インドネシアのジャカルタは、近年すさまじい勢いで経済発展しています。
それにともなって人口も急増していますが、インフラはまだ発展途上といった感じ。
今回は旅行者が空港から、ジャカルタ市内へ移動する方法を紹介します。
スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ中心部への移動方法
スカルノ・ハッタ国際空港(Soekarno–Hatta International Airport)は、インドネシアのジャカルタ中心部から北西に30キロメートルの場所にあり、国際線も多く運航しています。
空港からジャカルタ中心部に行くには鉄道やバス利用などの方法があるので、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
鉄道(エアポート・レイル・リンク)を利用
2018年1月に空港とジャカルタ市内をつなぐエアポート・レイル・リンクが正式に開業しました。
停車駅はバトゥ・チェペル駅(Batu Ceper)やデュリ駅(Duri)など数駅。
2019年時点ではマンガライ駅(Manggarai)が終点ですが、現在も鉄道の工事は続いており、将来的にはコタ駅(Kota)まで延伸される予定です。
乗り場所はターミナル1とターミナル2の間にあります。
運行は朝10時50分~深夜23時20分まで、だいたい30分間隔で運行しており、市内中心部までは50~60分ていどかかります。
鉄道(エアポート・レイル・リンク)利用のメリットは渋滞の影響を受けないこと
ジャカルタは世界でも有数の渋滞がヒドイ国。特に朝や夕方の通勤ラッシュ時はめちゃめちゃ混みます・・・
しかし鉄道は渋滞の影響を受けないので、到着までの時間が読みやすいです。
デメリットは速度がめちゃくちゃ遅い点。
平均時速は50キロメートル以下と言われており、鉄道とは思えないほど遅いです。
また、駅からホテルまでの移動は自分で行う必要があります。
シャトルバスを利用
空港から市内のガンビル駅(Gambir)やブロックM駅(Blok M)などを結ぶシャトルバスです。
乗り場所は空港の到着ロビーを出た左側で、チケットはバス停付近にある売り場で購入します。
早朝5時~深夜0時まで運行しており、だいたい15~30分間隔で運行しています。
行き先や渋滞具合にもよりますが、ジャカルタ中心部まで約40~90分。
シャトルバス利用のメリットは料金の安さ。
2018年に開業した鉄道(エアポート・レイル・リンク)と比較しても、半額ぐらいの安さです。
デメリットは渋滞の影響を受ける。
ジャカルタは渋滞がヒドイ街であり、時間帯によっては通常の倍以上の時間がかかることも・・・
タクシーを利用
タクシーは大きく分けてメータータクシーと定額制のリムジンタクシーの2種類があります。
ともに到着フロアを出た場所に乗り場があり、市内までは30~60分ほど。
メータータクシーは乗った距離に応じて料金を支払う方式です。
インドネシアのタクシーはボッタクリ料金を請求されるなどの問題が多く報告されていますが、Blue Bird社とエキスプレス社のタクシーであれば、比較的安心と言われています。
リムジンタクシーは乗車前にタクシーカウンターで行き先を告げ、場所に応じた料金を前払いする方式。
ボッタクられる心配はありませんが、メータータクシーよりは割高です。
タクシー利用のメリットは時間に関係なく利用でき、ホテルの目の前まで連れて行ってくれる点。
大きなスーツケースを持っている場合はとてもありがたいです。
デメリットは料金の高さ。
鉄道やバスと比較すると数倍高く、またボッタクリ被害にあう危険性もあります。
空港送迎サービスを利用
空港送迎サービスとは、空港からあなたの宿泊しているホテルまで送迎してくれるサービスです。
事前に申し込んでおく必要がありますが、申し込んでおけば到着フロアを出たところでスタッフが待機しているので、あとは声をかければホテルまで連れて行ってくれます。
空港送迎サービス利用のメリットはホテルの目の前まで連れて行ってくれることと、バスや電車が運行していない早朝・深夜でも利用できること。
デメリットは料金の高さ。タクシーと同じぐらい、またはそれ以上にかかります。
しかし、身元がハッキリしているので危険な目には遭いづらいです。
オススメの移動方法
宿泊するホテルが駅の近くにあれば鉄道(エアポート・レイル・リンク)がオススメです。
料金もタクシーよりは安く、到着時間も読みやすいので利用しやすいです。
もし駅からホテルが遠かったり、空港からの出発が早朝or深夜の場合は空港送迎サービスがオススメ。
料金は高めですが、ドライバーの身元がハッキリしているのでタクシーよりも安全度が高いと言えます。
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まとめ
ジャカルタも渋滞対策をいろいろ行っていますが、渋滞が解消されるのはまだ先になりそうです。
目的地までの時間とともに、安全度も重視して交通手段を決めましょう。