チーズフォンデュはチーズを最も味わうことができる料理であり、チーズ好きな人には絶対オススメ。
しかし日本で食べられるレストランは少ないのが現状・・・
今回は家庭でのチーズフォンデュの作り方、および材料を購入できる場所を紹介します!
チーズフォンデュとは
チーズフォンデュ(cheese fondue)とは、チーズを使ったスイス伝統の料理のことです。
チーズに白ワインを入れて煮込み、そこに串に刺した具材をつけて食べます。
起源には様々な説がありますが、硬くなったパンを美味しく食べる料理として考案されたとか、断食を行うため僧侶のための食事(流動食)として考案されたという説があります。
スイスでは元々スイス国内のフランス語圏で食べられていましたが、1950年代になって軍隊の調理教範に収録されたことによりスイス全土にも広がりました。
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チーズフォンデュの作り方
チーズフォンデュの一般的な作り方は次のとおりです。
- フォンデュ鍋の内側にニンニクをこすりつける
- 鍋にすりおろしたチーズ数種類、およびコーンスターチ(小麦粉)を入れる
- 鍋を火にかけて溶かす
- チーズが溶けてきたら白ワインを入れ、木べらでかき混ぜる
- 塩・コショウ・ナツメグなどで味を整える
- 弱火で鍋を温めながら、串に刺した具材をチーズに付けて食べる
チーズは家庭・レストラン毎に独自の種類・分量があり、それが『家庭の味』となっています。
よく使われるのはエメンタールチーズとグリュイエールチーズの2つ。
あっさりとしたマイルドな口当たりが特徴
グリュイエールチーズ(Gruyère Cheese):
熟成された旨味とナッツのようなコクがある
この他にもゴーダチーズなど、好みによってさまざまなチーズが使われます。
チーズフォンデュの具材
チーズフォンデュの具材といえば、細かく切ったパン。フランスパンなど硬めのパンが使われます。
他にも、野菜(ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーなど)、ソーセージ、ゆでた海老など。
日本の鍋と同じく、何を使ってもOKです!
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日本と本場スイスのチーズフォンデュの違い
僕は日本とスイス、どちらでもチーズフォンデュを食べたことがありますが、最も違いを感じたのは『アルコール度数』。
日本で食べた時は「ワインが入っているかな?」と感じる程度でしたが、スイスで食べた時は日本とは比較にならないぐらいワインの量が多く感じました。
また、スイスは標高が高いため酔っ払いやすくなるので注意が必要です。
スイスでは具材を落としたら罰ゲーム
本場スイスではチーズフォンデュを食べている時に串に刺したパンを落とした場合、マナー違反として罰ゲームを行う習慣があります。
罰ゲームはさまざまあり食べる前に話し合って決めたりしますが、例えば
- ワインや食事代をおごる
- 隣の人にキスをする
といったことが行われるようです。
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チーズフォンデュを食べる時の注意点
チーズフォンデュを食べる場合、飲み物に注意が必要です。
ビールや冷たい水を飲んでしまうと胃の中でチーズが固まってしまい、胃もたれするためオススメできません。
チーズフォンデュを食べる時は、温かい飲み物や常温の白ワインがオススメです。
またタップリとワインが入っているので、運転前の人や子どもには食べさせないようにしましょう。
チーズフォンデュはお土産にできる?
スイスでチーズフォンデュを食べて「日本でも作りたい!」と思い、ワインやチーズをお土産に持ち帰ろうと考えている方は注意が必要です。
チーズは日本入国時に税関での検疫の対象となるため、持ち込めない場合があります。
せっかく持ち帰っても没収される危険があるので、チーズは日本にいるときに購入するのがオススメ。
もしスイスで購入するなら、ワインやチーズフォンデュ用の鍋などにしましょう。
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日本でチーズフォンデュに必要な鍋や具材を購入
チーズやワインはスーパーマーケットでも売っている場合がありますが、種類が少なかったり品質がイマイチな場合があります。
日本でチーズやワインを購入するなら、輸入食品を多く扱っているカルディや成城石井での購入がオススメ。
また、楽天市場やAmazonなどのネットショップであれば、スイス産のチーズもカンタンに購入できます!
日本ではなかなか見かけないチーズフォンデュ用の鍋も、ネットショップなら入手可能です。
まとめ
チーズフォンデュは提供しているレストランも少なく、日本ではなかなか食べられないのが残念。
しかし意外とカンタンに作れるので、チーズ好きの人はぜひ作ってみましょう!