イスラエルのベングリオン国際空港から、エルサレム市内への移動は意外とカンタン。
移動手段も複数ありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
今回は移動方法の詳細や、おすすめの方法についてお伝えします。
ベン・グリオン国際空港からイスラエルへの移動方法
ベングリオン国際空港(Ben Gurion International Airport)はエルサレムから北西、テルアビブ近くにあり、国際線も多く運航しています。
空港からエルサレムに行くにはシェルートや路線バス、タクシー利用などの方法があるので、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
シェルート(乗合タクシー)を利用
シェルートは10人乗りぐらいの乗り合いタクシーのこと、エルサレム行きの路線も多くあります。
シェルートを利用するには、まず到着フロアを出て「Shuttle Service」と書かれた看板に向かって歩きます。
・・・が、下記の看板の左奥に見える白い車(先頭のみ黄色)もシェルートでした。
エルサレム行きのシェルートの乗り場は『1番』。
行き先に自信が無くても、ドライバーに「エルサレム?」と聞けばOK。エルサレム行きなら「そうだ!」とうなずいてくれます。
料金は到着した時に、直接ドライバーに支払います。
シェルートの車内ですが、かなり狭いです。一番後ろから見るとこんな感じ。
僕の隣には大柄な男性が座っていたので、かなり狭かったです・・・
なお○○時に出発する、とは決まっておらず、だいたい10人そろった時点で出発します。
ただし空港発であれば、すぐにそろうので心配ありません。
エルサレムまではだいたい40~60分で到着します。
シェルート利用のメリットはホテルの目の前まで送ってくれること。
また、料金もタクシーと比べると3~5分の1ぐらいと、大幅に安いです。
デメリットは運が悪いと出発までに時間がかかること。
こればっかりは運なので仕方ありません・・・
路線バスを利用
空港とエルサレムのセントラル・バス・ステーションを結ぶ路線バスです。
セントラル・バス・ステーションはエルサレムの旧市街・新市街からは西にあり、LRT(路面電車)で乗り換えなしで行くことができます。
路線バスに乗るには到着フロアを出てから2Fに移動し、『Public Transport』と書かれた看板を目印に移動します。
バス乗り場には複数の路線が乗り入れていますが、エルサレム行きのバスは485番路線。
料金は乗車時にドライバーに支払います。
なお、エルサレムのセントラル・バス・ステーションまでは約1時間かかります。
路線バス利用のメリットは料金の安さ。
今回紹介する方法の中では、鉄道と並んで安いです。
デメリットはセントラル・バス・ステーションからホテルまでの移動は、自分で行わなければならないこと。
おもな移動手段となるLRT(路面電車)はいつも混んでいるので、大きな荷物を持った移動は大変です。
また、本数も多くありません・・・
鉄道を利用
空港とyitzhak navon駅を結ぶ鉄道です。
こちらも目の前にLRT(路面電車)の駅があるので、旧市街や新市街に乗り換えなしで行くことができます。
yitzhak navon駅まではノンストップで運行しており、所要時間は約30分。
昼間は30分、夜間は60分おきに運行しています。
鉄道利用のメリットは料金の安さ。
路線バスと同じぐらい安いです。また、24時間運行で本数も路線バスより多いです。
デメリットはyitzhak navon駅からホテルへの移動は自分で行う必要がある点。
LRT(路面電車)は混み合うため、大きな荷物を持った移動は大変です・・・
タクシーを利用
到着フロアを出るとタクシー乗り場ががあり、ここで係員に行き先を伝える&料金を支払えばOKです。
また、ターミナル内にも「TAXI FARE」と書かれたマシーンがあります。
行き先・乗車人数・スーツケースの個数を入力すれば料金が書かれた紙がプリントアウトされるので、それを持って運転手に渡して料金を合わせて支払う方法もあります。
タクシー利用のメリットは時間関係なくホテル前まで連れて行ってくれること。
大きな荷物を持っていたり、ホテルがLRTの駅から離れている場合は利用価値が高いです。
デメリットは料金の高さ。
路線バスや鉄道と比べると10倍ぐらい高いです・・・
また未認可タクシー(白タク)を利用してしまった場合、さらに高い料金を請求される場合もあります。
空港送迎サービスを利用
空港送迎サービスとは、空港からあなたの宿泊しているホテルまで送迎してくれるサービスです。
事前に申し込んでおく必要がありますが、申し込んでおけば到着フロアを出たところでスタッフが待機しているので、あとは声をかければホテルまで連れて行ってくれます。

空港送迎サービス利用のメリットはホテルの目の前まで連れて行ってくれることと、バスや電車が運行していない早朝・深夜でも利用できること。
デメリットは料金の高さ。タクシーと同じぐらい、またはそれ以上にかかります。
しかし、身元がハッキリしているので危険な目には遭いづらいです。
シャバットに注意
イスラエル旅行の時には、シャバットに注意する必要があります。
シャバットとはユダヤ教の安息日のことで、「仕事をやらない」といった意味があります。
その意味のとおり、シャバットにあたる金曜日の日没後から土曜の日没後までは公共交通機関でさえ動いていないことが多いです。
イスラエルにシャバット中に到着した場合は、特に注意が必要です。
バスや鉄道は運休することが多く、タクシーは運行することもありますが、大幅に高い料金を請求されることも・・・
オススメの移動方法
人数が3~4人であれば空港送迎サービスがオススメです。
24時間いつでも利用することができ、ホテルの前まで連れて行ってくれるので利便性が高いです。
また、3~4人で割れば料金もそれほど高くありません。
ただし、空港送迎サービスは金曜日は利用できません。
その場合はシェルートがおすすめ。金曜日も運行しており料金もお手頃です。
イスラエル旅行をオーダーメイド
空港からの移動や、エルサレム周辺の見どころを効率よく巡るのは意外と大変・・・
しかしツアー旅行は好きな場所に行けないし、行きたくもないお土産店に立ち寄ったりするので避けたいですよね。
そんな時は『オーダーメイド旅行』がおすすめです!

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まとめ
イスラエルは想像するより安全な国ですが、シャバットなど独自のルールがあるので注意が必要です。
空港からの移動もシャバットなど、公共交通機関が運休していないか事前に確認しておきましょう。