世界最小の国・バチカンはカトリックの聖地!行列を避けるには先にバチカン美術館へ



 

2018年時点で国連に加盟している国は193カ国。このうち最も小さな国を知っていますか?

正解はバチカン市国。

小さな国ですが、カトリックの総本山でもあるため、世界中か人々が訪れます。

今回はバチカン市国について、見どころ、行列を避ける周り方を紹介します。

基本情報

バチカン市国(Citta del Vatican)は世界一小さな国家として知られていますが、その面積はたった0.44平方キロメートルしかありません。

東京ディズニーランドの面積(ディズニーシーを除く)は0.465平方キロメートルなので、ほぼ同じぐらいと考えればOK。

バチカン市国があるのは、イタリアのローマの中心部。ローマの中にぽっかりと浮かんでいる小島のようです。

とっても小さな国ですが、世界中に10億人以上の信者を抱えるカトリックの総本山として知られています。

カトリックの頂点に立つのはローマ教皇ですが、ローマ教皇が死去した場合はバチカン市国内のクリスティーナ礼拝堂で行われるコンクラーベ(教皇選挙)で次の教皇が決められます。

バチカン市国の見どころ

バチカン市国は狭い国ですが、必見の見どころが2カ所あります。

その2つとはサン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館。それぞれ紹介します。

サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro)

カトリックの総本山でもあり、世界最大のカトリック教会です。

教会の歴史は西暦64年。イエスの第一の弟子であり、ローマ教皇でもあった聖ペトロが葬られました。

西暦326年にペトロの墓の上にコンスタンティヌス帝が教会を建設、1506年になって建築家ドナト・ブラマンテ(Donato Bramante)の設計に元づいて大改修が行われました。

サン・ピエトロ大聖堂はサン・ピエトロ広場西側に位置しています。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の案内図

入口周辺の柱。ドリス式の円柱が284本ありますが、1つ1つがめちゃくちゃでかいです。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のドリス式の円柱

ランプもオシャレ。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のランプ

入口もとても巨大。守衛の服装もオシャレです。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の門と守衛

内部の装飾も素晴らしく、壁や天井の彫刻が細やか。モザイク画も美しいです。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の天井装飾バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のモザイク画

入るとすぐに身廊があります。身廊は聖堂内部を十字に交差したうちの大きな通路。いわばメインストリートです。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の身廊

身廊をまっすぐに進むと、クーポラ真下の位置に教皇の祭壇を覆うブロンズ製の大天蓋があります。ファイナル・ファンタジーなどのロールプレイングゲームに出てきそうな感じですよね。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の大天蓋

クーポラはミケランジェロが設計した巨大なドーム。

クーポラの内側には、16世紀末に造られたモザイク画で飾られています。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のクーポラ内部の装飾

大聖堂の一番奥は、聖ペテロの司教座と呼ばれる場所。

聖堂でも特に重要な場所でもあり、ロールプレイングゲームではボスが出てきそうなほどの重厚な雰囲気を漂わせています。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の聖ペテロの司教座

サン・ピエトロ大聖堂の内部はいろいろな像でいっぱい。いくつか紹介すると・・・

まずは聖ペテロ像

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の聖ペテロ像

聖ペテロは”サン・ピエトロ”の名前の由来となっている聖人で、アルノルフォディカンビオ(Arnolfo di Cambio)により、13世紀に造られたブロンズ像です。

像の足は熱心なカトリック信者達が触りまくったので、すり減っています。

続いてピエタ像

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のピエタ像

ピエタ像は、ミケランジェロが23歳の時に制作した作品です。

布の感じなど、とても彫刻とは思えないですよね・・・

そのほか僕が好きなのは、この天使たちの像。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂内の天使の像

表情が何とも言えず、かわいいです。

クーポラに登って街を一望

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラには、エレベーター+徒歩で登ることができます。

クーポラのある120メートルからは、サン・ピエトロ広場を含むローマの街並みが一望!

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の屋外テラスから眺めたサン・ピエトロ広場

また、大聖堂外部にある神話をモチーフにした像を間近で見ることができます。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の像

サン・ピエトロ大聖堂の地下

大聖堂の地下には、歴代のローマ教皇の墓地があります。

入口には歴代のローマ教皇の名が書かれたプレートがありますが、ものすごい数ですよね・・・

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の歴代ローマ教皇のリスト

2018年時点で266代目のローマ教皇です

サン・ピエトロ広場(Piazza di san Pietro)

サン・ピエトロ大聖堂の目の前にある、直径240メートルの円型の広場です。

僕が訪れた時は、式典のためイスが設置されていました。大規模な行事の場合は約30万人も収容できるそうです。

バチカン市国のサン・ピエトロ広場に並べられたイス

サン・ピエトロ広場を設計したのはジャンロレンツォベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini)

中央部分には、西暦40年にエジプトより運ばれた高さ25.5メートルのオベリスクが建っています。

バチカン市国のサン・ピエトロ広場のオベリスク

そして、オベリスクの両隣には1対の噴水があります。

バチカン市国のサン・ピエトロ広場の噴水

バチカン美術館(Musei Vaticani)

サン・ピエトロ大聖堂と隣接する形で美術館が建てられています。

総面積は4万2000平方メートル。展示コースの総延長が7キロメートルにも及ぶ巨大な美術館です。

僕も行きたかったのですが、時間がなかったので残念ながら断念しました・・・

バチカン市国のバチカン美術館入口

美術館内は年代やテーマに応じて、20以上の美術館/博物館に分かれています。

最も有名な作品はシスティーナ礼拝堂内の天井に描かれた、ミケランジェロ作の『最後の審判』。世界の終末を描いたフレスコ画です。

美術館内には多くの絵画や像が展示されてますが、建物自体の装飾も美しいので必見です!

バチカン市国のバチカン美術館の館内装飾

サン・ピエトロ大聖堂はいつも大混雑!

サン・ピエトロ大聖堂への入場は無料ですが服装&荷物チェックのため、とても混みます。

僕は朝9時ぐらいに訪れましたが、30分ほど並びました。

また、数時間して外に出たら入場するための行列は数百メートルに・・・

なるべくチケット予約をし、朝早く並ぶことをオススメします。

バチカン美術館内から行列を避けて入場

バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂の両方を訪れる場合はバチカン美術館を先に訪れましょう。

バチカン美術館内部に入り、システィーナ礼拝堂の出口の右側(左側は出口)のドアを開ければ、サン・ピエトロ寺院内に入ることができます。

内部からの移動なので、行列することなくスムーズに入場することができます。

チケット購入

サン・ピエトロ寺院への入場は無料です。

ただし屋上テラスへ行くためのエレベーターに乗る場合や、バチカン美術館に入場する場合はチケットを購入する必要があります。


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行き方

ローマ中心部からバチカンに行くには、メトロA線のOttaviano-S.Pietro駅で降りて徒歩8分の場所にあります。

観光についての注意点

休館日について

休館日はありませんが、日曜や水曜は宗教行事のため入れないことがあります。

服装について

大聖堂内は神聖な場所のため、露出の多い服装(ノースリーブ、短パン、サンダル)はNGです。

海外旅行での服装は基本的には日本と同じで大丈夫ですが、場合によってはふさわしくない場合もあります。 とくに海外旅行では、いつも以上におしゃれをしたり新しい靴をおろしたりしがちですが、避けた方が良いです。 今回は場面ごとのおすすめの服装と、注意点を紹介します。

また、大聖堂や美術館など意外と歩く必要があるので、歩きやすいスニーカーがオススメです。

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トイレについて

サン・ピエトロ広場沿いに数カ所あります。また、バチカン美術館内にもあります。

ただしサン・ピエトロ大聖堂内では見かけなかったので、訪れる前にホテルやレストランで済ましておくと安心です。

売店について

大聖堂&美術館に併設されたお土産店があります。

バチカンに関する本や古銭、古い切手などが売られていました。

ただし水やスナック類は見かけなかったので、どうしても飲みたい場合は近隣のレストランなどで入手してください。

個人で訪れる or 現地ツアーに参加する

バチカンはローマの中心部からも近く、個人でも行きやすいです。

ただし他の観光地と合わせて巡ったり、内部の詳しい説明を聞きたい場合は現地ツアーへの参加がオススメ。

現地ツアーに参加すれば、長蛇の列に並ぶことなく専用の入口から入場!また、午前中のツアーなら本来の開館時間より30分早く入場できるプランもあります。

    バチカンのサン・ピエトロ寺院を訪れるローマ発着ツアー

世界遺産への登録

1980年に「ローマ歴史地区・教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として世界遺産(文化遺産)に登録されました。

観光のベストシーズン

一年中いつでも大丈夫ですが、冬の方が空いているのでサン・ピエトロ寺院などへの入場には向いています。


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観光に必要な日数

ローマへの往復に丸2日、日帰りでバチカンのサン・ピエトロ寺院に行くとして合計丸3日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので、最低3泊4日必要です。

関連する書籍

観光を計画

バチカンのサン・ピエトロ寺院を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。

航空券を予約
 ローマのホテル予約
 バチカンのサン・ピエトロ寺院を訪れるローマ発着ツアー
 バチカンのサン・ピエトロ寺院を訪れる日本発着ツアー

訪れた時期と注意点

2007年10月に訪れました。

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