タイ・バンコクは、日本には絶対ない金色に輝く仏塔や大仏が有名。
しかし、それだけではありません!
今回は、バンコクを訪れた時に訪れたい観光地などについてお伝えします。
※情報は訪れた時点のものです。最新情報については公式サイト等をご確認ください
みどころ
バンコクには、金色の寺院から落ち着いた外観まで、さまざまな建物があります。
ワット・プラ・ケオ(Wat Phra Keo)
ワット・プラ・ケオはタイで最も格式の高い、王室専用の寺院です。
敷地の建物は金や宝石で輝き、とにかく豪華!
日本人の感覚からすると少し下品な豪華さにも感じますが、これはこれで「海外に来た!」という感じがするので、僕は好きです。
ワット・プラ・ケオの行き方、内部の詳しい様子はこちらをご覧ください。
ワット・ポー (Wat Pho)
ワット・プラ・ケオは全体的な豪華さを感じますが、ワット・ポーは一点豪華主義。
ワット・ポーと言えば、巨大な黄金の涅槃仏です!
デカすぎて、写真に収めるのも大変です・・・
また、ワット・ポーはタイ古式マッサージの総本山としても有名。
マッサージを受けることができ、マッサージ師のための学校もあります。
ワット・ポーへの行き方や、内部の詳しい様子はこちらをご覧ください。
ワット・アルン (Wat Arun)
ワット・プラ・ケオ、ワット・ポーとも派手さが目立つ場所でしたが、ワット・アルンは落ち着いた外観。
このような仏塔が全部で5本建っています。
近づいて見てみると、割れた陶器が使われているのが分かります。
ワット・アルンへの行き方、内部の詳しい様子はこちらをご覧ください。
ワット・トライミット(Wat Traimit)
ワット・トライミットは中華街にある1238年に創建された寺院です。
敷地内はそれほど広くなく、ひとつの寺院が建っているだけ。
ワット・トライミットでの一番の見どころは、黄金の大仏。高さは3メートルもあり、金の純度はなんと60パーセント!!
黄金の仏像は、長いあいだ見向きもされていませんでした。
「こんなにスゴイいのになぜ!?」と思いますが、その理由は漆喰(しっくい)で覆われていたため。
もともと祀られていた寺が廃寺となる際に運び出そうとしたら、あまりの重さ(約5.5トン)のため使用していたクレーン車が故障、そのまま外に放置。
しかし、その晩に嵐となり強い風雨にさらされた結果、漆喰の一部がはがれて黄金の仏像であると判明しました。
なお、この黄金の仏像は時価150億円の価値があると推定されています。
ワット・トライミットへの行き方と、詳しい紹介はこちらをご覧ください。
ワット・スタット(Wat Shthat)
ワット・スタットは、タイの国王と縁の深い大仏が有名。寺院の正式名称はワット・スタットテープワララームと言います。
19世紀はじめにラーマ1世が、バンコクに遷都した際に大仏を置くために建設されました。
寺院内部に入る前に寺の入口を見てください。
そこにはデッカイ鳥居が!!
・・・と思ったら、サオ・チン・チャーという名の大きなブランコでした。
サオ・チン・チャーは高さ21メートル。バラモン教の祭りで使用されたそうです。
祭りではブランコに6本のロープで小舟を固定、そこに4人の僧侶が乗って限界まで揺らしてマストの先端につるされている袋を取る、という儀式が行われていました。
しかし、やっぱりというか事故が多発、ブランコから落ちて亡くなる僧侶が多かったため1935年以降は行われなくなりました。
寺院内部へ。
また外部の回廊には100体を越える金色の仏像がお寺を取り巻いています。
寺院に大仏を祀るために、スコータイに安置されていた当時最大であった大仏を運び入れようとしましたが、デカすぎて寺院の門をくぐることができず、いったん城壁を壊して大仏を運び入れたと言われています。
なお、この時の苦労がたたって、ラーマ1世は亡くなったと言われています・・・
こちらはラーマ8世の像。
ラーマ8世は20歳という若さで亡くなり、遺骨が礼拝堂の大仏の台座に安置されています。
ワット・スタット内はとても広く、外部の回廊には100体以上もの黄金に輝く仏像が祭られています。
内部はかなり広いので、さらっと見るだけでも1時間ていどかかります。
ワット・スタットに行く場合、近くに駅が無いのでタクシーやトゥクトゥクで訪れると楽。
近くにワット・プラケオなどのバンコク3大寺院があるので、同じタイミングで訪れると無駄なく観光できます。
また、定休日、営業時間はこちらです。
定休日 :なし
営業時間:朝9:00~夕方17:00(本堂、礼拝堂は夕方16:00まで)
ウィマンメーク宮殿(Vimanmek Mansion)
ウィマンメーク宮殿はラーマ5世の別荘として、1902年に建てられました。
見た目はバンコクの建物にあるまじき?落ち着きっぷり。
3階建ての建物はすべてチーク材で造られており、上品さがただよっています。
バンコクの派手な建物に疲れた時にオススメです。
宮殿内部を見ることができますが、カバンの持ち込みは不可。チケットオフィスに併設されているロッカーに預けます。
また、自由に内部を見ることはできず、ガイドツアー(タイ語/英語)に参加する必要があります。
内部にカメラを持ち込めないため詳しく紹介できませんが、素人目にも高級とわかる家具類に囲まれていました。
部屋の数も多く、ピアノ部屋や天体観測するための部屋などがあり多趣味っぷりを感じさせてくれます。
見物に必要な時間はだいたい60~90分ぐらい。
ガイドツアーはだいたい30分ぐらいですが、敷地内も広く、ツアーの待ち時間もあるので長めに考えておいた方がよいです。
なお、ウィマンメーク宮殿の近くには駅が無いので、タクシーやトゥクトゥクで訪れると楽です。
また、定休日、営業時間はこちらです。
定休日 :月曜、1/1、12/31
営業時間:朝9:30~昼16:00(チケット購入は15:15まで)
プラ・トリーム・ラティ(Phra Trimurti)
プラ・トリーム・ラティは恋愛のパワースポットとして、とくに若い女性に人気のある場所。
『トムルティの祠(ほこら)』とも呼ばれています。
この祠に向かって「恋人が欲しい!」や「恋人とのトラブルを解決したい!」と願うと、バッチリかなえられると言われています。
願いごとをするときは赤いもの(バラや線香、ロウソクなど)を持ってお祈りします。
お祈りする手順は次の通り。
- ろうそくに火をつける
- 線香に火をつける
- ろうそくを目の前に持つ(ろうそく立てにおいてもOK)
- バラと線香を目の前に持つ
- お経を読む
- 願い事をする
- バラと線香を祠に置く
日本人にはお経を読むのが大変ですが、何も備えずにお祈りをしただけでも願いがかなった人もいるようなので、ダメ元でお祈りした方が良いかも?
なお、木曜の夜21時30分に9本のバラの花を供えると効果が高いと言われています。
プラ・トリーム・ラティはセントラル・ワールドプラザ(ショッピングモール)のラチャダムリ通り(Ratchadamri)沿いにあります。
BTSのチットロム駅(Chit Lom)で降りて、徒歩5分ぐらい。
だいたいの場所は下記の地図のピンマークが付いた場所です。
行き方
スワンナプーム国際空港からバンコク市内に行くには、エアポート・レイル・リンクやタクシーなどの方法があります。
詳しい行き方は、こちらをご覧ください。
アユタヤも近い!
古都・アユタヤはバンコクからも近く、日帰りで訪れることができます。
アユタヤには木に埋まる仏像の頭や寝大仏、象に乗って移動するなど見どころがいっぱいです!
バンコク発着の現地ツアーで、アユタヤを訪れた時の様子はこちらです。
個人で訪れる or 現地ツアーに参加する
鉄道の駅から近い見どころも多いですが、3大寺院やワット・スタットは駅から離れた場所にあるのでタクシーやトゥクトゥクで行く必要があります。
他の観光地も合わせて巡る場合は、3大寺院も含めて現地ツアーに参加して効率的に巡った方が楽です。
世界遺産への登録
バンコク市内に世界遺産登録された遺跡はありません。
しかし、アユタヤは1976年に『古都アユタヤ』として、世界遺産(文化遺産)に登録されました。
観光のベストシーズン
冬(11月~2月前半)がもっとも観光に向いています。
2月後半~5月前半は暑季、5月後半~10月は雨季のため観光には不向きです。
ただし雨季でもずっと降り続くことは少なく、スコールのように短時間に激しく降ります。
観光に必要な日数
バンコクへの往復に丸1日、今回紹介したバンコクを巡るには最低でも1日かかるので、合わせて丸2日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低2泊3日必要です。
観光を計画
バンコクを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
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