航空会社の経営破綻相次ぐ・・・コロナ後の海外旅行への影響は?



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2020年3月以降、航空会社の経営破綻が相次いています・・・

原因はやっぱり新型コロナの感染拡大。

いつ収束するかもわからない状態ですが、現時点の状況と今後の海外旅行への影響を紹介します。

破綻の原因はやっぱり新型コロナウィルス

航空会社の経営破綻が相次いている原因は新型コロナウィルスの感染拡大です。

2020年2月ごろより本格的に感染が拡大し、2020年9月時点でも収まる気配をみせていません・・・

感染拡大を防ぐため、世界中の国々で渡航禁止や観光地の閉鎖などが行われ、とても海外旅行を楽しめる雰囲気ではありません。

国内外のフライトも運休・減便が相次ぎ、航空会社にとっては最大の収入源が断たれた状態が長く続いています。

乗客数が99パーセント減少している航空会社もあります

 

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2020年以降に経営破綻した航空会社

2020年以降で破産法の適用を申請、または会社が清算された、おもな航空会社は次のとおりです。

  • ラタム航空(チリ):5月に破産法の適用を申請
  • タイ国際航空(タイ):5月に破産法の適用を申請
  • アビアンカ航空(コロンビア):5月に破産法の適用を申請
  • アエロメヒコ(メキシコ):6月に破産法の適用を申請
  • ノックスクート・エアライン(タイ):6月に清算
  • ヴァージン・アトランティック航空(オーストラリア):8月に破産法の適用を申請

ここに挙げた以外にも、破綻の危機にある航空会社は多くあります。

ドイツのルフトハンザ航空のように部分的に国有化され、政府より公的支援を受けることにより破綻が回避されたケースもありますが、今後も経営破綻する航空会社は増えそうです。

飛び立つ飛行機

 

破綻するとどうなる?

経営破綻により、その航空会社が無くなるわけではありません。

多くの場合、資金援助を受けるとともに再建計画を提出&事業規模を縮小して経営が継続されます。

航空会社のばあい、就航路線や保有機体、従業員の削減などが行われます

 

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日本の航空会社も過去に破綻

実は日本の航空会社も過去に経営破綻を経験したことがあります。

破綻したのは日本航空(JAL)。2010年に会社更生法の適用を申請し、倒産することに・・・

その後、東京証券取引所からの上場廃止も発表されました。

現在は再上場しています

 

今後の海外旅行はどうなる?

新型コロナの収束はまだ見えず、今後も航空会社の経営破綻は続くと思われます。

政府などから資金援助が受けられれば規模を縮小しながらも経営を続けられるため、数年間であれば航空会社自体が無くなる心配は少ないです。

ただし、新型コロナが収束しても数年の間は路線や便数の減少していることもあり、少し航空券が取りづらくなったり運賃が上がる可能性がありそうです。

 

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まとめ

止まない雨が無いように、いつかは去年までと同じように自由に海外旅行できる時が必ず来ます。

今は新型コロナの収束を願いつつ、行きたい国についての情報を集めるなど準備期間に充てましょう!

 

 

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