え抜いた人のみが陸軍・海軍・空軍に所属し、それぞれの軍隊が半年交代で忠烈祠中正紀念堂などの警備を担当します。

台北・中正紀念堂で衛兵交代式を見る!開催時間と見どころも紹介!!
台湾の台北にはいろいろな見どころがありますが、中正紀念堂は初代中華民国総統・蒋介石を記念して建てられた場所です。 日本では見られない形をした建物も見どころですが、最大の見どころは衛兵交代式です! 今回は敷地内の見どころと、衛兵交代式が行われ...

 

なお、どの軍隊が担当しているかは制服の色を見ればわかります。

陸軍・・・濃い緑色
海軍・・・夏は白色、冬は黒色
空軍・・・青色
 

衛兵交代式は正門付近から始まります。

台湾・台北の忠烈祠の衛兵交代式
台湾・台北にある忠烈祠の衛兵交代式

行進は5列で行われます。動きは規則正しく、かなりゆっくり行進。

台湾・台北の忠烈祠の衛兵交代式

中心部に5本の線がありますが、もともと線が引いてあったのではなく、行進時に靴の裏側がこすれて付いた跡です。

敷地奥にある本堂に到着した後は、そこに立っている兵士と交代し、また正門方向に戻ります。

台湾・台北の忠烈祠の衛兵交代式
台湾・台北の忠烈祠の衛兵交代式

戻ってくる途中で銃剣を掲げたりします。

台湾・台北の忠烈祠の衛兵交代式
台湾・台北にある忠烈祠の衛兵交代式

正門に戻ると、交代した兵士が持ち場へ。

台湾・台北の忠烈祠の衛兵交代式

持ち場についた後は動けないので、他の人が乱れた服をキッチリ直します。

台湾・台北の忠烈祠の衛兵

その後は何があっても動きません。

衛兵交代式の所要時間は20~30分。基本的に1時間ごとに行われるので、それほど待たなくても見られます。

中正紀念堂でも衛兵交代式が見られます

同じ台北の中正紀念堂でも衛兵交代式が毎日行われます。

詳しくはこちらをご覧ください。

台北・中正紀念堂で衛兵交代式を見る!開催時間と見どころも紹介!!
台湾の台北にはいろいろな見どころがありますが、中正紀念堂は初代中華民国総統・蒋介石を記念して建てられた場所です。 日本では見られない形をした建物も見どころですが、最大の見どころは衛兵交代式です! 今回は敷地内の見どころと、衛兵交代式が行われ...

 

-- 広告 --


行き方

忠烈祠に行くには、MRT淡水信義線の圓山駅(圆山站)で降り、タクシーに乗るかバスに乗り、『忠烈祠』で下車します。

忠烈祠へ行くバス路線は21、42、208、213、247、267、287、646、紅2、紅3
 

 

観光についての注意点

定休日・営業時間について

定休日はありませんが、青年節(3月29日)と軍人節(9月3日)は午後のみ入場可能です。

それぞれ前日(3月28日、9月2日)は式典の準備のため入場できません。

 

営業時間は朝9:00~夕方17:00です。

入場料について

入場は無料です。

所要時間について

忠烈祠内部を見るだけであれば、だいたい30分もあれば大丈夫です。

衛兵交代式を見るのであれば、最低60分ぐらい予定しておいた方がよいです。

服装について

服装の制限はないので、何でもOKです。

ただし冬に衛兵交代式を見る場合は、屋外にずっといることになり、かなり冷えるので防寒対策をシッカリとしてください。

海外旅行での服装はTPO(時間・場所・目的)を心がけて!それぞれオススメの服装を紹介します
海外旅行での服装は基本的には日本と同じで大丈夫ですが、場合によってはふさわしくない場合もあります。 とくに海外旅行では、いつも以上におしゃれをしたり新しい靴をおろしたりしがちですが、避けた方が良いです。 今回は場面ごとのオススメの服装と、注...

トイレについて

入口の門をくぐってスグの場所にあります。

売店・レストランについて

食べ物を売っているような売店や屋台は見かけませんでした。

 

-- 広告 --


個人で訪れる or 現地ツアーに参加する

忠烈祠へは近くの駅からタクシーで訪れることができますが、問題はボッタクリの多さ。

相場の数倍の金額を吹っかけてくるタクシーも多いです。

金額交渉が苦手だったり、他の観光地と合わせて効率的に巡りたい場合は現地発着ツアーへの参加がオススメ。

プランによっては日本語が話せるガイドが付いているので、いろいろ相談できます!

》》忠烈祠を訪れる現地発着ツアを予約する

 

世界遺産への登録

忠烈祠は世界遺産ではありません。

5分で覚える世界遺産。生まれたキッカケは?世界遺産に認定される基準は?
近ごろ、テレビや本で『世界遺産』という言葉をよく耳にするようになりましたが、あなたはくわしく知っていますか?僕も昔は「あ~世界遺産ね。なんかスゴイよね」ぐらいの知識でした。今回は世界遺産について、知ったかぶりできるぐらいの知識を約5分で紹介します!

 

-- 広告 --


観光のベストシーズン

気候が良い春(3~5月)秋(9~11月)がオススメです。

衛兵交代式は屋外で行われるため、長時間じっとしているのは大変。夏も日陰が少ないです。

 

観光に必要な日数

台北への往復に1日弱、日帰りで忠烈祠に行くとしても丸1日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低0泊2日必要です。

 

-- 広告 --


観光を計画

忠烈祠を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。

》》Expediaで航空券を予約
》》HISで航空券を予約

》》Hotels.comでホテルを予約
》》Agodaでホテルを予約
》》Expediaでホテルを予約

》》Klookで現地発着ツアーを予約
》》KKdayで現地発着ツアーを予約
》》Hello Activityで現地発着ツアーを予約

 

 

 

-- 広告 --