スリランカ旅行の前に知っておきたい情報まとめ

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近年注目が高まりつつあるスリランカ。

特にシーギリアロックはビールのCMでも使われ、旅好きの注目を集めました。

今回は、まだ知らない人が多いスリランカを訪れる前に最低限知っておきたいことを紹介します。

基本情報

正式名称    スリランカ民主社会主義共和国(Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)
首都      スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
国番号     94
通貨単位    スリランカ・ルピー(スリランカ・セント)
チップ     
言語      シンハラ語 / タミル語 / 英語
電圧      230~240V
周波数     50Hz
日本との時差  -3時間
サマータイム  なし

 

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国旗

15~19世紀に存在したキャンディ王朝の旗をもとにして、オレンジ色と緑色を追加しています。オレンジ色はヒンドゥー教徒のタミル人、緑色はイスラム教徒を表しています。

茶色部の四隅にある葉っぱは菩提樹。仏教徒を表しています。

また、茶色部に剣を持った動物がいますが、これはシンハラ族のシンボルである”シンハ”と呼ばれるライオンです。

 

ビザの要/不要

2012年以降、必要となりました。

オンラインで事前に申請する方法と、現地で取得する2種類の方法があります。

時間がたっぷりあれば現地で取得しても良いですが、なるべく事前に済ましておくと現地で時間を有効に使えます。

 

申請が完了すると、メールでETA承認通知書が送られてくるので、旅行時はプリントアウトしたものを持って行きましょう。

 

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コロンボ(Colombo)について

都市の概要

コロンボはスリランカ最大の都市。海上輸送の要所として発展してきました。

スリランカは比較的のんびりした感じですが、コロンボは同じ国とは思えないぐらい多くの車と人が行き交っています。

ただし高層ビルは少なく、コロニアル建築が立ち並ぶ街並みは風情が感じられます。

スリランカ・コロンボのフォート地区の建物

街の中心部はフォート地区(Fort)と、ペター地区(Pettah)

フォート地区は外資系のホテルや航空会社のオフィス、レストランが立ち並ぶ観光客に便利な場所です。

ペター地区は、逆に下町の風景が広がる現地人向けの商業地区です。

スリランカ・コロンボのペター地区

その他の地域はあまり見るべきものはないので、鉄道に乗って郊外のゴール(Galle)などを訪れた方が楽しめます。

おもな観光地

コロンボ市内の観光名所といえる場所は、ほとんどありません・・・

最大のみどころはジャミ・ウル・アルファー・モスク(Jami-Ul-Alfa Mosque)

ペター地区にあるコロンボ最古のホテルで、赤と白の縞々が特徴です。

スリランカ・コロンボのジャミ・ウル・アルファ―・モスク

・・・ずっと見ていると目が痛くそう。内部も見学することが可能です。

日本からコロンボの移動

日本からコロンボ中心部に移動する方法は、次の通りです。

1.日本からコロンボへ移動(飛行機)
出発地や乗り継ぎの有無にもよりますが、8~12時間かかります。

2.空港からコロンボ中心部へ移動
バンダラナイケ国際空港から市内中心部へ移動するには、タクシーかエアポートバスが便利。

エアポートバスは空港のバス乗り場から187番のバスに乗ってください。40~60分でコロンボ・セントラル・バスターミナルへ行きます。ただし19時頃までしか運行していません。

もし宿泊するホテルがバスターミナルから遠かったり、現地到着が深夜や早朝になる場合は、事前に送迎サービスに申し込んでおくと便利。ホテルの目の前まで連れて行ってくれるので、大きなスーツケースを持っていても安心です!

 

キャンディ(Kandy)について

都市の概要

シンハラ王朝がインドからの侵略にあい、逃げ続けた末にたどり着いたのがキャンディ。その後、300年以上にわたりシンハラ文化の中心地となりました。

キャンディの街はそれほど広くなく、30分あれば一通り周れます。

スリランカ・キャンディの街並み

コロニアル建築の傑作と言われるクイーンズ・ホテルもあります。

スリランカ・キャンディのコロニアル建築で建てられたクイーンズ・ホテル

街の中心にはキャンディ湖が広がります。湖の周りは人々がゆったりと過ごすキャンディ随一の癒しの場です。

 

なおキャンディでは年に1度、エサラ月(7~8月)の新月から満月までの2週間、ペラヘラ祭りが行われます。仏歯を入れた舎利容器を載せた象が市内を練り歩き、最後には100頭を超える象の行列となります。

この時期はホテルがめちゃくちゃ混みますので、訪れる場合はなるべく早く予約しましょう。

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おもな観光地

最大の見どころは仏歯寺

仏歯寺はスリランカを代表する仏教寺院で、なんと仏陀の歯が奉納されています。

スリランカのキャンディにある仏歯寺の外観

ただし常時見られるのではなく、1日3回(5:30、9:30、18:30)だけ。楽器の演奏とともに、1時間半にわたって儀式が行われます。

スリランカのキャンディにある仏歯寺での儀式(プージャー)

スリランカ中から人が集まるだけあって、すごい人!

スリランカのキャンディにある仏歯寺での儀式(プージャー)

頑張りましたが、ちらっとしか見ることができませんでした。

スリランカのキャンディにある仏歯寺での儀式(プージャー)で開扉された仏陀の歯

 

その他では、郊外にあるピンナラワの象の孤児園が人気。病気や親とはぐれた小象など合わせて100頭以上が飼育されており、エサをあげたり水浴びを見ることもできます。

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日本からキャンディの移動

キャンディには飛行機で行くことができないため、鉄道での移動が中心です。

便利なのはコロンボからの鉄道。

特にエキスポ・レイル(Expo Rail)ラジャダニ・エクスプレス(Rajadhani Express)の2社が観光客向けのラグジュアリー鉄道を運航しており、本数も多いので利用しやすいです。

 

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スリランカの食事

インドと近いだけあり、スリランカでもカレーを良く食べます。インドのカレーと比較すると、油分が少なくてサラサラした感じ。

本来はものすごく辛いですが、ココナッツミルク入りの観光客でも食べやすいカレーも提供されているので、心配いりません!

スリランカのレストランjada foodで食べたカレー&パパダン

カレーで口の中が辛くなったら、カード(Curd)と呼ばれる水牛のミルクから作られたヨーグルトがおすすめ。キトゥル・パニと呼ばれる蜜をたっぷりとかければ、カレーの辛さは吹っ飛びます。

スリランカのスイーツ・カード

 

またセイロンティーの本場だけあって、紅茶を専門で扱っているカフェも多くあります。イギリスのようなアフタヌーンスタイルの店もあれば、街中の食堂でも提供されています。

なかでもキリテ(Kiri They)と呼ばれるミルクティーは、甘い紅茶を高いところから注ぐことにより、泡立ちを良くした見た目にも楽しめる飲み物です。

 

スリランカでの出来事

ATMでのカードとり忘れ

深夜0時ごろにバンダラナイケ国際空港に到着。いつも現地通貨は両替商ではなくATMでキャッシングするので同じようにATMへ。

キャッシングは問題なく終わったのですが、長旅の疲れでボーッとしていたこともあり、そのままキャッシュカードを取り忘れてしまいました・・・

気づいたのは数日経った後。

あと1~2日で帰国日だったため、帰国したのちカード会社に連絡して停止。不正利用されていないか確認しましたが不幸中の幸いで大丈夫でした・・・

 

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