僕が南米旅行中、毎日のように飲んだカクテルがあります。
それは「ピスコサワー」!
口当たりがよく、とても美味しかったですが、日本では飲める店が少ないのが難点・・・
今回はピスコサワーのキホンと、作り方を紹介します。
ピスコサワーとは
ピスコサワー(pisco sour)は南米・ペルーの代表的なカクテルです。
ブドウの蒸留酒『ピスコ』をベースとして作られ、甘酸っぱい味わいが特徴。
ピスコサワーの発祥については諸説あります。
有名な説としては、1920年代に首都リマにある「モリス バー」を経営していたアメリカ人のモリスさんが考案したとされています。
1930年代にアメリカ西部に伝わり、1950年代になると数多くのハリウッドスターに飲まれるようになりアメリカ全土に広がりました。
ピスコサワーの作り方
ピスコサワーを作るのに必要な材料は次のとおり。
- ピスコ酒(約120ml)
- ライム果汁(約30ml) *レモン果汁でも代用可
- ガムシロップ(約30ml) *砂糖でも代用可
- 卵白(Mサイズの卵1個分)
- 氷(数個)
ピスコとライム果汁、ガムシロップの比率は『4:1:1』が本場ペルーの配分ですが、酒にあまり強くなかったり、軽く飲みたい場合は「2:1:1」ぐらいがオススメです。
作り方は上記の材料をシェイカーに入れてシェイクするだけですが、シェイカーが無ければミキサーに入れて7~8秒混ぜればOKです。
さらに最後に薬用酒「アンゴスチュラ・ビターズ(Angostura bitters)」を数滴たらせば、より本場の味に近づきます!
ペルーでピスコサワーを飲むことができる場所は?
ピスコサワーはペルー国内の多くのレストランで飲むことができます。
僕はペルー国内ではリマ、クスコ、マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)、パラカスなどを訪れましたが、だいたいどこでもメニューに載っていました。
日本でピスコサワーを飲むことができる場所は?
残念ながら日本で飲むことができるバーやレストランは多くありません。
しかし、ラテン料理やペルー料理の店であればメニューに載っている確率が高いです。
ピスコサワーを飲むときの注意点
口当たりがよく飲みやすいピスコサワーですが、意外とアルコール度数が高いです。
ピスコのアルコール度数はなんと45度もあります・・・
僕もハッピーアワーだったこともあり2杯飲んでしまい、20年ぶりぐらいに酒に酔って吐くという失態をおかしてしまいました・・・
また、お酒に強い人も現地で飲む場合は注意が必要。
リマのある場所は標高が低い(約0~100メートル)なので心配ありませんが、マチュピチュ村へのゲートシティへとなるクスコは標高が高い(約3,000~3,500メートル)ので酔いやすいです。
ピスコサワーの材料はネットショップで購入可能
ピスコサワーを自作する場合、最も重要なのが蒸留酒のピスコ。
しかし、普通のスーパーマーケットにはメッタに売られていません。
リカーショップにさえ売られていないこともあり、売られていても探すのが大変なので楽天市場やAmazonなどのネットショップでの購入すると楽です。
まとめ
僕はお酒に弱くビールはあまり好きではありませんが、ピスコサワーはとても美味しく飲むことができました。
ふだんお酒をあまり飲まない人も、ぜひ一度飲んでみましょう!