台湾旅行のテッパン土産といえばパイナップルケーキ。
お土産に買っていったり、逆にもらったりすることも多いのでは?
今回はパイナップルケーキについての紹介と、お土産に向いているかについて紹介します!
パイナップルケーキとは
パイナップルケーキ(鳳梨酥)は台湾の銘菓で、ケーキというよりはクッキーとまんじゅうを足して2で割ったようなお菓子です。
ただし形はまんじゅうっぽくなく、だいたい5センチメートル角ぐらいの長方形です。
パイナップルケーキはパイナップルジャムとバターで作った餡(あん)をクッキー生地で作られた皮で包んで焼かれたお菓子で、こってりとした甘さが特徴。
なお、パイナップルケーキ(鳳梨酥)の「鳳梨」はパイナップル、「酥」は本来バターを表していますが近年は『小麦粉を油でこねた後、砂糖を加えて焼き上げたクッキーのような菓子』といった意味で使われることが多いです。
「なぜパイナップル?」と思われるかもしれませんが、理由のひとつとして台湾では古くからパイナップルが栽培されていることが挙げられます。
17世紀ごろより育てられていましたが、本格的に栽培され始めたのは20世紀ごろ。日本が統治した時代からです。
パイナップルケーキはそのころから、台湾ではよく食べられていたそうです。
賞味期限はみやげ物用と現地で食べる用では異なりますが、だいたい次のとおり。
- みやげ物用 :1~3カ月
- 現地で食べる用:約10日
みやげ物用は日持ちしやすい製造方法でつくられ、また密閉包装されているので賞味期限が大幅に長くなっています。
また、カロリーは材料や製造方法によっても異なりますが、1つあたり約200キロカロリー。意外と高めなので、食べる時はちょっとずつ食べましょう。
メーカーによって個性があります
パイナップルケーキはシンプルなお菓子ですが、メーカーごとに味や風味が異なります。
まず「土鳳梨酥」と書かれているものは、餡がパイナップル100%であり、少し酸っぱく繊維が多いのが特徴。
味の違いは餡に使われるパイナップルの割合(パイナップル100%に近くなるほど酸味が強くなる)によるところが大きいですが、ほかに皮の材料の配分や焼き方により食感に違いがでてきます。
パイナップルケーキはお土産に向いている?
まず結論ですが、パイナップルケーキはバラマキ土産にぴったりです!
向いている理由は次の6点。
- 嫌いな人が少ない味
- お手頃な価格
- 個別包装されている(お土産として渡しやすい)
- それほど大きくない(大量に買ってもかさばらない)
- 日持ちがする(土産用であれば1~3カ月持つ)
- 臭いが少ない(臭いが強いと職場で渡しづらい・・・)
メーカーによって味に違いがあるので、たびたび購入しても味の違いを楽しめます。
なお、パイナップルケーキは台湾人にも親しまれているお菓子だけあって、たくさんの店・メーカーが作っています。
近年では微熱山丘(サニーヒルズ)が人気で、パイナップル100%を用いた酸味のある餡が特徴。また、店舗で試食することも可能です。
また、義美(イーメイ)は1934年創業という老舗メーカーであり、台湾中に店舗や取扱店があります。また、リーズナブルながら美味しいと評判です。
パイナップルケーキは現地で購入しても良いですが、通販での購入も可能。
「重くなるからバラマキみやげは事前に購入したい!」といった場合や、事前に味をチェックしておきたい場合は通販での購入がオススメです。
義美など、台湾でも有名なメーカーのパイナップルケーキを購入できますよ。
まとめ
パイナップルケーキはシンプルな材料ながら、各店・メーカーの違いが楽しめるお菓子です。
現地でも食べられる場所が多いので、ぜひ食べてみましょう!