マトリョーシカはロシア伝統の民芸品。ロシアを訪れた場合はぜひ購入したいですよね。
僕もロシアを訪れた時に購入しました!
今回は日本にも縁の深いマトリョーシカの由来と、購入できる場所を紹介します。
マトリョーシカとは
マトリョーシカはロシア伝統の人形で、民芸品としても有名です。
作られはじめたのは1800年代後半と言われていますが、世界的に有名になったのは1900年に開催されたパリ万国博覧会。
パリ万博で銅賞を受賞した結果、ロシア各地でいろいろなマトリョーシカが造られるようになり、お土産としても知られるようになりました。
マトリョーシカ最大の特徴は入れ子構造になっていること。
人形は胴体部分で上下に分割するようになっていますが、中には一回り小さな人形が入っており、さらにその中にも一回りちいさな人形が入っています。
こんな感じです。
最後の方は細工が無くあっさりとした感じですが、それもまた味です。
マトリョーシカのルーツは日本?
マトリョーシカのルーツには様々な説がありますが、そのひとつとして日本の入れ子人形が元になったのでは?という説があります。
19世紀末ごろロシア人修道士が箱根を訪れた際、箱根伝統の入れ子細工をお土産として本国に持ち帰りましたが、それを元にしてマトリョーシカが誕生したと言われています。
さまざまな種類があります
マトリョーシカは女の子がモチーフとなっているものが多いですが、さまざまなバリエーションがあります。
僕が見たことのあるのは次のような感じ。
- 歴代ロシア大統領
- さまざまな動物
- サッカーチームの所属選手
- 家族(お父さん、お母さん、子どもたち)
僕が見たことあるだけなので、もっと変わったものもありそうです。
僕も買いました
僕もロシアを訪れたさい、購入しました。
塗ってあるだけではなく、ビーズっぽいのがついていてオシャレです。
なお値段は日本円で8,000円ぐらいでした。
モスクワで購入できる場所
マトリョーシカはロシア各地で売っていましたが、ロシアでは次の場所で多く売られていました。
まずは赤の広場近くのマネージュ広場。
マネージュ広場には屋台のみやげ物店が多く並んでおり、ここでマトリョーシカも多く売られています。
そしてアルバート通りには店舗型のお土産店がいくつかあります。
僕が2012年に訪れたのはこちらです。
マネージュ広場に多い屋台型の店舗は値段は安い(1,000円~)ですが、品質が悪いものが多い印象。
おそらくロシアではなく、周辺国で大量生産されたものが多いのでは?と思います。
店舗型で売られているものはロシア人の職人によって作られているもの多いので、そのぶん細工が細やかで造りも良いです。
しかし値段は高め。
最低でも日本円で5,000円、高いものになると50,000円を越えるものもありました。
ただし値引き交渉は可能だったので、思いがけず安く購入できるかもしれません。
ネットでも購入可能
マトリョーシカは欲しいけれど、ロシアはなかなか行けない・・・という方はネットで購入が便利です。
楽天市場やAmazonといったネットショップでの購入も可能。
下記のリンクより、ロシア製を中心としたマトリョーシカが購入できます!
マトリョーシカはお土産に向いている?
マトリョーシカは残念ながら、他人へのお土産には向いていません・・・
マトリョーシカをはじめとした人形や雑貨は個人ごとの好みがハッキリと出てくるので、自分が「これ最高!」と思っても他の人はそう思わないことも。
『何でもいいから買ってきて!』と言われない限り、お土産として買わない方が無難です。
ただし自分用の土産としては最適。
お気に入りの1体を見つけることができれば、一生の宝物です!
まとめ
マトリョーシカは伝統的なデザイン以外にも、現代的なデザインも多いです。
有名キャラクターをデザインしたものもあるので、あなた好みの一体を見つけましょう!