航空券をなるべく安く予約。航空券の種類と予約時の注意点も紹介!



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ツアー旅行であれば、自分で航空券を手配する必要はありませんが、個人旅行の場合は自分で手配する必要があります。

しかし、自分で手配するからこそ好きなルートを選択できます。

今回は航空券を予約する方法や航空券の種類、安い航空券を探す方法を紹介します!

【追 記】
2018/03/02
  特別機内食(スペシャルミール)について追記

航空券を予約する方法

旅行代理店を訪れる

街中にあるJTBHISなどの旅行代理店を訪れて希望の国や時期を伝え、条件に合致する航空券を探してもらう方法です。

対面でのやりとりの方が安心できる方にオススメです。

ただし代理店手数料が余分に必要なので、料金が高くなりがちです。

旅行代理店とウェブ経由でやりとり

実際に店舗を訪れず、ウェブ経由で全てのやりとりを行うする方法です。

大まかな流れは次のとおり。

  1. 旅行代理店のホームページ経由で希望の国・時期を伝える 
  2. 旅行代理店よりメールでチケットの有無、料金が伝えられる 
  3. 希望どおりなら手配を依頼、異なる時は新たな希望を伝える 
  4. 手配完了後に銀行振込orカード支払い(未対応時あり)で料金支払う 
  5. 出発日までに旅行代理店からメールにて航空券が送られてくる 

なお、旅行代理店はJTBなどの大手旅行代理店だけではなく、店舗を構えない代理店も存在します。

その場合心配なのが料金は払ったけれど会社が倒産してしまい、結果として旅行に行けなくなること。

完全に見極めるのは難しいですが、次の点に注意すればリスクを減らせます。

  • 日本旅行業界(JATA)の正会員、かつ国際航空運送協会(IATA)の認可を取得 
  • 会社設立がある程度前(20年以上)であること 
  • 他社に比べて極端に安い料金となっていないこと 
  • 入金を必要以上に急がせないこと

とくに入金を必要以上に急がせる場合は、資金繰りが悪化しており会社として非常に危ない状態であると判断できます。

また、ウェブ経由でやり取りする場合でも代理店手数料が余分に必要です。

航空券料金比較サイト経由での予約

近年主流となっているのがスカイスキャナーなどの航空券料金比較サイト経由での予約。

最大の利点は、航空券の空き状況がリアルタイムで知ることができ、かつ空きがあれば即時予約が可能です。

なお航空券料金比較サイトは、名前のとおりスカイスキャナーが航空券を発券するわけではなく、航空券を発券している別の旅行会社の一覧を表示します。

料金比較サイトを利用することにより、代理店手数料がかからないとともに、複数の旅行会社を比較して航空券の価格が一目でわかるため、最も安く航空券を取得することが可能です。

海外の旅行会社の場合は英語サイトですが、簡単な英語なので苦手な人でも問題ありません。

スカイスキャナーでの予約方法は、こちらをご覧ください。

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航空券の種類

航空券は次の3種類に分けられます。

それぞれ良い点と悪い点がありますので、 理解した上で予約しましょう。

■普通航空券

〇良い点
 ・時期によって料金が変動せず、年間を通じて一定の値段で購入可
 ・有効期限が1年間あり、航空券の払い戻しも可能である

×悪い点
 ・値引きがないため、かなり高めの価格となる

■PEX航空券

〇良い点
 ・ハイシーズン時は格安航空券より安くなる場合があり、
  一部の航空会社については追加料金を払えば帰国日の変更が可能

×悪い点
 ・発券の期日が予約後72時間以内 ・キャンセル料金が高めに設定されている

■格安航空券

〇良い点
 ・出発の直前でも予約が可能 ・料金が他の航空券に比べて安い

×悪い点
 ・予約の優先順位が低い
 ・キャンセルが不可の場合がある
 ・マイレージが付与されない、または数10%しか付与されない場合がある

 

航空券が高くなる条件

航空券を購入する場合、時期によっては倍以上の価格差となることもあります。

高くなる時期とは、

   みんなが行きたいと思う時期  

です。・・・あたり前ですね。

航空券に限らずどんなものでも、

 現在の価格でも欲しい人が多い  →  少し高くても売れるから値上げ

という理由です。

みんなが行きたい時期というのは、年末年始ゴールデンウィークお盆などの長期休暇が取りやすい時期や、1~3月あたりの大学生が卒業旅行に訪れるタイミングです。

特に渡航先の国がベストシーズン(乾期のリゾート地や日照時間の長い夏の欧州etc)はさらに価格が上昇します。

逆に考えると、長期休暇が取りにくく、ベストシーズンではない時期であれば、航空券を安く購入できます。

なお、ゴールデンウィークやお盆の長期休暇がチケット代金に関係するのは、日本発着の便のみです。海外独自の長期連休(中国の国慶節など)では、その国発着の便の航空券が値上がりしやすくなります。

 

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航空券が安くなる条件

逆に航空券が安くなるのは、次の点に該当するケースです。

  • 直行便ではなく経由便である
  • ハイシーズン(繁忙期)ではなく、ローシーズン(閑散期)である
  • 出発&到着時間帯が日中ではなく、深夜や早朝である
  • LCC(ローコストキャリア:格安航空会社)を利用する

もし「絶対直行便!」というこだわりがあったり、お盆や正月、ゴールデンウィークなどのハイシーズンしか行けない制約がなければ、 通常より安く航空券を予約できる可能性があります。

LCC(格安航空会社)利用時の注意点

LCCで航空券を予約した場合、一見料金が安く見えても次のデメリットがあります。

  • 食事が基本的に別料金(飲み物は無料の場合が多い)
  • 手荷物預入れが有料となる場合がある 
  • 主要空港を回避(海外でも近隣都市の空港を利用する場合あり)
  • キャンセル不可(払い戻しがされない)
  • 遅延が多い 

LCCの航空券を予約する場合は、これらのデメリットを我慢できるか考えてください。

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航空券予約時の注意点

乗継ぎが発生する場合、最低 1時間以上の待ち時間を確保してください。

厳密には、同じ航空会社での乗継ぎであればミニマム・コネクティング・タイムがあるので、問題ありません(何かあっても便宜をはかってもらえます)。

ミニマム・コネクティング・タイムとは、航空会社が「乗継ぎにこれだけの時間があればOK」と判断・設定された時間以上空けないと航空券が予約できない仕組みです。

ただし、他の航空会社間で乗り継ぐ場合は考慮されないため、1時間は空けるようにしてください。

 

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特別機内食のリクエスト

また、宗教上の理由やアレルギーなどの都合により、通常の機内食を食べることができない場合は特別機内食(スペシャルミール)を申し込みましょう。

宗教上食べられない食材や、アレルギーのある食材を除いた食事を提供してもらえます。

スペシャルミールへの申込は出発24~48時間前であれば大丈夫なことが多いですが、出発前はバタバタしがちなので、忘れないように早めに申し込んでください。

  》》ANAで提供される特別機内食(公式サイト)

 

まとめ

航空券を予約することが海外旅行への第一歩です。

時期やタイミングによって価格が変動するので、行きたい国が決まったら定期的に価格をチェックしましょう!

 

 

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