海外旅行中にネットに接続するには様々な方法がありますが、オススメの方法は海外Wi-Fiルーターのレンタル。
Wi-Fiレンタルには容量や通信速度が異なるさまざまなプランがあり、どのプランを選んだらいいか悩みますよね・・・
今回はあなたに向いている容量や通信速度等を紹介します。
海外旅行でのネット接続方法
海外旅行中にネット接続してサイトを見たりSNSに投稿するには、おもに次の4つの方法があります。
- 携帯キャリアの海外パケットプランを契約
- 空港などで海外SIMを購入
- 無料Wi-Fiを利用
- 海外Wi-Fiルーターをレンタル
それぞれメリット・デメリットがあります。
『1』の携帯キャリアの海外パケットプランと契約ですが、他の方法と比べると料金が高いのが難点。
『2』の海外SIMの購入は安く利用できますが、設定が面倒なので人によっては難易度が高いです。
『3』の無料Wi-Fi利用はホテルやレストランのサービスとして提供されている場合が多く、無料で利用できますが問題点も。
最大の問題点はセキュリティレベルが低いこと。お金や個人情報に関するやり取りには不安が残ります・・・
また通信品質が悪いこともあり、急につながらなくなったり、使えないレベルで遅くなる場合もあります。
トータルでオススメできるのは海外Wi-Fiルーターのレンタル。
料金も数人で共用すればとても安く、かつ安定した速度で利用できます。
Wi-Fiルーターは手のひらサイズで軽いので、持ち運びも苦になりません!
海外旅行で海外Wi-Fiルーターがあると便利な場面
僕が今までの海外旅行で「海外Wi-Fiルーターを持っていたら良かったのに・・・」と思ったケースが何度かあります。
たとえば万里の長城で友達とはぐれたり、乗るはずの電車が5時間来なかったり、ストライキにより日程の見直しが必要となる可能性があったり・・・
どのケースも現在の状況を知りたかったり、友達などに連絡をするためにネット接続できれば便利でした。
そのほかレストランを探したり、Googleマップで現在位置を調べたい場合などもネットが使えると便利です。
海外Wi-Fiのプランの選び方
海外旅行用のWi-Fiルーターをレンタルする場合、さまざまなプランがあって「どれにすればいいの?」と迷いがちですが、選び方を紹介します。
プランを決定する要素は次の3つ。
- 用途(テキスト中心 or 動画や写真中心)
- 使う人数(1人だけ or 複数人でシェア)
- 回線速度(3G or 4G)
まず用途ですが、使い方によって必要な容量が異なります。
文字中心のウェブサイトを見たりメールやLineの利用であれば、1日あたり300MB(メガバイト)あれば大丈夫。
ただし、Youtubeなどで動画を見たり、Instagramのように写真が多いSNSを利用したり、GoogleMapをひんぱんに利用するようなら1日あたり1GB(ギガバイト=約1000MB)、または無制限プランがオススメです。
また、Wi-FiルーターはIDとパスワードを知っていれば利用できるので、複数人でシェアすることが可能。
ただし、その分データが必要となるので文字中心のサイトを見る場合であっても人数に応じた容量が必要です。
回線速度は文字中心のサイトやLine、メールなどを利用するだけであれば3Gプランで問題ありません。
ただし動画や画像中心のサイトやInstagramを利用する場合、または複数人でシェアする場合は4Gプランがオススメです。
料金は旅行先や容量、通信速度にもよりますが、1日あたり800円~と考えればOKです。
海外Wi-Fiのレンタルをオススメする人とは
パックツアーを利用せず、個人で海外旅行へ行くすべての人に海外Wi-Fiルーターのレンタルをオススメします。
またグループ旅行の場合、みんなでシェアすれば一人当たりの料金はかなり安く済みます。
また、パックツアーでも移動中の暇つぶしのためネットや動画閲覧をする人にはオススメです。
海外Wi-Fiをレンタル&使用する方法
それでは実際にレンタル&使用する方法を順を追って説明します。
申込
申込はウェブサイト経由が便利。
次の3つであれば、どれも顧客満足度が高くサポート体制も整っているのでオススメです。
受取
レンタルしたWi-Fiルーターを受け取るには自宅へ郵送、または空港で受け取る方法があります。
空港で受け取る場合、出発フロアや到着フロアなどにカウンターが設置されているので、そこで受け取ります。
アイテムはまとめてケースに入れられており、だいたい次のアイテムがセットになっています。
- Wi-Fiルーター
- 充電アダプター
- 変換プラグ(海外では日本とコンセントの穴の形が違うので、使えるようにするためのアイテム)
- 使い方やID、PWが書かれた紙
受取にかかる時間は約10分。
空港での受け取りであれば当日申込も可能ですが、手続きにもう少し時間がかかります。
設定
旅行先に到着したらWi-Fiルーターにスイッチを入れ、スマホやタブレットにID/PWを設定します。
ID/PWはWi-Fiルーターに書かれていたり、受け取ったさいに箱に入れられた紙に書かれていたりとさまざま。
設定方法は普段使っているスマホを家で使う場合や、カフェで無料Wi-Fiを利用する手順と全く同じです。
もし設定方法が分からなくても、24時間365日の無料サポートがついているので心配ありません!
返却
返却は空港内のカウンターか宅配で可能。
宅配の場合は返却先にレンタルWi-Fiが届くまでの日数を見越して借りる必要があり、宅配料金もかかるので空港内のカウンターでの返却がオススメ。
空港カウンターの営業時間外であっても、返却ボックスが用意されている場合もあります。
海外Wi-Fiを安くレンタルするには?
先ほど「料金は1日あたり800円~」と紹介しましたが、各社さまざまな割引プランが用意されています。
たとえば次のような割引があります。
- 早割(渡航日の60日前に予約すると20%OFFなど)
- 長期割(30日以上だと40%OFFなど)
- 周遊プラン(アジア周遊で複数カ国訪れても1台分の料金でOKなど)
- 特別キャンペーン(期間限定で50%OFFや手数料・送料無料など)
これらのプランを利用したり、数人でシェアして料金をワリカンすれば、とても安く利用できます!
各社の違い
どこも顧客満足度が高くオススメできますが違いもあります。おもな違いは次のとおり。
■イモトのWiFi
- カウンターが設置されている空港は少ない(国内6空港)
- AMAZON PAYでの支払いに対応
- ルーターの種類が多い(渡航先に応じて最適なルーターを選んでくれる)
- 対応する国が多い(約200カ国)
■グローバルWiFi
- カウンターが設置されている空港が多い(国内17空港)
- LINE PAYでの支払いに対応
- ルーターは1種類のみ
- 対応する国が多い(約200カ国)
■Jetfi
- 料金が安い
- 空港内のコンビニエンスストアでの受け取りも可能(国内10空港)
- 中国VPNプランがある
- 国のキャリアが変わると容量がゼロカウントになる(トランジットでも容量を気にせず使える)
- 対応する国は少なめ(約100カ国)
料金面で考えると安さを重視する方はjetfiまたはイモトのWifi、国内主要空港(羽田、成田、関西、中部、新千歳、福岡)以外を利用する方はグローバルWiFiがオススメ。
また、中国国内への旅行であればJetfiがオススメ。
中国国内ではGoogleのほか、主要SNS(Facebook / Instagram / LINE / Twitter / YouTube)が中国政府による規制により利用できませんが、中国VPNプランであれば利用可能です。
あとはその時のキャンペーンだったり、利用している電子マネーなどによって使い分けましょう!
まとめ
お金や個人情報に関するやり取りをしないようであれば、ホテルやレストランの無料Wi-Fiで十分かもしれませんが、やっぱりいつでもネットに接続できるのは便利。
安心料と考えれば値段も高くないので、ぜひレンタルして活用しましょう!