昨日(7/31)世界遺産検定の合格発表があり、無事2級に合格していました。
いまは1級合格を目指して勉強していますが、1級はかなり難易度が高そう。
今回は、2級と1級の難易度の違いを紹介します!
世界遺産検定2級に合格!
そもそも「世界遺産って何?」という方は、こちらをご覧ください。
僕が受けたのは、2018年7月に開催された世界遺産検定2級(第33回)。
試験中は腹痛に襲われて大変でした・・・
認定されているかどうかは、世界遺産検定の公式ページの受験者ごとのページ(マイページ)から確認できます。
本日時点では合格/不合格のみで点数は分かりません。自己採点ではギリギリでもなく、高得点でもなくといった感じです。
世界遺産検定1級は超ムズかしい
さて、現在は1級認定をめざして勉強を開始しています。
・・・ただし、かなり大変。
2週間勉強しただけですが、難しく感じる理由はこちら。
難しいポイント:試験範囲が広い
2級は日本の全遺産(22件)+世界の遺産300件。
それに対し1級は全遺産(日本の全遺産を含む)。世界遺産がどれだけあるかといえば、2018年時点で1,092件あります。
およそ3倍以上の世界遺産が対象です。
また公式テキストを見ると、1つ1つの遺産で覚えるべきことが増えています。
覚える量の増加は、公式テキストを見ればあきらか。
2級の公式テキストは272ページに対し、1級の公式テキストは上巻・下巻合わせて868ページ。
・・・3倍以上に増えています。
また、1級の公式テキストは2015年までの世界遺産しか載っていないので、2016年~2018年に登録された世界遺産については、自分で情報を仕入れて勉強する必要があります。
難しいポイント:問題数が多い
2級は60問(試験時間60分)ですが、1級は90問(試験時間は90分)。
1.5倍になるので集中力を保つのが大変ですが、マークシート形式なのでまだ楽です。
難しいポイント:認定基準が高い
2級は100点中60点以上(6割)で認定されますが、1級は200点中140点以上(7割)取らないと認定されません。
6割と7割、たった1割の違いですが、試験範囲が大幅に増加したので大変です・・・
難しいポイント:合格率が低い
2級の合格率は試験によって異なりますが、だいたい50~60パーセントぐらい。
それに対し1級は約20パーセント。
これだけでも大変そうですが、1級を受験できるのは2級を持っている人のみ。
2級に認定されるだけの知識があり、かつ1級を受けるヤル気のある人の5分の1しか認定されない
と考えると、とてつもなく難しそうです・・・
勉強方法を変える
2級は1カ月間(勉強時間は20時間ぐらい?)の学習で合格点に達しました。
なお、2級の時の勉強方法はこちらです。
しかし、今までの勉強方法では合格点に達する気がしません。
一番大変なのは、覚えるべき遺産数が大幅(3倍!)に増えたこと。
いままで通りの公式テキストを読むだけの勉強では、読み終わっても大部分は忘れそう。
また、公式テキストの発売は2016年(これが最新版)なので、2016年~2018年の間に登録された世界遺産や、世界遺産に関する出来事は載っていません。
公式テキストを読む勉強は継続しつつ、次のことをノートにまとめています。
- 世界遺産に関する出来事
- 世界遺産への登録の流れ
- 世界遺産に関連する機関
- 人類や民族、建築様式ごとに関連する世界遺産
- 出題されそうなTOPICS
- 2016~2018年に登録された世界遺産の概要
- 2016~2018年に危機遺産リストに登録/除外された世界遺産の概要
最初は手書きでまとめようとしましたが、書くことに気持ちが行き過ぎて覚えられない、追加・修正ができない、見た目がキタナイのでExcelでまとめています。
色分けもしやすいので、イメージに残りやすいのも利点です。
しばらくは公式テキスト+上記のExcelまとめを中心に勉強、過去問を解いたあと結果を見て勉強方法を再び検討したいと思います。
まとめ
世界遺産検定1級の認定試験は年2回しかないので、次回は12月開催。
世界遺産は毎年追加されるので、なるべく早く合格したいです。
勉強期間が約6カ月あるので、一発合格できるように地道に頑張っていこうと思います!
追記 2018/10/23
過去問を解いてみたところ、とても受かる気がしなかったので2018年12月の試験はスルー決定しました。
しばらく学習を継続します・・・
追記 2021/1/20
時間がかかりましたが、1級に合格しました。
追記 2023/8/2
2023年7月に世界遺産検定マイスター試験に合格しました