北京・故宮博物院(紫禁城)は事前ネット予約必須!見どころと観光時の注意点を紹介!!



 

北京の中心部にある故宮博物院は博物館であり、かつて皇帝が住んでいた場所でもあります。

内部はとにかく広いので、全部見ようとすると丸一日かかることも・・・

もし故宮を訪れるなら事前予約がオススメ。

今回は事前予約するべき理由と、内部の見どころを紹介します。

 追記 
2018/05/09  休館日について追記

基本情報

故宮博物院は、かつての名前を紫禁城と言います。

紫禁城の名前の由来は、北極星にある天帝が住む宮殿『紫微垣(しびえん)』+庶民の立ち入りを禁じた場所『禁地』から。

その後、”昔の皇帝の宮殿”という意味から『故宮』と呼ばれるようになりました。

 

故宮があるのは中国・北京の中心部。

故宮は1406年に建築が開始され、明・新時代は歴代の皇帝が住んでいました。

最後まで住んでいたのはラストエンペラーとも呼ばれる愛新覚羅溥儀(あいしんかくら・ふぎ)。溥儀が追放されたことにより、1925年より博物館として一般公開が開始。

故宮内部はとにかく広い!

南北960メートルx東西760メートルあり、その総面積は約72万平方メートル。なお、日本の皇居の総面積は22万平方メートルなので3.5倍もの面積があります。

なお、現存する建物のほとんどは清の時代(1616年~1911年)に建て直されています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の角楼

 

見どころ

入場は故宮南側の天安門からのみ可能です。

天安門は、巨大な毛沢東の肖像画が飾られていることでも有名です。

故宮(紫禁城)

天安門から入場すると中山公園が広がっているので、そのまままっすぐ進んでください。しばらくすると午門があるので、そこから入場します。

故宮の周りは堀によってぐるっと囲まれており、四隅には角楼と呼ばれる楼閣が設けられています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の角楼

 

内部はとても広く見どころもたくさん。このうち、いくつか抜粋して紹介します。

太和門

明王朝時代には“御門聴政(ぎょもんちょうせい)”という、皇帝に対して部下が意見を述べたり(上奏)、天皇が公に意思表示をおこなう(詔勅)場所として使用されていました。

なお、時代によって名前が”奉天門”→”皇極門”→”太和門”と変更されています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の太和門

太和殿

紫禁城の中心となった正殿です。

現存する中国の木造建築では最大と言われるほどの大きさで、政治や儀式の中心として皇帝の即位や祝日の祭典など、国家的行事はすべてここで行われました。

北京の故宮博物院(紫禁城)の太和殿

なお、太和殿の皇帝の玉座の上部には軒轅鏡(けんえんきょう)と呼ばれる鉄の玉があります。

もし玉座に皇位を正当に継がなかったものが玉座に座った場合、軒轅鏡が落ちてきて座ったものを殺してしまった、という言い伝えがあります。

 

太和門と同じく、時代によって名前が”奉天殿”→”皇極殿”→”太和殿”と変更されました。

また、太和殿の外には日時計が設置されています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の太和殿の近くにある日時計

保和殿

明王朝時代には、大典の前に皇帝が衣装を着替える場所でした。

その後は時代によって海外の王族を招いて宴が行われたり、科挙の最終試験である殿試が行われるなど、さまざまな用途で使用されました。

時代によって名前が”護身殿”→”建極殿”→”保和殿”と変更されています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の保和殿

保和殿の北側中央通路には、故宮で最も秀逸な彫刻ともいわれる大石雕(だいせきちょう)があります。

巨大な一枚岩に龍が刻まれてり、皇帝はこの上を御輿(みこし)に乗って進んだとされています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の保和殿前の大石雕

乾清宮

内廷の中心となる場所です。

明王朝時代から清王朝時代の途中までは、皇帝が眠る場所として使用されていました。その後は皇帝が日常の政務を行ったり、海外の王族を招いて宴を行う場所に変更されています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の乾清宮

交泰殿

乾清宮、坤寧宮とともに“内廷三宮”と呼ばれています。

交泰殿は皇帝の権力を象徴する、国の印との天皇印の保管場所として使用された場所です。

北京の故宮博物院(紫禁城)の交泰殿

御景亭

故宮北部に位置する御花園に堆秀山と呼ばれる築山があります。その上に建てられているのが御景亭。

皇帝が登ったとされる場所ですが、現在は登ることができません。

北京の故宮博物院(紫禁城)の御景亭

故宮の内部には、動物の像がたくさん設置されています。

北京の故宮博物院(紫禁城)の亀の像

北京の故宮博物院(紫禁城)の鳥の像

北京の故宮博物院(紫禁城)の獅子の像

 

入場チケットは事前購入必須

2017年10月以降、現場でのチケット販売が中止され、すべてネット予約に変更されています。

    故宮博物院のチケット予約(公式サイト)

しかし外国人や、オンライン決済できない人に対してのフォローがあるので心配ありません。

具体的には入口周辺の現場スタッフが常駐しており、総合サービス窓口まで案内・チケット購入の代行を行ってもらえます。

チケットは実名制なので、購入時はパスポートが必要です

 

また、故宮には1日あたり8万人の入場制限があります。

中国の長期連休にあたる期間(中秋節や国慶節)は、事前にネット予約することをオススメします。

なお、以前は故宮北側の神武門からも入場可能でしたが、現在は南側の午門からしか入場できません。

北京の故宮博物院(紫禁城)の午門周辺

 

個人で訪れる or 現地ツアーに参加する

北京の中心地にあるので、個人でも簡単に行くことが可能です。

しかしホテルから遠かったり、内部の詳しい説明を聞きたい場合は、現地ツアーの利用が便利です。

    故宮(紫禁城)を訪れる北京発着ツアー

 

北京市内中心部からの行き方

北京中心部から故宮に行くには、地下鉄で最寄りの駅まで行き、あとは歩くと楽です。

地下鉄1号線の天安門西駅 or 天安門東駅から歩いて5分。王府井の中心部からは歩いて15分程度かかります。

日本から北京中心部への移動については、次の記事をご覧ください。

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故宮を一望するには

故宮北部の景山公園の頂上から一望できます。

山の高さは43メートルで、頂上までは約15分ぐらいかかります。

天気の良い日は故宮全体が見渡せますが、混み合うので早朝に訪れるのがオススメ。夏でもひんやりとして気持ち良いですよ。

 

観光の注意点

全般

内部は禁煙です。灰皿も用意されていません。

休館日について

毎週月曜日が休館日です。

服装について

故宮内部はとても広いので、くまなく見て歩くとかなりの距離を歩くことに・・・

歩きやすいスニーカーなどの靴がオススメです。

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トイレについて

チケット売り場周辺、故宮内部に数カ所設置されています。

売店について

故宮内部で民芸品が売られています。僕は印鑑を作りました。

食べ物や飲み物は故宮外部の中山公園で売られていますが、パンやスナック菓子が中心です。

 

台湾の国立故宮博物院との関係

台湾の台北にも故宮博物院があります。

台北にも造られた理由は、戦争が関係しています。

1931年に発生した満州事変で展示物が破壊されることを恐れ、収蔵物の多くを南方の都市に退避、その後も第二次世界大戦や国共内戦のため展示物を北京に戻すことができませんでした。

その後、国民党の台湾遷移に伴って一部の展示物をそのまま台湾に移送され、台湾の台北に新しく建てた国立故宮博物院に展示されることになりました。

 

世界遺産への登録

1987年に「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」の構成要素のひとつとして、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

 

観光のベストシーズン

秋(9~10月)あたりが気候が良いのでオススメです。

春はスモッグや黄砂がひどく、晴れていても薄曇りになることが多くて健康にも良くありません。

また、秋でも中秋節や国慶節あたりは中国の連休期間にあたり、店が閉まったり交通機関が大混雑するので避けた方が良いです。

 


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観光に必要な日数

北京への往復に丸1日、日帰りで故宮を観光するとして合計丸2日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低2泊3日必要です。

 

関連する書籍

 

訪れた時期

2000年8月と2016年8月の2回訪れました。

 

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