日本人にも大人気の世界遺産・マチュピチュですが、近くに新空港が建設されるという話が持ち上がってきました。
今回は新空港のウワサについて、くわしく紹介します。
マチュピチュとは
まず「マチュピチュ」ってなに?という方のために簡単におさらい。
マチュピチュ(machupicchu)とは、南米ペルーの高地にあるインカ帝国時代の都市だった場所です。
マチュピチュについての詳細はこちらをご覧ください。
新空港について
新空港は2019年6月時点では建設に関する作業が始まったばかりで、完成は数年先の予定です。
正式な開業日はまだ決まっていません。
空港が造られるのはクスコ(Cusco)とマチュピチュふもとのアグアスカリエンテス(Aguascalientes)の中間地点にあるチンチェロ(chinchero)という場所。
新空港建設に関しては、地元住民より「『聖なる谷』と呼ばれる周辺遺跡や環境に影響がおよぶ」と反対されていました。
しかし、ビスカラ大統領は「15年以上かけて調査した結果、これが最も良い策である」として建設されることとなりました。
新空港は現在の最寄り空港であるクスコ空港と比較すると、大型の航空機に対応できるため幅広い国の国際便を運航できるメリットがあります。
現時点のマチュピチュに行く方法
2019年時点でマチュピチュに行く、もっともメジャーな方法はペルーレイルの利用。
まず飛行機でクスコへ行き、郊外にあるポロイ(Poroy)、またはオリャンタイタンボ(Ollantaytambo)からペルーレイルに乗って、マチュピチュのふもとにあるアグアスカリエンテスに行き、そこからバスに乗ります。
ペルーレイルについての詳細は、こちらをご覧ください。
新空港のメリットはあるのか?
今までより大型の航空機が就航できるので、乗り継ぎ数の減少や航空券の取りやすさのメリットはあります。
しかし新空港が建設されるのは、マチュピチュから鉄道や車で約3時間かかるチンチェロ郊外。
結局はペルーレイルなどを利用しなければならないので、現地についてからの所要時間は現在とほぼ変わらないのでは?と思います。
マチュピチュへ行くなら現地ツアーが便利
マチュピチュは距離的にも遠いですが、問題はストライキが頻発すること。
ストライキが起こるとペルーレイルが運休したり、線路が破壊されて走れないことも・・・
僕もストライキを軽く考えていましたが、1日でも日程がズレれば行けない&帰れないところでした。
その時の様子はこちらをご覧ください。
ストライキに遭遇しても現地ツアー会社にさまざまな面で助けてもらえたので、マチュピチュへ行くなら現地発着のオプショナルツアーへの参加がオススメです。
まとめ
新空港が完成することにより、観光客は選択肢が増えて行きやすくなります。
完成したさいは、あらためて紹介します!