アブシンベル神殿は世界遺産創設のきっかけとなった遺跡!見どころや観光時の注意点を紹介!!

 

アブシンベル神殿は、世界遺産の創設のきっかけとなった場所です。

とても人気のある遺跡ですが、観光するうえで注意しなければならない点も・・・

今回はアブシンベル神殿の行き方や、観光時の注意点を紹介します。

 追記 
2018/07/26  所要時間について追記
2018/05/10  休館日について追記

基本情報

紀元前1250年ごろ、ラムセス2世の命により造られた大神殿&小神殿がセットの巨大な神殿です。

ラムセス2世は建築王と言われるほどの建築好き。自分の石像もエジプト各地に建てられていますが、極めつけがアブシンベル神殿。

岩山を掘り進めて作られており、大神殿では太陽神ラー、小神殿ではハトホル女神がまつられています。

 

見どころ

アブシンベル神殿は大神殿と小神殿で構成されています。それぞれの特徴は次のとおり。

アブシンベル小神殿 

ラムセス2世の王妃・ネフェルタリのために建てられた神殿です。

エジプト・アブシンベル小神殿

正面に6体の石像が並んでいますが、ラムセス2世の像が4体、ネフェルタリが2体。妻のために建てたと言いながら、自分の石像のほうが多いのは自己顕示欲が強いためでしょうか・・・

足元には、彼らの子供の像も刻まれています。

エジプト・アブシンベル小神殿

アブシンベル大神殿 

ラムセス2世の石像が正面に4体並んでいます。この4体は順に、青年~老人までを描いているといわれています。

エジプト・アブシンベル大神殿

足元にある小さな像は王妃ネフェルタリ。

ラムセス2世の像と比べると、天と地との大きさ。かなりの亭主関白であったと推測されます・・・

向かって左から2番目の像の顔がありません。これは地震により壊れたためです。

エジプト・アブシンベル大神殿のラムセス2世像から崩落した顔部分

神殿の内部には至聖所と呼ばれる、ラメセス2世などの座像が置かれています。この至聖所には一年に2回だけ、太陽の光が列柱室を通り抜けて至聖所まで届くといわれています。

エジプト・アブシンベル大神殿の柱列室

先述した通りアブシンベル神殿は移築されていますが、移築した後もちゃんと至聖所まで光が届くようになっています。一度ばらばらにして移築するだけでも大変なのに、そこまで計算しているなんて、本当にすごいですよね・・・

 

アスワンからアブシンベル神殿への行き方

アブシンベル神殿があるのは、エジプト南部のアスワンの南280キロメートルの位置。

隣国のスーダンまで、あとわずかの場所です。

 

アブシンベル神殿へはカイロからアブシンベル空港に行き、そこからタクシーやシャトルバスで行くこともできます。

しかし、飛行機の本数が少ないため、アスワンからツアーバスを使って訪れる方法が一般的です。

  》》アブシンベル神殿を訪れるエジプト各都市発着ツアー

アスワンからツアーで訪れる場合、日の出前に出発して3時間半かけて向かいます。

以前発生したゲリラ対策のため、途中でツアーバスが集まったのち前後を警察車両が挟むコンボイという形式で移動します。

イメージでは、ぴったりと警察車両と各ツアーバスがくっついて移動するかと思いましたが、実際は前後に他の車両が見えないぐらい離れます。

 

アブシンベルまでの道は舗装されていますが、ところどころに穴が空いたり出っ張ったりした部分があります。車もものすごいスピードで走っているので、ひょっとしたらよけきれず・・・ということも頭をよぎります。

アブシンベル遺跡に滞在するのは大体3時間。

その後アスワンに戻り、アスワンに到着するのは14~15時です。

 

観光についての注意点

休館日について

休館日はありません。

所要時間について

1時間あれば、ひと通り見ることができます。

服装について

僕が訪れたのは4月後半でしたが、日中はとにかく日差しが強く、暑いです。

また、隠れる場所も少ないので帽子は必須。

昼間は暑くても、早朝や夜は急激に冷えます。夏でも薄めの上着を持って行ってください。

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トイレについて

バス停留所で降りてから、アブシンベル神殿に向かう途中にトイレがあります。

ただしアブシンベル神殿付近には無いので、バスを降りたら必ずそこで済ませてください。

売店について

バスが停車している駐車場付近にありましたが、品ぞろえはそれほど良くありませんでした。

 

現地ツアーがオススメ

アブシンベル空港行きの飛行機は本数が少ないので、アスワン発着の現地ツアーの利用が便利。

だいたいアブシンベル神殿までの往復と、昼食がセットとなっていることが多いです。

  》》アブシンベル神殿を訪れるエジプト各都市発着ツアー

 


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世界遺産への登録

1979年に『アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群』の構成資産として世界遺産(文化遺産)に登録されました。

なお、世界遺産ができるきっかけとなったのがアブシンベル神殿。

アスワンハイダム建築時にアブシンベル神殿が水没することが懸念されましたが、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の救済キャンペーンにより、60メートル上部に移築されました。

エジプト・アブシンベル神殿前のナセル湖

移築の方法は1,000個以上のブロック、10,000個以上のパーツに分割し、それを組み合わせるというもの。組み合わせを間違って余ってしまったパーツは無いのでしょうか・・・

ともあれ、この移築作業によって『人類共通の遺産』という理念が生まれ、以後の世界遺産という理念につながりました。

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観光のベストシーズン

冬(11~2月)あたりが比較的涼しいのでオススメです。

夏は日本やカイロと比べても暑く、40度を超える日も珍しくありません。

また、年間を通じて雨はほとんど降りません。

 

観光に必要な日数

アスワンへの往復に丸3日、日帰りでアブ・シンベル神殿に行くとして合計丸4日かかります。

ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低4泊6日必要です。

 

観光を計画

アブシンベル神殿を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。

》》航空券
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