チェコで人気のスイーツ「トルデルニーク」。街を歩いていると甘い匂いがすると、おそらくその先にはトルデルニークの専門店があります。
トルデルニークはバームクーヘンと似た外見ですが、実際はかなり違います!
今回はトルデルニークについて味やバリエーション、食べられる場所などについてお伝えします。
トルデルニークとは
トルデルニーク(Trdelník)はチェコで人気のスイーツで、筒状の薄いパンです。
砂糖がまぶされているので、とても甘い!
ぱっと見はバームクーヘンっぽいですが、層にはなっておらず、ふっくらとした生地が特徴です。
トルデルニークは伝統的な菓子、という訳ではなく誕生したのは意外と最近。
どちらかいえば観光客向けに作られ、そののち現地の若い人たちにも人気が出たようです。
なお、東欧には似たような菓子が多くあり、隣国ハンガリーにもクルトシュカラーチ(kültőskalács)という似たスイーツがあります。
トルデルニークの作り方
トルデルニークの作り方はとてもカンタン。
回転する筒に小麦をこねて作られた生地を巻き付けて、それを焼きます。
焼く際に砂糖やシナモン、粉状のナッツ類をふりかけてジックリ焼き、ふっくらと膨らんだら完成。
あとは筒から抜いて、適当な大きさに切り分けて完成です。
トルデルニークの味は?
トルデルニークは砂糖がタップリとかかっているだけあり、とても甘いです。
しかし、シナモンやナッツの粉等も振りかけられてから焼かれているので、香ばしさも特徴。
味覚と嗅覚の両方で楽しむことができます!
さまざまなバリエーションがあります
プレーンタイプのトルデルニークは砂糖とシナモン、ナッツ粉がかけられたのみですが、その他にもさまざまなバリエーションがあります。
筒のなかにチョコレートやジャムが入っていたり、クリームやアイスクリームが入っているものも。
好みによって、さまざまな味が楽しめますよ。
トルデルニークはどこで食べられる?
トルデルニークはチェコ・プラハであれば、探すまでもなく見つかります!
トルデルニークを専門で販売している店舗や屋台が多くあり、店先にはトルデルニークの模型?が付いているので遠くからでも見つけやすいです。
残念ながら日本ではなかなか食べられません・・・
日本にも2019年、麻布十番にトルデルニーク専門店「Cesky」がOPENしましたが、現在は閉業しているようです。
まとめ
チェコを訪れたならトルデルニークは必食です!
クリスマスシーズンは旧市街広場などに屋台が出ることもあり、アツアツのトルデルニークを食べながらの街歩きも楽しいですよ。