海外へ個人旅行で訪れる場合、必須なのがホテル予約。
最近はインターネット経由での予約が主流です。
今回はホテルを探す方法や、ホテルを決める際に知っていると役立つ情報を紹介します!
【追 記】
2021/06/05 『ホテル料金比較サイトが便利』を追記
2018/11/30 『空き部屋がない場合にやること』を追記
2018/05/17 『ホテル予約サイト利用時は地図に注意』を追記
ホテルの種類
ホテルにはさまざまな種類があります。有名なものではコンドミニアムやユースホステルなど。
しかし、それ以外にもたくさんの種類があります。
ホテルの種類の詳細はこちらをご覧ください。
ホテルの予約方法
ホテルのウェブページ経由で予約
ホテルのホームページ経由で予約する方法です。
日本語に対応していない場合もありますが、キャンペーン時は予約サイト経由と比べてもお得な料金で予約できる場合もあります。
ホテル予約サイト経由で予約
ホテル予約サイトを利用する方法です。
都市と日程を指定することにより、宿泊可能ホテルの一覧が表示されるので、その中から宿泊したいホテルを選ぶ方式です。
値引きが適用されることが多く、部屋の空き状況もリアルタイムで確認できます。
予約サイトごとに特色がありますので、いくつか紹介します。
■Hotels.com
Expediaと提携しており、ホテル掲載数はとても多いです。また、サイトも使いやすく直感的に操作できます。
最大の特長は、10泊すると1泊分無料となること。
たとえば1泊1万のホテルに6泊、1泊2万のホテルに4泊した場合、1泊 x 6万 + 4泊 x 2万 = 14万となり、次回宿泊時はその10分の1である1万4千円分の値引きが適用されます。
海外旅行に行くと連泊となるので、2~3回旅行に行けば次回1泊分無料となるので実に有難いです。
■Booking.com
掲載ホテル数が圧倒的に多く、特にヨーロッパや中近東、アフリカ方面が多い印象を受けます。
件数が多いこともあり、格安ホテルが充実しています。また、日本語の口コミが非常に多いので、ホテル選びに役立ちます。
■HotelsClub
エコに対して積極的に取り組んでいるホステル(グリーンホステル)を認定する、世界初のオンラインウェブサイトです。
また、ドミトリーやシェアハウスも検索項目にあるので、各都市の安い宿泊先も簡単に探すことが可能です。
■Expedia(エクスペディア)
航空券とホテルを同時に予約すると、さらに値引きされるのでExpediaで航空券を予約している人にとっては、最もお得な料金で予約できる可能性があります。
■Agoda(アゴダ)
東南アジア方面に特に強い印象があります。
ただし、料金に税+サービス料が含まれておらず、別途必要なので予約時に注意が必要です。
ホテル料金比較サイトが便利
ホテル予約サイトはたくさんあるので、同じ条件で探すのはとても大変。
そんな時はホテル料金比較サイトが便利。
同じ条件で複数のホテル予約サイトの料金を検索し、一覧で表示してくれるので一目で最安値がわかります。
どのようなホテルを選ぶべきか
どのホテルを予約するかは、あなたが重視する項目(料金やロケーションなど)によって異なります。
しかし、安全面を考えると最低でも3つ星以上のホテルがおすすめです。
とくに南米やアフリカなど、治安が良くないといわれる地域で宿泊する場合、次のことを重視してホテル選びをすると、比較的安心して宿泊できます。
- 入口が大通り沿い
- エレベーターがルームキーで動く仕組みである
- インターホンで呼出す方式ではない(呼出し中に襲われることも)
- お金持ちや現地駐在員が暮らすエリアである
- 入口に守衛がいる
ホテル予約サイト経由で探す場合
検索条件としてゲストの評価を指定できる場合が多いですが、最低でも3.5以上を指定してください。
3.0以下だと、なんらかの問題があるホテルが多く、4.0以上の場合は該当するホテルが少ないため、選択肢が減りることに・・・
ホテル予約サイトを利用時は地図に注意
ホテルの予約サイトには設備のほか、ホテル所在地が書かれた地図が記載されていますが、必ずGoogle Mapやホテルのウェブサイトでホテルの場所を再度確認してください。
確認すべき理由は、ホテル予約サイトの記載内容が間違っていることがあるため。
なぜかホテル予約サイトの地図が間違っている(ホテルの場所が違う)ことがあります。とくに中国はGoogle Mapが利用できないため事前確認が重要です。
中国に訪れる場合は、念のため住所とホテル名をを現地語でメモしてください。
ホテルが迷ってどうしようもない場合でも、タクシーの運転手に見せれば連れて行ってもらえます。
部屋の種類
部屋タイプにはシングルルームやツインルームのほかにも、さまざまなタイプがあります。
それぞれの部屋タイプの違いはこちらをご覧ください!
宿泊料金が決定する要素
宿泊料金の決定する要素として、おもに次の要素があります。
- ハイシーズン(繁忙期)かローシーズン(閑散期)か
- ロケーション(街の中心地、または名所に近いか)
- 星数
- 部屋から眺め
部屋のからの眺めとは、エジプトの場合、窓からピラミッドが見えると料金が高くなります。同様に、素晴らしい庭園・海・山並みが見える場合は高くなります。
このような『売り』がある場合、だいたい「〇〇ビュー」(オーシャンビューなど)という記載があります。反対に窓から見えるのが雑居ビルだったり、窓すらない場合は料金は安くなります。
ホテルの格付けを示す星数(一般的に1~5つ星)ですが、星数を決める方法は国によって異なります。
観光会社が適当に決める場合もあれば、法令によって政府がホテル格付の基準を決めていたり、レジャー関連の格付機関が行う場合もあります。
格付け機関の場合を例にとると、次の要素の優劣により決定しています。
- サービス全般
- 設備管理状況
- 接客態度
- 客室の状態
- ロビーや廊下の状態
現在では5つ星を超える6つ星・7つ星ホテルも存在しています。
しかし、星数が少なくても素晴らしいホテルも多く存在しますので、目的に応じたホテルを選ぶようにしましょう。
ホテル料金について
なお、宿泊料金は日本では1人あたりの金額であることが一般的ですが、海外の場合は一室あたりの金額であることがほとんど。
夫婦や恋人、友人など複数人で泊まる場合は割安ですので、いつもより良い部屋にするのも良いかもしれません。
ホテル予約についての提案
最低でも初日の宿は確保しよう
バックパック旅行の場合、事前にホテルを予約せずに旅立つ方もいます。しかし、旅程が決まっていない旅であっても初日の宿だけは事前に確保してください。
旅慣れた人であっても、長旅の後にあまり行かない国のホテルを重い荷物を持ちながら探すのは大変。
疲れがたまることにより体調も崩しやすくなり、観光する時間を削ることになるので時間ももったいないです。
帰国直前はホテルのグレードをUPしよう
良い部屋の条件というのは、人によりさまざま。
設備を重視、ロケーション重視など人によってさまざまな要素があると思いますが、日ごろ安宿に泊まっている人でも、最終日近くになったら少しグレードの高いホテルに泊まることをおすすめします。
グレードの高いホテル(最低でも3つ星、できれば4つ星以上)というのはベッドのマットレスにもお金をかけていることが多く、安宿のマットレスとは雲泥の差があります。
また、良いマットレスで寝ると旅の疲れが残りにくくなります。
空き部屋がない場合にやること
観光シーズンの場合、航空券は確保したけれどホテルが全然空いていないことも・・・
僕も部屋が取れず、現地で探したことがありました。
しかし、大変なので出発の直前までホテルを探しましょう。
ホテル予約サイト経由で探す場合、プランによっては『キャンセル不可』の場合もありますが、だいたいが3日前までのキャンセルならキャンセル手数料がかからない場合が多いです。
つまり、宿泊する日の4~7日前ぐらいにキャンセルが発生し、空き部屋が出てくる場合があります。
念のために一度探してみましょう!
それでも見つからない場合は、直接ホテルにメールや電話で問い合わせるのもオススメ。
予約サイトと実際のサイトでは、どうしても情報に差があるので、サイト上では満室でも実際は空いているという場合もあります。
出発まで見つからない場合は、空港にホテル予約のためのカウンターがあるので、そこで問い合わせてみましょう。
あまり安い部屋はないかもしれませんが、時間を浪費して探し回るよりは良いです。
まとめ
ホテルは行動の拠点となるとともに、観光で疲れた体を休めるためにも重要です。
旅行先が決まったら、なるべく時間をかけて検討しましょう!