現在も建築中のサグラダファミリアですが、建築責任者による会見が行われ「完成予定だった2026年の完成を断念する」との発表がありました。
完成を断念した理由は、2020年より感染拡大が続く新型コロナウィルス。
今回は遅れた原因について、詳しく紹介したいと思います。
サグラダファミリアとは
サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)はサン・ホセ帰依者教会の本堂として1882年に建築が開始されました。
建築家アントニ・ガウディも設計に関わっていることでも知られています。
ガウディが存命中に完成しませんでしたが、その後も別の建築家に引き継がれて2020年現在も建築が続いています。
サグラダファミリアは建築中ながらガウディが設計した聖誕のファサード等が世界遺産に認定されている、世界を代表する建築物です。
サグラダファミリアについて、詳しくはこちらをご覧ください!
2026年の完成を目指していました
元々は「完成までにあと数百年かかる」と言われていましたが、3Dプリンターなど建築するための道具や機械の発達によりかなり早まりました。
完成目標とされていたのは2026年。
2026年はアントニ・ガウディ没後100周年に当たるため、急ピッチで工事が続けられていました。
2026年完成断念の原因は新型コロナウィルス
2020年9月にサグラダファミリアの建築責任者による会見が行われ、「2026年の完成を断念する」との発表がありました。
断念の原因となったのは新型コロナウィルス。
新型コロナウィルスは2020年頭より世界中に感染拡大を続け、旅行業界にも大きな影響をおよぼしました。
観光客の激減により、建築費用となるサグラダファミリアへの入場料や寄付が激減(前年の2割未満)するとともに、工事自体も中断されています。
完成はいつ頃?
新型コロナウィルスの感染拡大が続く現時点ではハッキリしない点も多いですが、完成するのは2030年か2036年あたりと予想します。
2030年は新型コロナウィルスの影響が落ち着くのに数年かかる、さらに影響が続いた場合はキリの良いガウディ没後110年目にあたる2036年ごろの完成を目指すのでは?という個人的な予想です。
まとめ
新型コロナウィルスの感染拡大が続き、海外旅行自体いつできるのか・・・といった状況ですが、待った分だけ喜びも大きいです。
自由に旅行できる日、サグラダファミリアが完成する日を待ちましょう!