2020年4月29日に『世界で最も信頼されている航空会社ランキング』が発表され、なんと日本の全日空(ANA)が1位に選ばれました!
今回はランキングの詳細と、評価されたポイントなどを紹介したいと思います。
「世界で最も信頼されている航空会社ランキング」とは
「世界で最も信頼されている航空会社ランキング」はデータ・インテリジェンス・カンパニーのCollibraがさまざまな指標を用いた世界の主要航空会社をランキングしたものです。
今回紹介するのは、ランキングの中の『エアライン・トラスト・インデックス(Airline Trust Index:航空会社の信頼度ランキング)』です。
ランキングは下記の要素を中心に、世界の主要80航空会社について行われました。
- 定時運航率(OTP:On-Time Performance)
- 顧客満足度レビュー(Review)
- スタッフサービス(Staff)
- 無料での座席指定(Free Seat)
- 受託手荷物許容量(Bags)
- SNSフォロワー数(Social Media)
ランキングの1~3位のうち、日本の航空会社が2つ
まずランキングTOP3ですが、日本の航空会社が2つ入っています!
1位:全日空(ANA)
2位:カタール航空
3位:日本航空(JAL)
カタール航空は中東のカタールの航空会社です。
ランキング4位以降は?
ランキング4位以降は次のとおり。
4位:サウスウェスト航空(アメリカの航空会社)
5位:ガルーダ・インドネシア航空
6位:シンガポール航空
7位:スカイマーク
8位:カンタス航空(オーストラリアの航空会社)
9位:コパ航空(パナマの航空会社)
10位:ビスタラ航空(インドの航空会社)
11位:KLMオランダ航空
12位:デルタ航空(アメリカの航空会社)
13位:アズール・ブラジル航空
14位:ニュージーランド航空
15位:インディゴ航空(インドの航空会社)
16位:ハワイアン航空
17位:大韓航空
18位:アスタナ航空(カザフスタンの航空会社)
19位:エーゲ航空(ギリシャの航空会社)
20位:ビンター・カナリア航空(スペインの航空会社)
7位に日本のスカイマークが入っており、地域別に見るとアジア系の航空会社が8つと最多です。
今回の結果で最も驚いたのが、インドの航空会社が上位20位までに2つも入っている点。
僕がインドに行った時は乗るはずの電車が5時間遅れるなど、定時運行とは程遠いイメージがあったのでビックリしました。
日本に関連する航空会社では、ジェットスター・ジャパンが75位にランクイン。最下位が82位なので、かなり低い結果でした・・・
ANA、JALが評価されたポイントは?
ANAは6つの評価項目のうち定時運航率、顧客満足度レビュー、スタッフサービス、無料での座席指定で満点(5点)。
その他のSNSフォロワー数が4点、受託手荷物許容量が3点と平均以上でした。
JALは受託手荷物許容量と無料での座席指定が満点だったものの、定時運航率と顧客満足度レビュー、SNSフォロワー数が4点、スタッフサービスが3点と、ANAとはスタッフサービスの面で大きな差が見られました。
ANAとJALでは無料での座席指定がともに満点。
また、顧客満足度レビューと定時運航率も高い点数でした。
このあたりは、時間に正確&丁寧な接客という日本人の特徴があらわれているのかな?と思います。
なお、7位のスカイマークはSNSに力を入れていない点で、評価を下げました(1点)。
しかし、定時運航率、顧客満足度レビュー、スタッフサービス、無料での座席指定で満点と、ANAやJALとも引けをとっていません!
まとめ
日本の航空会社4社のうち3社がトップ10に入っているなど、日本人にとってはウレシイ結果となりました。
来年も上位に入るように期待しましょう!