フランス・パリにはルーヴル美術館などの見どころがいっぱい!
しかし、入場ごとに長い行列に並ばなければいけないのが大変・・・
しかし共通入場チケット『パリミュージアムパス』があれば、楽々入場できます!
今回はパリミュージアムパスの買い方、入れる場所を紹介します。
パリミュージアムパスとは
パリ・ミュージアム・パス(Paris Museum Pass)は、パリおよび近郊にある50カ所以上の美術館・博物館・宮殿に自由に入ることができる共通入場チケットです。
最大のメリットは、各場所でチケットを購入する必要がないこと。
フランスは有名な観光地が多く、チケットを買う時に長い行列に並ばなければいけないのが難点ですが、共通入場チケットがあれば時間を有効に使えます!
また何度でも入場できるので、いったん外に出て食事をした後で再入場する、というゼイタクな使い方も可能です。
パスには有効期限が設定されており、それぞれ価格が異なります。
*有効期限は連続した日にち(5/1に4日券の利用を開始したら、5/1~5/4のあいだ利用可)
*ストライキなどによる臨時休館でも払い戻しなし
*常設展のみ入場可能で、企画展には入場できない場合が多い
価格
パリミュージアムパスの料金は有効期間によって異なります。
現地で購入した場合の価格は次のとおりです。
- 2日有効チケット:48ユーロ(約6,200円)
- 4日有効チケット:62ユーロ(約8,000円)
- 6日有効チケット:74ユーロ(約9,600円)
*1ユーロ=130円として計算
*子ども料金の設定はありません(子どもは無料で入場できることが多いです)
購入できる場所
パリミュージアムパスは、フランス国内の下記の場所で購入可能です。
- 観光案内所(市内やシャルル・ド・ゴール空港内など)
- おもな美術館
- FNAC(チケット売り場)
- TABAC(小規模な売店)
- JCBプラザラウンジ ※JCBカード会員のみ
ただし、在庫が少なく売り切れる場合もあるので、事前に公式サイトでの購入がオススメです。
またパリ・ミュージアムパスを利用して、あなたの好きな場所を訪れるツアーもあります。
日本語でのガイドも付いているので、もともとパリ発着のツアーに参加しようと考えていた方にピッタリです!
入場できる場所 / できない場所
パリミュージアムパスがあれば、すべての観光地に入場できる訳ではありません。
日本人が訪れることが多い場所のうち、入場できるのはこちら。
- オランジュリー美術館
- オルセー美術館
- ポンピドゥー・センター
- ルーヴル美術館
- ロダン美術館
- アンヴァリッド(軍事博物館/ナポレオンの墓)
- 凱旋門
- サントシャペル
- べルサイユ宮殿
- サヴォア邸
- フォンテーヌブロー城
残念ながら、パリミュージアムパスで入場できない場所もあります。おもな場所はこちらです。
- エッフェル塔
- オペラ座(ガルニエ宮 / パレ・ガルニエ)
- モン・サン・ミシェル
このほかにも入場できる場所は多いです。すべての場所は下記の公式サイトをご覧ください。
元は取れる?
入場した場所によって異なりますが、有効期限2日であれば4~5カ所、有効期限6日であれば6~8カ所入場すれば元が取れます!
ただし、チケット代に満たなくても並ばずに入場できることを考えると、利用価値大です。
購入する場合の注意点
パリミュージアムパスを購入する場合、事前に利用できる場所/利用できない場所を調べてください。
そして、利用できる場所を重点的に巡ると無駄なく利用できます。
たとえばパリ滞在が6日でも、そのうちの4日に利用できる場所を集中すれば有効期限4日のチケットを買えばOKです。
購入後にやること
パリミュージアムパスを購入したら、裏面に利用開始日と名前(姓・名を英語で)を記入します。
利用開始日を記入したら、その日から利用が可能です。
*日本とは異なり日(2ケタ)・月(2ケタ)・年(下2ケタ)の順で記入します
まとめ
入場料とチケット代を比較して、だいたい同じだとしてもチケット購入のたびに並ばなくてもいい、というのは大きなメリットです。
利用できる場所も多いので、購入がオススメです!