最近とある会社より「あなたのブログを(電子)書籍化しませんか?」というお誘いが来ました。
しかし、うまい話には裏があるのでは?と思い、いろいろ調べてみました。
今回は電子書籍について&結局どうしたかを紹介します!
そもそも電子書籍って?
電子書籍とは、街中の本屋で売られている紙の本ではなく、スマホやタブレットなどで見ることを前提とした書籍形式の電子データです。
有名なものとして、AmazonのKindle(キンドル)や楽天のKobo(コボ)などがあります。
依頼の経緯
本サイトには、僕に対してメール連絡できる機能(画面右上の「連絡する」)がありますが、そこよりメールが送られてきました。
メールの要点は次のとおり。
- あなたのブログを書籍化したい
- 紙の本ではなく、電子書籍
- お金はいっさい不要
- 印税収入やブランディング効果が見込める
くわしい説明を見てみると、僕がやる作業はブログの内容を10,000~15,000字程度でまとめることのみ。
あとは、表紙の作成や販売の手続き、宣伝等は無料でやってくれるみたいです。
怪しくないか調べる
依頼してきたのはKB出版という会社。まったく知りません・・・
魅力的な条件ではありますが、電子書籍化に関するサギもよく耳にするので、いろいろ調べてみました。
とりあえずGoogleで会社名をキーワードにして検索してみると、同じように依頼された人が結構いるみたい・・・
気になるのが文面が全く一緒なこと。
おまけに役立ち系のサイトだけではなく、個人的なグチを書いただけのページも・・・
内容がスバらしいから依頼したのではなく、適当にメールを送りまくった感じ。
こちらのサイトでも僕と同じ会社から出版依頼があり、さらに踏み込んだ内容も書かれていました。
どうも、課金ポイントらしきものがあり、結局は毎月費用を払う必要がありそう。
費用の支払いを辞めたら出版自体が取り消しという話も・・・
ウマい話には裏がある
紙の書籍と比べると電子書籍にかかる費用は安いと言われていますが、それでもパッと思いつくだけでも人件費や会社の家賃、水道光熱費などの固定費がかかります。
「無料でやります!」と言っていた次の点についても、当然お金がかかります。
- 表紙のデザイン
- テキスト形式の文章を電子書籍の形式にする
- 書籍の宣伝
本サイトのアクセス数は1,100~1,600pv/日ぐらい(2019年3月時点)ですが、薄利多売であっても、これぐらいでは商売として成立するほど売れるとは思えません・・・
とすると、説明していない部分でお金がかかるのは当然ともいえます。
シッカリした会社に依頼しよう
もしあなたが「電子書籍を出したい!」と考えているなら甘い言葉には乗らずに、ちゃんとした会社に依頼するのがイチバン。
たとえば電子書籍出版代行サービスではさまざまなプランが用意されています。
代金の支払は見積後であり、万が一Amazon側の審査に通過しなかった場合は全額返金保証がついているので安心して申し込めます。
まとめ
電子書籍化には興味がありますが、信頼性がイマイチなので今回の話はスルーしようと思います。
また、いろいろ情報を仕入れて納得出来たら本格的に検討するつもりです。