僕は昔からロシアに行ってみたいと思っていましたが、バウチャー制度など面倒な面もあったので後回しになっていました。
しかし、2012年にようやく訪れることができました!
今回はその際の行き先の決め方や、アレンジ旅行会社を用いた手配の方法についてお伝えします。
観光難易度が高めなロシア旅行
ロシア旅行で最も面倒なのが『バウチャー制度』。
バウチャー制度とは、事前に滞在する都市と宿泊先を申請する制度です。
ビザを申請するにはバウチャーが必要であり、時間もお金も手間もかかるので、とても面倒なのです・・・
行き先を決める
ロシア旅行は夏季休暇を利用するので最長で10日。
行き先は見どころの多いモスクワとサンクトペテルブルクは絶対行きたかったので、その2カ所を軸に決めることにしました。
また、奥さんの希望としては『キジ島』には絶対行きたいとのこと。
キジ島は木で作られた教会で、夏しか行けない場所でもあります。
キジ島に行くにはペトロザヴォーツクから高速船に乗る必要があります。
ただし移動にかなりの時間がかかるので、寝台列車を利用することとしました。
ざっくりと旅程をまとめると次のような感じ。
サンクトペテルブルク
↓
ペトロザヴォーツク(キジ島)
↓
モスクワ
ムダをなくすため、ロシア入国/出国は別々の都市としました。
とりあえずサンクトペテルブルクから入国としましたが、モスクワ入国&サンクトペテルブルク出国でもOKです。
ビザ申請は面倒
ビザを申請するにはバウチャーが必要であり、また郵送での申請は受け付けていないので直接大使館に行く必要があります。
日本にロシア大使館は5カ所ありますが、残念ながら僕が住む愛知には無し・・・
発行までにも時間がかかるので、移動費用も考えると代行サービスの利用が必須でした。
アレンジ旅行会社に依頼
アレンジ旅行会社には、次の条件でお願いしました。
・ビザ取得
・航空券の手配
・ホテルの手配
・寝台列車の手配 ・空港⇔ホテル間の送迎
・ペトロザヴォーツクの駅から港までの送迎
・ペトロザヴォーツクの港からキジ島への高速船 ・キジ島のガイド
ホテルはバウチャー作成の関係上、旅行会社にお願いするしかありませんでした。
航空券は自分で取得したかったですが、僕がお願いした旅行会社は航空券もセットでの申込しか受け付けていなかったので一緒にお願いすることに。
また、航空券は名古屋からではなく関西国際空港発着となったため、空港までの移動は自分で移動する必要があります。
ホテルは数カ所から選べましたが、選んだのは3つ星のホテル。
モスクワ・サンクトペテルブルク、どちらのホテルも市内中心部に近くて設備も問題ありませんでした。
なお、ビザの取得のためにパスポートの原本を送る必要があります。
戻ってくるまで2~3週間ほどかかりますが、追加料金を支払えば1週間ほどで手続きしてもらえるようでした。
今回の費用
今回旅行会社にお願いした分の費用のトータルは、1人あたり256,170円でした。
これに現地での滞在費(観光地の入場料や食費など)が別途かかります。
ツアーだと50万前後かかると思われるので、かなりお得でした!
旅行のアレンジを依頼
僕がお願いした旅行会社以外にも、アレンジ旅行を行ってくれる会社はたくさんあります。

たとえば『タウンライフ旅さがし』なら、無料での見積りが可能。
観光についての不明点を事前に相談をしたり、現地に着いてから困りごとがあっても、サポートデスクが設置されているので難なく解決できますよ。
ロシア観光は意外と自由度高し
ロシア国内を移動して意外に感じたのは自由度。イタリアやフランスなど、他のヨーロッパの国々と同じような感覚で旅行できます。
地下鉄での移動や食事にも特に制約は無く、旧ソ連時代のように物資が不足している感覚もありません。
また、アジア人が差別されるといったこともなく楽しく旅行できました。
ただし英語表記が他の国と比べて、やや少ない印象(2012年時点)。
心配な方は、念のために翻訳機を持っていくと不安なく旅行ができますよ。
まとめ
ロシアの一部(ウラジオストクなど)では簡易ビザでの入国が可能となるなど、今後旅行しやすくなっていきそうです。
見どころも多く、食べ物も美味しいのでオススメの観光地です!