旅の格言のひとつに『インドに行くと人生観が変わる』という言葉があります。
僕もインド旅行に行く前は「どんな風に変わるんだろう!?」と思っていました。
実際にインドを旅して人生観が変わったのか?や、日本とインドの違いを紹介します。
人生観は変わったのか?
残念ながら、人生観は変わりませんでした。
なお、人生観とは次の意味です。
人生観(じんせいかん)とは、人間ひとりひとりが、自分自身の人生や人間全般の人生について抱く諸観念のこと。 人生の見方。 人生についての理解・態度。
― Wikipediaより引用 ―
ただし、カルチャーショックは多少受けました。日本と異なる点がいっぱいあります。
「こんなに違うのか!」と感じた点をいくつか紹介します。
日本とインドの違い
インドは経済発展がいちじるしいですが、それでも日本と同じような先進国ではありません。
異なる点をいくつかピックアップしてみました。
キレイさ
日本は世界で有数のキレイな国。日本よりキレイな国はほとんど存在しませんが、インドは日本基準でキレイと言える場所はありません。
たとえ空港や大きな駅であっても、あまりキレイではないです。
動物のあつかい
21世紀に入ってから、日本では野良犬は見かけることがなくなりました。
かろうじて野良猫がいるぐらいですが、インドは野良動物がいっぱい。
犬もいますが、最も驚いたのは野良牛。
日本でいえば東京駅にあたるニューデリー駅付近や、インドでナンバーワンの観光地・タージマハル周辺にも歩いています。
インドでは牛は神聖な動物。
殺すのはもちろん閉じ込めてもいけないこともあり、いろんな場所に野良牛が歩いています。
ボッタクリ
日本ではタクシーに乗って、本来の運賃より高い金額を請求されることはありません。
しかし、インドではボッタクリが当たり前。
観光客相手だと本来の値段の倍どころか、10倍近い運賃や料金を請求されることも・・・
アグレッシブさ
日本ではお店の呼び込みはありますが、法律で規制されていることもあって、それほどしつこくありません。
ですが、インドはスゴイです。
とりあえず密着マークをされ、ずっと話しかけられます。
話かける内容は「○○を買え」や「ガイドいらないか?」、「お金くれ」などさまざま。
数100メートル歩いて、やっと離れたと思ったら、すぐに別の人が寄ってきます。
貧富の差
日本でも貧富の差はあります。路上生活者もいます。
しかし、インドは貧しい生活をしている人の割合がとても多いです。
日本人のように整った身なりをしている人は、それほど多くありません。
ゴミ山を漁っていたり、バクシーシ(喜捨)を求める人もたくさんいます。
時間に対してのルーズさ
日本では定時行動があたりまえ。むしろ5分前行動が推奨されています。
電車の運行が1分遅れただけでも、遅れた原因のアナウンスが行われます。
インドは1分どころか、数時間遅れるのも当たり前。
アナウンスも相当時間が経ってからしか行われません。僕も大変な目に遭いました・・・
運転が荒い
日本でも『○○走り』と言われるような、荒い運転はあります。
しかしインドの運転は段違いに荒いです。
飛ばしまくるのはもちろん、クラクションを鳴らしまくったり、ぶつかりそうな勢いで車の間をすり抜けるので、とっても怖いです。
まとめ
インドを訪れて人生観が変わるかどうかは、あなた次第ですが、間違いなくカルチャーショックを受けます。
初めての海外旅行なら、それが人生観が変わるほどの衝撃になるかもしれません。
もし、あなたがインド未経験なら一度行ってみましょう!
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