今までトルコ・イスタンブールの空の玄関口と言えばアタテュルク国際空港でしたが、このたび新空港が開港しました。
その規模は驚くほど巨大・・・
今回はイスタンブールの新空港について、知っておきたいポイントを紹介します!
イスタンブール新空港について
イスタンブールの新空港『イスタンブール
トルコ自体も見どころが多く、またヨーロッパやアフリカ諸国への経由地としても需要が多いので、以前より新空港の建設が計画されていました。
新空港は2本(最終的には6本)の滑走路を持ち、現時点で年間9,000万人の旅行客に対応可能です。最終的にはなんと年間2億人の旅行客に対応させる計画があるようです。
総面積は7,594ヘクタール。
羽田空港の総面積が1,516ヘクタールと言われているので、ざっと5倍の面積ということに。
信じられないほどの広さですね・・・
内装はモスクをモチーフとしており、免税店やレストランも今までと比べると大幅に充実。
また、評価の高かった空港ラウンジも大幅に拡張。とくにターキッシュエアラインの空港ラウンジは4倍の広さに!

新空港はイスタンブールから約35キロメートル離れた黒海沿岸に建てられました。
Google Mapにはまだ反映されていませんでした(2018年10月時点)が、だいたいこのあたりです。
今まで使用されていたアタテュルク国際空港よりも少し遠くなりましたが、対策は考えられているようです。
いつから使用する?
2018年10月29日の開港後、すぐに新空港が使用される予定ですが、完全な移転作業は2018年12月29~31日に行われます。
それまではアタテュルク国際空港を併用しつつ、だんだんと新空港への離発着に切り替えていくようです。
【追 記】2019/03/12
新空港への移転は延期され、新空港からのフライトは2019年4月6日午後以降となります。
それまでは日本への発着便もアタテュルク国際空港を使用します。
空港からのイスタンブール市内への移動方法は?
現在地下鉄の延伸工事が進められており、予定では地下鉄(メトロ)のM11号線で新空港からガイレッテペ(Gayrettepe)が結ばれます。
新空港とイスタンブール中心部を、約25分で結ぶ地下鉄が2019年に工事完了予定ですが、残念ながら開港には間に合いませんでした。
しばらくはタクシーやエアポートシャトルでの移動となりそうです。
アタテュルク国際空港はどうなる?
開港にともない、アタテュルク国際空港は閉鎖される予定です。
しかし、完全に新空港に切り替わるまで(2018年12月末?)は併用されます。
【追 記】2019/03/12
新空港への移転は2019年4月6日午後に延期されました。
また、イスタンブールにあるもう一つの空港『サビハ・ギョクチェン国際空港』は、今までどおりトルコ国内線や短距離国際線を中心に運航を継続します。
なお、日本からイスタンブールへの直行便はターキッシュ・エアラインズがありますが、こちらも開港後は新空港での離発着に変更されます。
イスタンブールの見どころは?
イスタンブールは世界遺産も多く、とても見どころが多い場所。おもな観光地を紹介します!
まずはアヤソフィア。
ギリシャ正教の寺院だったのが、その後イスラム寺院に造り替えられることになる波乱万丈な場所です。

スルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)はイスラム教の寺院。
外観も美しいですが、内部の美しさはブルーモスクという名前にふさわしいです。

モスク以外ではトプカプ宮殿もオススメ。
歴代のオスマン帝国の支配者の居城として建設された宮殿であり、ハレム(ハーレム)など当時の権力の大きさを感じさせてくれる場所です。

まとめ
新空港完成により、イスタンブール旅行がさらに快適になりました。
空港内も見どころ満載なので、時間をとってシッカリ観光しましょう!
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